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電話のモジュラーの仕組み

スピーカーから音を出す場合、スピーカーまでの導線は二本必要ですよね。電話の場合、スピーカーとマイクで2X2で4本必要、そのうちの1本を兼用にするとしても、3本は必要と思うのですが、電話のモジュラージャックを見ると、線は二本しかありません。これはどうなってるのでしょうか?どうやってスピーカー信号の通り道とマイク信号の通り道を分けられるのですか?

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  • asciiz
  • ベストアンサー率70% (6803/9674)
回答No.2

電話線は、確かに2本です。 ここには、相手の音声と、自分の音声、両方の音声が合成された物が、乗ることになります。 こちらに、NTT電話機の回路図が乗っています。 http://www1.tcn-catv.ne.jp/yonetaro/telephone/telephone4/telephone4.html 真ん中あたりに「MIC」とあるのが話す方で、右側の「SPKR」がスピーカー、聞く方。 ここでポイントとなるのが、右上のコイル3つの部分です。 これらのコイルは、上部の点線が繋がっていますので、磁力を介してお互いに信号の影響を与えるようになっています。 そして、真ん中のコイルが反転しています。 自分が話すとき、真ん中コイル部分に電流が流れ、コイルの右側部分に、「反転させた波形の」磁界変化を生じます。 そしてそれはちょうど話した音声と逆の電流成分になり、右側コイル部分でぴったり打ち消してくれるのです! 左側回路部分からは、相手の通話音声が入ってきて、それはそのまま右側部分では増幅方向に働きます。 最近の電話機では、もっと高級な「エコーキャンセラ」回路が組み込まれているかもしれません。 結論として、 ・電話線には、両方の合成音声が流れている。 ・こちらが話した音声は、自分のスピーカー側には聞こえない。(あるいはかなり小さい) 以上により、電話機ではお互いに自分の声に邪魔されず、相手の音声を聞くことが出来るようになっています。

age1118
質問者

お礼

ありがとうございます。自分の声は逆波で打ち消して、相手の声は増幅させて、とやってるんですね。なんとなく分かります。うまく出来てるんですね。

その他の回答 (1)

  • nekonynan
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回答No.1

2線4線変換回路(ハイブりット回路)で変換しているから電話線は2本でいけるんですよ。 http://www.ekouhou.net/%EF%BC%92%E7%B7%9A%EF%BC%94%E7%B7%9A%E5%A4%89%E6%8F%9B%E5%9B%9E%E8%B7%AF/disp-A,2010-193185.html http://www.cepstrum.co.jp/hobby/phone2pc/phone2pc.html

age1118
質問者

お礼

ありがとうございます。うまく出来てるんですね。

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