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輸入車、ハイオク車について
輸入車多くがハイオクかディーゼル車なのですか? 以前、環境に配慮し燃え残りが少ないハイオクを使用していると聞きましたが、日本でレギュラーが普及しているのはなぜですか? またよく燃えるハイオク車の方がリッター当たりの走行距離が少ないのはなぜですか? 質問ばかりですが、ご存じの方は教えてください。
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レギュラーガソリンの方が安いから、日本国内では多く使われていると思います。 レギュラーガソリンのオクタン価は89以上。(JIS規格) イタリア・イギリスでは95。 ドイツもほとんどレギュラー95を想定した車両を想定しています。 海外ではレギュラーなのですが、日本のガソリン基準と異なるので、 日本国内ではハイオクを使うこととなります。 ハイオクとレギュラーでは、 ハイオクの方が燃えにくいんです。(誤った説明をされている方がいますが・・・) 圧縮が高いエンジンだとレギュラーでは自然発火してしまいますが、 ハイオクの燃えにくさで自然発火せずに高圧縮に耐えられます。 また、火炎伝播が遅いことにより、 上死点(ピストンが一番上)から下死点(ピストンが一番下)まで効率よく燃焼します。 (レギュラーでは一気に燃えてしまう、圧縮中に燃えてしまう) レギュラー仕様車両とハイオク仕様車両は元々エンジンの特性が異なります。 レギュラー仕様車にハイオクを入れても使用量は増えることはない。 上手くすれば使用量が減る場合もありえますが、 燃費としては、レギュラー価格とハイオク価格の差を埋めるほど使用量が減るわけではない。 ハイオク仕様車にレギュラーを入れると、 (コンピュータにより点火時期の調整をしてくれますが、) 出力が低下しガソリンの使用量は増える。 燃費としては、レギュラーとハイオクの価格差を入れても、 レギュラーの方が燃費は悪くなります。 ハイオク仕様車にはハイオクを入れてあげることがベスト。 外国車は元々日本のハイオクに近いレギュラーガソリンを使っているので、 日本においてはハイオクを入れてあげる方がのぞましいです。 ハイオク車の方が高出力・高回転の車が多いので、 レギュラーより燃料を消費してしまうはずです。
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- chiha2525
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ガソリンのオクタン価で、燃えにくい燃えやすいという表現は誤解があります。 燃えやすさ、燃えたときのエネルギー量は変わりません。 No.4 arukie さんの書かれている通り、オクタン価の違いは、自然発火のしやすさです。オクタン価の低いガソリンの方が自然発火しやすく、圧縮過程で自然発火が発生するとノッキングという現象が起こります。ハイオク価の高いガソリンはノッキングしにくいガソリンですが、点火後の燃えやすさは同じです。 ヨーロッパではレギュラーのオクタン価が95以上であるのが普通なので、欧州車を日本に持ってきた場合、ハイオク指定となります。日本のレギュラーは89以上です、これはおそらく米国のレギュラー値に従ったものでしょう。米国では、本国レギュラー、欧州レギュラー、ハイオク、に相当する3つのオクタン価のガソリンが売られているようです。 ハイオクガソリンを入れると燃費が良い、爆発力が強い、というのは嘘です。上記のように爆発力などは同じなので、燃費がよくなったり加速が良くなったりはしません。清浄作用があるなどというのも嘘です。ただしハイオクガソリンを前提に作られているエンジンに低オクタン価のガソリンを使用するとノッキングが起こり、それを感知してノッキングが起こらないように制御して結果エンジンの効率などが悪くなることはあります。 オクタン価の測り方にも複数(2つ?)あり、どのような方法の測定値なのかを書いてあることもあるようです。 また昔の有鉛ガソリンも、手軽にオクタン価をあげる方法だったと記憶しています。
- chie65536(@chie65535)
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日本と海外では、ハイオクとレギュラーの基準値が異なります。 多くの外車は「レギュラー仕様」になっていますが、海外のレギュラーガソリンは「オクタン価92以上」で、日本のレギュラーガソリン(オクタン価89以上)では、オクタン価が足りません。 なので「レギュラー仕様の外車」には「オクタン価92以上のガソリン」である「日本でハイオクに分類されるガソリン」を入れる必要があります。 >日本でレギュラーが普及しているのはなぜですか? 日本のエンジンが優秀だからです。日本のエンジンは、オクタン価が低い燃えにくいガソリンでも、きちんと爆発燃焼が起きるように作られています。 また、レギュラー仕様の外車を海外で乗るなら「海外で言うところのレギュラーガソリン」を入れれば良く、ハイオクを入れる必要はありません。 そ~ゆ~訳で、海外でも日本でも「レギュラーの方が普及している」のは変わりません。 >またよく燃えるハイオク車の方がリッター当たりの走行距離が少ないのはなぜですか? 「よく燃える」ってのは「発火しやすい」って事です。 もし、ハイオクガソリンをレギュラー仕様の車に入れると「発火しやすい為に、最も力が出るタイミングよりも早いタイミングで発火してしまう」ので、燃焼効率が落ちてしまいます。 発火が早すぎると、ピストンが戻って来ている最中のピストンを爆発力で押し戻す事になり、エンジンの回転を止める方向に力が働いてしまうからです。 燃焼効率が落ちるって事は、同じ量を燃やしても、出て来るパワーが小さくなるのですから、燃費が悪くなります。 逆に、レギュラーガソリンをハイオク仕様の車に入れると「発火しにくい為に、発火しなきゃいけないタイミングで発火せず、ノッキングが発生」してしまいます。 しかし、日本の自動車は優秀で、ノッキングが起きそうになるとノッキング防止機能が働いて、早めに点火するようになっています。 この場合も「発火が早すぎて、最も力が出るタイミングで発火してくれない」ので、燃焼効率が落ちてしまいます。 発火が早すぎると、ピストンが戻って来ている最中のピストンを爆発力で押し戻す事になり、エンジンの回転を止める方向に力が働いてしまうからです。 燃焼効率が落ちるって事は、同じ量を燃やしても、出て来るパワーが小さくなるのですから、燃費が悪くなります。 ある実験で「ハイオク車にレギュラーガソリンを入れたら設計通りの燃費が出なくて、同じ距離を走ったら、レギュラーの方がガソリン代が高くなった」と言う結果が出たそうです。 このように「レギュラー仕様車にはレギュラーを、ハイオク仕様車にはハイオクを入れるのが、最も燃費がよい」と言う事になります。 このように「ガソリンは、発火タイミングが命」なので「ベストなタイミングで発火してもらう為には、仕様に合わせたガソリンを入れるのが肝心」なのです。
>輸入車多くがハイオクかディーゼル車なのですか? 日本ではあまりディーゼルは輸入されて居ませんが本国ではディーゼルも多いですね。 >以前、環境に配慮し燃え残りが少ないハイオクを使用していると聞きましたが、日本でレギュラーが普及しているのはなぜですか? それは違いますね。 レギュラーガソリンに添加債を入れたのがハイオクガソリンです。 にほんで普及して居るのは、ディーゼルは車自体が高いので、ガソリン車の普及が進んだことで、ハイオクより安いからという事でしょう。 >またよく燃えるハイオク車の方がリッター当たりの走行距離が少ないのはなぜですか? ハイオクの方が燃えにくいですよ。エネルギーは出ますけどね。 リッターあたりの走行距離が違うのは、その車のパフォーマンスの考え方です。 ヨーロッパなら、燃費を重視する人はガソリン車ではなく、ディーゼル車を買います。 燃費よりも走りを重視する人は、ディーゼルよりハイオク指定の車を買います。 ですので、レギュラーは中途半端な位置になってしまいます。 現実的にヨーロッパの場合、日本の様にレギュラーとハイオクと言う区分ではありません。 そのままオクタン価を表示して販売して居ます。 ですので、そのオクタン価が基本になります。 ヨーロッパの車などのスペックシートを見られた事があれば判ると思いますが、オクタン価別に最大出力や燃費などが書かれている物もあります。
- yucco_chan
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4輪車ではなく2輪車(バイク)での経験です。 逆輸入車を購入しましたが、取扱説明書にはレギュラーガソリン(オクタン価92以上)を 使用すること、と書かれていました。 しかし、日本のレギュラーガソリンは、オクタン価89。ハイオクは96なので、 ハイオクを使用することになります。(半分づつで混ぜても良いけど。。) 日本のレギュラーガソリンのオクタン価が外国よりも低いので、輸入車の多くが ハイオクが必要になってしまうのではないかと想像してます。
お礼
詳しい御解説ありがとうございます。 『オクタン価が高い=燃えやすく、爆発力が高い』と認識しておりました。 なるほどエンジンでの高圧縮に耐えさせるために自然発火しにくい物を使用しているのですね。 しかも、エネルギー量はレギュラーもハイオクもおなじですか。 いい勉強になりました。