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ラット肝臓に吸収されたアミノ酸量を測りたいのですが
あるアミノ酸をラットに注射し,そのアミノ酸の肝臓への吸収量を測りたいと思っています. 現段階では,以下の手順を考えています. (1) ラットにアミノ酸を静注 ↓一定時間の後 (2)ラットを解剖・肝臓摘出 (3)肝臓をホモジネート (4)(3)のサンプルを遠心分離 (5)(4)のサンプルの上清のアミノ酸濃度を測定 特に,(4)までは具体的なイメージがつかめるのですが,(5)で具体的にどのような機材・消耗品を準備し,どのような手順で進めていけばよいかがあまりピンときません(逆に(4)までの手順で間違いがございましたら,ご指摘頂けると幸いです). HPLC等の高額な機材を利用した方法であれば経験済なのですが,それ以外(今想定しているのが,分析キットでサンプルの前処理を行い,分光計で濃度分析)の方法をご存知の方がいらっしゃいましたら,教えて頂けるとありがたいです.
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- c80s3xxx
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回答No.1
肝臓だともともとアミノ酸も多いし,ホモジネートしてる間にも酵素分解で生成してきそうなもんですから,そのアミノ酸がよほど特殊なものでないとふつうの化学分析手法では難しい気がします. いずれにしても,特定のアミノ酸を比色等で定量するのは困難なので,HPLCは事実上必須でしょう. システインくらいじゃないですか,特異的に分析できそうなのは. 確実さから言えば,トリチウムラベリングとかですね.こういう代謝がらみの実験ではごく普通に使われていますが.
お礼
やはりそうですよね. 理想は確かにHPLCかと思っていたのですが,いずれにしてもホモジネートは避けられない手続きですよね?そう考えると,ラベリングが理想的な手段になってくるのかなということでしょうか. 先立つものとの関係から出来るだけコストがかからない良い方法がないかと模索しているところでご相談させて頂いたまでです. 的確なご指摘ありがとうございました.もし,他に良いテクニック等ございましたら,ご教授頂ければありがたいです.宜しくお願い致します.