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ヨウ素液の色、ヨウ素の溶解について
ヨウ素液について I2 + I- ⇔ I3- の反応でヨウ素がヨウ化カリウムに溶けると、ネットのどこかで見かけたのですが、 (1)色の由来はI2のみなのでしょうか? (2)I2は常温で固体だと思いますが、ヨウ化カリウム溶液中で固体として存在しているのでしょうか? もし固体であれば、遠心機などにかけたり、長時間放置すると 沈殿物を生じるのでしょうか? また、I2として溶けている量は、水に対して溶けうる量と同じなのでしょうか? 回答よろしくお願いします。
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>(1)色の由来はI2のみなのでしょうか? 面白い疑問ですが、文献を調べないと分かりません。I3^-にも色があったはずです。 >I2は常温で固体だと思いますが いいえ、かなりの蒸気圧があります。冷暗所に保存しても蓋に結晶が析出します。 >ヨウ化カリウム溶液中で固体として存在している いいえ、溶けている分は全てI.3^-です。ということは最初の質問の答えはI3^-の色だというのが正解という事ですね。 >I2として溶けている量は、水に対して溶けうる量と同じなのでしょうか? I^-溶液にI2が飽和するまでたくさん溶かすことは稀なので私は知りません。 Gmelins Handbuch fur Anorganische Chemieに載って居ると思います。(なお表題から分かる通りドイツ語です) 国立大学の化学の図書館にありますので見て下さい。
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>以上の2つの溶液の色の由来は、(2)はI3^-が中心であるのに対して、(1)はI2の色も加わるということなのでしょうか? はい、少なくともそう考える方が合理的だと思います。 ヨウ素が水に全く溶けないならI3^-の色だけ考えれば良いでしょうが、少量とはいえ溶けるのですから。
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回答ありがとうございます。 やはりそう考えるのが妥当ですよね。 素早い回答ありがとうございました。 ネットで調べてもよくわからなかったので助かりました。 また何かの機会にはよろしくお願いします。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 ヨウ素は昇華する物質でしたね。中学校で習ったのにお恥ずかしい。 ところで回答の中で >ヨウ化カリウム溶液中で固体として存在している いいえ、溶けている分は全てI.3^-です。 とありましたが、 ということは、たとえば (1)ヨウ化カリウム溶液に硫酸を加え、I2を遊離した溶液 (これは沈殿する?) (2)ヨウ素液 以上の2つの溶液の色の由来は、(2)はI3^-が中心であるのに対して、(1)はI2の色も加わるということなのでしょうか? 質問の範囲が広がってしまい、申しわけありませんが、 もしよろしければ、回答よろしくお願いします。