マンションを名前だけの会社名義にできますか？

質問

こんにちは。
現在離婚紛争中の男です。自分の将来の為にマンションを購入することを考えています。しかし名義を私自身のものにすると相手方が財産分割を要求する可能性があるため、実際には名前だけの会社名義にしたいと思います。勿論ローンを払うのは私ですが、こういったことは法的に問題があるでしょうか？
どなたかわかる方がおりましたらお教えください。宜しくお願い致します。

回答No.1

17891917 · ベストアンサー

「名前だけの会社名義に」することは，不動産の実質的な所有者を外部から分かりにくくしますから，不動産登記法1条が定める「不動産の表示及び不動産に関する権利を公示するための登記に関する制度について定めることにより、国民の権利の保全を図り、もって取引の安全と円滑に資すること」という同法の目的に沿わないし，即違法ではないですが，質問者様の財産隠しにもなります。
　刑事法的には，実態に反した登記を申請する行為自体について不動産登記法に特別の罰則は設けられておりませんが，実体の無い会社名義で登記させることは，登記官に虚偽の申し立てをして登記簿に不実の記載をさせたことになりかねず，刑法157条の公正証書原本不実記載罪にあたることもありえます。（まあ，司法当局がそこまで目くじら立てることは無いでしょうが。）

【刑法】
（公正証書原本不実記載等）
第157条　公務員に対し虚偽の申立てをして、登記簿、戸籍簿その他の権利若しくは義務に関する公正証書の原本に不実の記載をさせ、又は権利若しくは義務に関する公正証書の原本として用いられる電磁的記録に不実の記録をさせた者は、５年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。

お礼

ご丁寧な回答ありがとうございます。
既に登記済みの会社はありますが、今は休眠状態です。
事業を実際に開始し不動産登記をすれば問題はないのでしょうか？

回答No.5

-9L9-

休眠中の会社がマンションを購入できるわけがない。そもそもあなたがそこに住んで、会社が事業に使っていない（事業をしていない）なら、それが単なる名義にすぎないことは奥様にもすぐわかるでしょう。
また、会社名義のマンションにあなたが住むのであれば会社に家賃を支払うべきで、支払わなければ税務署から家賃相当額の給与認定課税を受けることになるでしょう。ローンをあなたが支払ったとしても、あなたは立て替えただけであくまで会社の負担で購入したものになりますから、家賃は支払う必要があります。ローンの支払金については、会社から後日返済してもらうべきもので、会社が返済できなければ貸倒れになるだけのことです。

お礼

ご回答ありがとうございます。
休眠中の会社ですが、個人事業ですぐにでも開始することはできます。勿論収益にはつながりませんが。
会社名義のマンションに住むことによって確かに家賃は発生しますが
家賃をローン返済に回せればと思っています。
しかし現実にはなかなか難しいですね。

回答No.4

17891917

「事業を実際に開始し不動産登記をすれば問題はないのでしょうか？」
→形式的には問題ないでしょう。
　ただ，実質的には，その不動産は質問者様のものではなくなるので，以後，質問者様の信用に用いることができにくくなります。質問者様個人の借り入れに会社の財産たるその不動産を担保提供したりすると，法的には会社法の特別背任罪にあたることもあります（※質問者様の一人株主なら実質的には違法でないのかもしれませんが）。

お礼

また回答いただきありがとうございます。
実際には私一人株主になります。また自分の信用に不動産を用いるつもりはありません。
しかしなかなか法的に難しいところがありそうですね。

回答No.3

datchi417

可能は可能でしょうが、そうするためにはローンも会社の名前でしないと銀行も抵当をつける関係上ダメでしょうね。
そして、実態がないので前年の会社の実績などないでしょうから、銀行も会社相手には貸付はしないでしょうし…

お礼

迅速なご回答ありがとうございます。
事業をはじめようと立ち上げた会社で私が社長となっていますが、今のところ休眠状態です。
その場合　私が無限責任を負うことで会社のローンを組むことはできないのでしょうか？

回答No.2

usami33

名前だけの会社ってことは、会社は登記されていないんですよね
そんなので、契約したら私文書偽造でしょ

それ以前に離婚で財産分与するのは当然のことなのですから、
こんなこと考えること自体違法ですよ。

お礼

ご回答ありがとうございます。
名前だけと言っても登記はされています。ただ今のところ休眠状態になっています。
離婚では私自身の遺産がかなり搾取され（何千万円）、相手はそれを隠している状態です。
今はただ自分を守るための手段を考えているところです。