- 締切済み
大切な次郎柿の病気
接木された次郎柿を植えて5年になります。2年ほどまえから実が付きはじめましたが この2年くらいは10個くらいの収穫で残念でしたが今年はたくさん実が付きバンザーイでした。 それが収穫が近ずくと「ハゼル」といいますか大きくなった実の真ん中が十の字にパックリ 割れた状態にほとんどの柿がそうなりました、そういえば葉も黒い斑点があります。消毒は 5月と8月にスミチオンを散布しました。割れた部分を取り除いて食べていますが「実の割れと 葉の黒斑点」への対処方法どうか教えていただけませんか。なんだか柿特有の甘さも足りない ような気がします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- cactus48
- ベストアンサー率43% (4480/10310)
柿の場合は自然現象と病害虫の被害に分かれます。病気を思っても病気では なく、自然現象の一つである事もあります。 昨年よりも多く結実したのに、柿には特に異常は見られず元気なのに、実が 大量に落ちてしまったと言う事例があります。 これにはカキノヘタムシによる害虫落果と、柿自体が自分の身を守ろうとし て柿自身が実を落としてしまう生理的落果の二つがあります。 今年は全国的に雨が多かったはずです。柿の実割れは雨が多い年に多く発生 しますから、これは病害虫の仕業ではなく自然現象の一つになります。 自然災害に関しては予防は出来ても、それに抵抗する事さえ出来ないので、 実割れは防ぎようがありません。 実の割れと葉に黒い点が出たのは、完全に無関係な事です。 可能性としては円星落葉病や各斑落葉病の可能性が高く、9月頃からが発生 時期を迎え、最初は小さな斑点が次第に大きくなり、他の元気な葉が紅葉し てから落葉するのに、これらの病気が発生した時は紅葉時期よりも早く落葉 します。 スミチオン乳剤は殺虫剤ですから、病気に対しては使用しても意味がありま せん。害虫には殺虫剤、病気には殺菌剤を使用するのが基本です。 ただ柿にはイラガの幼虫が発生するので、イラガには効果があったと思いま す。これらの病気に対しては、5~7月の間に1週間置きに2~3回の散布 をします。使用する物はマンネブダイセンM水和剤、トップジンM、ベンレ ート等の殺菌剤を病状が現れて居なくても予防のため散布します。 今は根元等に落葉が散乱しているはずですが、この落葉にも糸状菌病と言う 病原菌の中でも最も厄介な菌が落葉に付着しています。このまま菌は越冬し ますから、早々に集めて焼却するか、又は指定ゴミ袋に入れて密封し、指定 日に出して下さい。
お礼
ありがとうございます。参考になります、やはりなーにも世話もせずに おいしい柿が食べれると考えた我輩が間違っていた。これからは世話を しておいしい柿を食べたいと思います。
補足
早速のご指導ありがとうございます。薬剤など来年は試してみたいと思います。 一点教えてほしいのですがせっかく収穫した柿が市販品より甘みが足らないような気が します、実われや葉の斑点とは関係ないと思いますがやはり肥料不足でしようか、もしそうなら 肥料の品名、施月などご教授お願いします。