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単語帳掲載の英文について質問
He was about to commit suicide by swallowing poison when he thought better of it (毒物を飲んで自殺しようとした直前に彼は思いとどまった) 質問:何故上記のような訳ができるのかわかりません。なぜならば、僕の直訳では「毒物を飲んで自殺しようとした/彼は服毒自殺を思いとどまった時」だからです。 何故上記のような訳ができるんですか? 質問2:『直前』という訳に違和感を感じました。何故このような訳ができるのでしょうか?
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whenというのは使い方がいくつかあるんですね。 上記の場合は、難しく言うと関係副詞whenの 【非制限用法】といいます。 接続詞whenなら、when・・・で、・・・した時と訳しますが、 関係副詞whenの上記の英文の場合は、頭から流すように日本語にすれば良いのです。 『そしてその時、それから、ちょうどその時』というふうに訳せば良いです。 だから、直訳すると 「彼は毒を飲んで自殺しようとした。ちょうどその時彼はそれを思いとどまった。」です。 で、その光景を思い浮かべますと、当然自殺する前に思いとどまらないと死んでしまいますよね。 だから、 「毒物を飲んで自殺しようとした直前に彼は思いとどまった。」となるわけです。 ▲be about to~ ~しようとした という形がこのパターンのwhenといっしょによく使われるというのも覚えておきましょう。
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>質問:何故上記のような訳ができるのかわかりません。なぜならば、僕の直訳では「毒物を飲んで自殺しようとした/彼は服毒自殺を思いとどまった時」だからです。 何故上記のような訳ができるんですか? 「毒物を飲んで自殺しようとした/彼は服毒自殺を思いとどまった時」を、誰か他人にそのまま話してみてください。まず間違いなく「え? 何を言いたいの?」と問い返されます。 >何故上記のような訳ができるんですか? とはいえ、質問者様のお示しの訳文は第一ステップとしては悪くありません。私も英文と見比べるなら、まずそう和訳するのも悪くない手です。 (1)彼は毒物を飲んで自殺しようとした。 (2)彼は服毒自殺を思いとどまった。 この二つがあったわけですが、順序としては(1)→(2)ですね。 しかし上述したように、そのままでは元の英文を知らない人には伝わりにくい。そこで意訳です。これは2番目のご質問と合わせて回答します。 >質問2:『直前』という訳に違和感を感じました。何故このような訳ができるのでしょうか? be about to (do)は、「まさにしようと(する)」という意味です。ですから英文は、上記の(1)→(2)が時間的に非常に近いことを表しています。 以上を踏まえて意訳するわけですが、ここには翻訳する人の主観が入らざるを得ません。逆に言えば、翻訳に主観を持ち込むのが意訳だともいえます。 翻訳した人は、「毒を飲もうと口まで持って行った、危機一髪! しかし思いとどまった」というイメージなのでしょう。だから「直前」。 別の人が訳したとしたら、「彼はテーブルに置いた毒の小瓶を眺めたけど、服毒自殺は止めた」とイメージするかもしれません。その場合は、別の意訳になるでしょう。 添えられている訳文は一例でしかないのが普通です。短い英文から読み取るイメージはさまざまですから。仮に同じ状況を言い表すとしても、日本語表現として、いろいろ選べますよね。 だから、訳文はあくまでも一例、サンプルです。訳文が不適切と思えば、質問者様が適切と思う訳文に書き換えてしまえばいいのです。
お礼
丁重なご回答誠にありがとうございます! >be about to (do)は、「まさにしようと(する)」という意味です。ですから英文は、上記の(1)→(2)が時間的に非常に近いことを表しています。 以上を踏まえて意訳するわけですが、ここには翻訳する人の主観が入らざるを得ません。逆に言えば、翻訳に主観を持ち込むのが意訳だともいえます。 なるほど!時間的に近いから直前といっていいわけですね。
補足です。 「ちょうど自殺しようとしていた時に彼はそれを思いとどまった」という訳でもOKです。 ちょうど~時・・・した という訳し方も覚えておきましょう。 whenの訳し方は文脈と慣れでわかってきます。
お礼
丁寧なご回答誠にありがとうございます! 凄く参考になります! >当然自殺する前に思いとどまらないと死んでしまいますよね。 たしかに! だから直前なんですよね