こんにちは、腹式呼吸の仕方ですね。文章には限界がありますが簡潔に書かせて頂きます。
一般的にはおおまかに腹式呼吸と胸でする胸式呼吸、またそれらを同時に行うなどに分類出来ます。導入しやすいのは仰向けの状態で、息を吸う時に胸ではなくお腹が膨らむのが腹式呼吸です。仕方としては、まず自分がどのような呼吸をしているかを知る事から始め、慣れてきたら徐々に自分で呼吸を調整していくのが良いかと思われます。
仰向けになって片手を胸、もう片手をお腹の上に置き、普通に呼吸をする時に自分はどのような呼吸をしているか知りましょう。もし分かったなら、次は胸だけ、お腹だけ、両方一緒になどいろいろな呼吸を試してみてください。これを試せるという事は、それだけ自分自身で呼吸を意識下で調整出来るという事です。それに慣れたらお腹が膨らむようにすれば腹式呼吸はひとまず出来ます。
ここで述べさせて頂いたものは簡潔なものですので、実際には胸郭の状態や癖・年齢・基礎疾患により個人差があります。また、呼吸はほとんどが自律神経により無意識に調整されているものですので、上記の事が出来た=腹式呼吸が身についた、では無い事も留意しておきます。また良好な呼吸には頭骸骨から仙骨までの正常な動きが必要な事も追記しておきます。
呼吸法は古今東西、その目的(活性・鎮静など)によっても様々です。実に奥が深いです。日本でも白隠禅師の内観法など300年以上の歴史があります。参考にして頂ければ幸いです。
お礼
とても参考になりました。どうも有難うございました。