- 締切済み
tariff(関税)について
学校の授業でtariffを取り除くと互いの国に利益が生まれるぞ~、というようなことをFTAの説明の中で軽く教授が話しました。 ・・・当たり前のようなことなのですが、私にはよく納得できませんでした。 tariffを取り除くことで不利益になる場合も考えられるのではないでしょうか??? 例えば、tariffを取り除いたことによって、労働集約財を輸出している国では農業などに比重が移り、しかし、その労働の移動がうまくいかずに失業が発生してしまう。 また、資本集約財を輸出している国で、農作物を輸入し、農業が衰えていく、というような問題も起こりうるのでは・・・と思ったのですが・・??? これって、現実に起こってますよね??? 失業などが発生したらどういう対策がとられているのか疑問でたまりません。 結局FTAはいい政策なのでしょうか?(+_+) 誰か詳しい方、教えてください、お願いします!
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- yaanyaan
- ベストアンサー率66% (10/15)
FTAは単なる自由貿易の追求ということではなく、域内の加盟国の中で比較優位に基づく相互利益を追求、競争力を増し、域外に対して有利に対抗していこうとする、戦略的・政治的ものではないでしょうか。 現在各地で経済的な連合が出来ており、世界経済はブロック化の流れです。国内産業構造の転換に伴う移行コストの発生する可能性もありますが、乗り遅れて不利にならないよう如何に戦略的に振舞うかというところと思います
もちろん不利益になる場合もあります。 「FTAがいい政策かどうか」を判定する一般論が あるかどうかは知りませんが、FTAを導入するかどうかは、 その国の国民が判断することです。
お礼
回答ありがとうございます。 FTAを導入するかはその国民が判断する、 でも、そのために国民がどのようにFTAを評価できるかによりますよね。私のように、わけがわからないままではだめですね。 最近も中国とシンガポールのFTAについて新聞で取り上げられていましたし、日本がFTAを導入する日も決して遠くないのですから、もっとしっかり考えてみます! ありがとうございました!
お礼
そうですね。 一国と一国の互いの利益というよりも、NAFTAやEUのような大きな流れができているのもyaanyaanさんが言うような現われですよね? 周りの国々が全て協定をむすんでしまって、自国だけぽつんと取り残されてしまうより、何が自国にとって利益になって、何が不利益かを早期に検討して導入する・しないを考えることが今の世界の流れにそっているかもしれませんね・・・。 回答、ありがとうございました☆☆☆