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「人材バンク」の活用状況についての実際の評価は?
- 学校と地域の連携を目指す人材バンクの活用状況について、実際の評価はどうなのか気になるところです。
- ネットでの情報は公式文章が多く、実際の効果や活用状況が分かりづらいため、学校の先生や地域の人、生徒の視点からの評価を知りたいと思います。
- 人材バンクを実際に利用している人たちの意見や評価を参考にすることで、より具体的な活用状況が分かるかもしれません。
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元校長です。 教育委員会から人材バンクの名簿を受け取りました。委員会としては使ってほしいようです。 しかし、私の勤務した二校の中学校では実際にはほとんど使っていません。そもそも使う時間がありません。人材バンクを使うひまがあれば各教科の授業時間を少しでも稼いでおきたいというのが実情です。 ただでも法定の年間授業時間数を超すのがぎりぎりなのに、悠長に人材バンクを使っているひまはありませんでした。 特に中学3年生は全体の授業時間数がほぼ法定ぎりぎりなのです。台風で休校になれば、これでマイナス6時間、風邪で学級閉鎖になれば三日でマイナス18時間となります。もう本当にあっぷあっぷの年間授業時間数です。 一時は人材バンクを使うのがはやりましたが、今は授業をしっかりすることが流れです。 私が中学校校長職8年で人材バンクを使ったのは、お琴の先生だけです。 これは音楽の時間数にカウントすることができたので使ったまでです。
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- mijinco
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教員の知人から何度か聞かされた話しですが、「人材バンク」なるものがあると、教育委員会はそれを活用しているという状況にしたい(きっとその圧力があるのでしょう)、それを受けて校長が活用する方法を考えてほしいと教員に言うそうです。 実際、役に立つこともあるようですが、「人材」への対応やお膳立てに、教員は余計な仕事がまた増えていると感じていると言っていました。 同じように、地域や市町村の行事や何かの募集も、ニュースになると、「小中学生が参加して楽しく盛大に」となるが、学校の現場では○名は参加させてほしいという要望が来て、教員が生徒に参加を促して決めているようです。 教員にしてみると、学校との連携も大切だけど、学校のことはいいから地域のことや家庭のことは、学校に頼らないことがまずお願いしたいこと。 とのことでした。 あまり参考になりませんが。
お礼
学校に頼り過ぎないでくれ」というのは、 意識を変えろ、という話なので、非常に難しいでしょうね。 上層部で決まったことだからと、 現場に「ノルマ」がふってくるような感覚、のところが少なくはない、ということでしょうか…。 会社の失敗プロジェクトの匂いがしますね・・・。 ご回答、どうもありがとうございました!
お礼
「年間時間数」という話は、聞いたことがある、程度の認識でした。 しかし実際に学校で働く先生方にとっては、大いに関係のある、 ましてその中心で組織を動かす校長先生にとっては、絶対にクリアしなければならない条件なのですね。 人材バンクという話を聞いたとき、 とてもおもしろそうじゃないか、と思ったのですが、 やはり公立学校という制約の多い巨大組織では、活用しようにも簡単にはいかないのでしょうかね…・。 ご回答、どうもありがとうございました!