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高級な輸入車の耐久性について

国産車に比べて、高級な輸入車の耐久性は高いようなイメージがあります。 例えば、高級な輸入車(ドイツ車)は消耗品を交換して定期的なメンテナンスをすれば、20年以上乗ることは出来るのですか? それとも、自動車というものは生産国やメーカーに関係なく20年くらいで廃車になるのですか? 宜しくお願いします。

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  • paddrink
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回答No.7

車の耐久性に及ぼす要素としては、 1部品の品質 2耐久性を考慮した設計 3生産台数と生産期間 4部品の供給 が考えられます。 1部品の品質 錆に強い鉄板、精度の高い工作精度、耐熱性、対紫外線、耐油性に優れた部品を使用することが重要です。 このうち、製鉄所の品質、ゴム製品の品質では、日本が世界で最も優れています。 また、部品メーカーは自動車メーカーの無理なコストダウンや、品質耐久性要求に従わざるおえません。 寿命を2倍にしろ!重さを半分にしろ! コストを下げろ!無茶な要求があります。 ヨーロッパでは備品メーカーの発言力が強く、日本ほど高い耐久性を実現できない傾向がありました。 したがって、10年前はヨーロッパの高級車より日本車の部品耐久性は圧倒的に優れていました。 しかし、日本部品メーカーの工場海外進出、円高による海外からの部品調達、パソコンの部品のように世界中から安い部品をかき集めて車を生産する現在、耐久性の差は少なくなりました。 2耐久性を考慮した設計 走行性能を重視するスポーツカーでは、耐久性よりも軽量化、エンジン出力を重視します。トラックなどは、積載量の2倍積んでも走ることが求められます、 最近の国産コンパクトカーでは室内空間を広く取るためにエンジンルームを狭くする傾向があります。 狭いエンジンルームでは温度が上昇し、ゴム部品の劣化が早くなります。また、エンジンにはゴムベルトが使用されますが、複雑な取り回しをすれば、無理な力がかかり寿命が短くなります。 根本的な設計ミスのある車は、耐久性に問題があります。 シャーシに関しては、高速安定性のある剛性の高いものよりも、柔軟なシャーシが耐久性が高くなります。40km以上のマラソンを硬い革靴を履いて走ると膝や腰を痛めますが、柔らかいスポンジの靴で走るとスポーツ障害が発生しないのと同じです。 3生産台数と生産期間 1960年ごろ世界で最も耐久性が高く、販売された車はVWの空冷ビートルです。 ヒットラーの国民者構想で戦前に設計されましたが、戦争の勃発で軍用車両に転用され、冬のモスクワ近辺から灼熱のサハラ砂漠で活躍しました。大量に生産され戦地から送られてくる不具合の対策に改善を施していきました。おかげで世界中どこへ行っても故障が発生しないシンプルな構造が完成しました。 その後のベストセラーはカローラですが、無理のない設計と不具合の改善で信頼性の高い車になりました。現在でも中央アジア等で中古車のカローラはハイラックスやハイエースとともに絶大な信頼を得ています。今のランエボは新エンジンになりましたが、数年前までの旧式のエンジンは非常に耐久性が高く、どんなにチューンしても壊れにくいエンジンでした。 生産台数が多く、生産期間の長いエンジンほど耐久性は高くなります。 4部品の供給 故障した部品の供給がストップすれば、修理不能ですが、 空冷のVWとかは、今でもVW以外のメーカーから部品が手に入ったりします。 上海でよく見かけるVWのタクシーなど、生産台数が多いのか、 生産者不明のブレーキパッドが500円程度で入手可能です。

yudaison
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その他の回答 (14)

  • Sasakik
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回答No.4

>自動車というものは生産国やメーカーに関係なく20年くらいで廃車になるのですか? 時折「クルマの寿命は?」なんて質問があるけど、答えは「ユーザーが寿命と判断したとき」と「個人の主観に左右される」に帰結しています。 以前言われていた「クルマの寿命は10年」は、平成7年以前の、「乗用車の車齢10年以上は1年車検」時代のこと。 最近は、エコカー補助金や車齢13年以上経過(ガソリン車の場合)の自動車税10%増など、クルマ本来の機能以外の部分、環境や経済的な理由で、乗り換えの頃合いと判断されただけのことです。 既回答にもありますとおり、クルマは生産国に関係なく、適切なメンテナンスを受けていれば20年でも30年でも機能します。 現に、車齢30年超級の国産車の愛好家も少なくありませんし(某漫画で人気が再燃した86レビン、S13シルビアはともに新しいものでも20年以上)、中にはチェコのタトラなどの戦後間もない極マイナー車であっても日本に現存する個体も存在します。 尤も、40年以上前のクルマだと、安全性(特に制動性能)の面で、現在の交通事情に合わない面もあるので、”実用車”としての適正に”?”が付きますが・・・ 「財産」と考えているワリには、ボンネットを開けたことがないユーザーも少なくない、クルマと白物家電の区別が付かないユーザーが大多数を占める日本市場と違い、クルマは「道具」の1つで、道具が壊れるのは当たり前で、ユーザー自身がメンテナンスを怠らない習慣のある欧米市場では部品供給体制も違います(純正パーツの供給も長く継続するし、純正パーツの入手が困難になってからでも適合パーツを製造・供給する体制が整っている)。 30年前のクルマでも主要部品の入手に問題の少ない欧米と違い、日本では20年程度を経過すると、殆どの部品が欠品してメンテナンスに支障を来すことから”頃合いを迎えた”ということで乗り換え・廃車にされることが目立つだけで、クルマとしての機能が終焉を迎えたワケではありません。

yudaison
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  • take37
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回答No.3

結婚前ベンツ(300E-24)に乗っていました。 車として、基本的な物はしっかりしていたのですが、とにかく細かい物がよく壊れました。 修理したら、細かい部品でも国産車にしたら高価で、消耗品も高かったです。 結婚後、妻に家計を圧迫するので、1年後売却しました。(させられました。) その後、国産車(レガシィー)にかえましたが、とにかく壊れません。 子供が増えましたので、レガシィーは1BOXカーに変えましたが、妻のスターレットは18年たった 今でもメンテをいれ今も快適です。 NO.1さんも述べていましたが、メンテを入れれば国産車でも十分20年乗れると思います。

yudaison
質問者

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  • 1582
  • ベストアンサー率10% (292/2662)
回答No.2

間違えましたすみません 関税はたしか廃止されてたとおもいます なので上のほうは無視してください

yudaison
質問者

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  • 1582
  • ベストアンサー率10% (292/2662)
回答No.1

高いの関税かかっているから 別に部品などにいいもの使っているわけじゃない そもそも消耗品を交換して定期的なメンテナンスするなら 国産の大衆車でも20年は乗れる ただそうしないのは費用がかかるのと 飽きて新しい装備の車に乗りたくなるから

yudaison
質問者

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