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アルマイトの炙り加工による変色の心配はあるか
- アルミに鉛を溶かして重くした曲げ物のパイプについて、均一化のためにパイプを炙ることを考えているが、アルマイトは炙っても変色しないのか心配している。
- アルマイト加工されたパイプ内に鉛を注ぎ入れることで重さを増やし、均一化させる方法を考えているが、炙ってもアルマイトは変色しないのか疑問がある。
- アルマイト加工されたパイプに鉛を溶かして均一化するために炙ることを考えているが、アルマイトの品質的に問題ないのか心配している。
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アルミニウムの融点は660.32℃(アルミ合金の場合はもう少し低温)であり、鉛の融点である、327.46℃よりは高温であるものの、金属としてはあまり高い方ではありません。 ガスバーナーの炎は千数百度にもなりますから、鉛がまだ詰まっていない部分を、うっかり炙り過ぎれば、融け落ちて穴が開いてしまう恐れがあると思います。 又、異種金属同士が接触した状態で水に濡れると、イオン化傾向の差により、電池と同様に電圧が生じて、電流が流れる様になり、電圧が低いので感電する恐れは無いものの、イオン化傾向の高い方の金属が急速に腐食する電蝕と言う現象が発生します。 鉛は身の回りて良く見かける金属の中では、銅に次いでイオン化傾向が低いのに対して、アルミニウムは実用金属の中では、2番目くらいにイオン化傾向が高く、アルミニウムよりもイオン化傾向が高い実用金属は、マグネシウム位のものです。 そのため、アルミと鉛を直接接触させたのでは、アルミが非常に腐食し易くなってしまいます。 何の目的でアルマイトのパイプに鉛を詰めたいのかは解りませんが、あまり御勧め出来る事ではないと思います。
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- tnk2011
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アルマイトを炙ったことはありますよ。 ガスコンロでアルマイトのやかんを炙った経験は、今、大人の方のほとんどがお持ちでしょう。 あえてやかんを空だきをする人はいないと思いますが、空だきすれば変形したり変色したり、また融けて大穴が開きます。 アルマイトの品質を劣化させないことは、用心深く、温度を上げすぎず行なえば可能かもしれませんが、 両端に鉛の詰まった閉じられた空間に有る「空気」の出口が無い?ことが問題だと考えます。 空気の部分が加熱されると、空気は膨張しょうとするが出口が無いために圧力が上昇します。 パイプに弱点があれば破裂も考えれれますし、溶けた鉛が噴出して顔面などに火傷のおそれもあります。 そもそも、何のための鉛なのか、今、世の中は鉛による環境汚染を恐れ「鉛フリー」を目指しているのに。 重くするのは砂でも良いでしょうし、銅の棒やパイプを加工しても良いでしょう。銅ならメッキも簡単ですし。
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ありがとうございます。バイクのハンドルを重くするためでした。振動防止です。 そうですよね、体には悪いですよね。 危険さも理解しました、本当にありがとうございました。
お礼
イオン化とか考えたこともありませんでした。よくものを知ってらっしゃいますね。びっくりです! そうですか、この作成した物は腐食しやすいのですね。。。