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柿の木の実が全部落ちてしまう
20年位の柿の木があります。ここ数年、青い実はなるのですが、そのまま腐って落ちてしまいます。葉も落ちてしまいました。 柿が、ちゃんと実をつけるようにするには、どうすればいいのでしょうか。これは、病気なのか、虫が木の中にいるのかもわかりません。実に袋をかぶせることは、してません。 消毒はしてなく、11月頃に選定は伸びた枝を切る程度です。 よい方法を教えてください。
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実を沢山付けた時には、柿の木が自分の身を守るために自ら実を落とし てしまう生理的落果があります。この場合は病気や害虫ではありません ので、人間の手で何とかしようとしても無駄になります。 実が落ちてヘタだけが残っているなら、カキノヘタムシの被害です。 青かろうが熟していようが、カキノヘタムシには関係ありません。柿の 実が付いている限りは、ドンドン発生します。 幼虫が発生するのは年2回で、6月上旬から下旬と7月下旬から8月上 旬にスミチオン乳剤を1000倍に薄めて、1週間置きに3回程度繰り 返します。現在被害を与えているのは、8月上旬頃に孵化した幼虫が被 害を与えているのだろうと思います。とりあえずスミチオン乳剤を1~ 3回ほど散布して見て下さい。 ブドウやビワとは違いますから、袋かけは行いませんし必要もありませ ん。 剪定は12月から2月の間の内、厳寒期である1月を除いた時期に行い ます。11月では葉は残っていませんか。基本的には葉が完全に落下し てから行うようにします。夏の整枝も必要で、開花が終わったら徒長枝 のような不要な枝や、込み合っている枝を切って整理をします。これに より枝と枝との間隔が広くなり、風通しも良くなるので病害虫の発生を ある程度は抑える事が出来ます。不要枝を切る事で風通しが良くなるだ けでなく、今まで不要枝が消費していた養分も実の方に使えるようにな ります。徒長枝には実はつきませんので、このような枝は夏の間に切っ てしまった方が良い成果が得られるようになります。 収穫後の御礼肥えは必要ですが、与え過ぎると根を傷めてしまいます。 根元から1m程度離れた位置に穴を掘り、一握り程度の肥料を施して下 さい。堆肥に少量の肥料を混ぜ、それを施されても構いません。1本に 付き2~3ヶ所に施して下さい。肥料は年に1度だけで、それ以外の月 は与えません。
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柿の実を落下させる「カキノヘタムシガ」と云う害虫が居ます 6月上旬と8月上旬の2回 トクチオン水和剤800倍液かパダン水和剤1500倍液を散布すると防げます 出典 家の光協会発行「家庭果物づくり」
お礼
消毒したほうが、いいようですね。 ありがとうございます。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。 くわしい説明、非常にわかりやすかったです。 しろうと判断で、適当に管理してました。 肥料も消毒もしてなかったです。袋もかぶせないからこうなったのだと思ってました。今度は、選定の時期も選んで行います。 ありがとうございます。