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アイシテル~海容~の続編「アイシテル-絆-」のストーリーとは?
- 「アイシテル~海容~」の続編「アイシテル-絆-」のストーリーを見ました。
- 最終回で弟の直人が生まれたことは覚えているが、智也が自分の起こした罪の重さを改めて実感するきっかけは何だったのか疑問に思っている。
- また、直人が智也に「父親になる」と言った場合、智也が子供と会うことはダメなのか知りたい。
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私もとびとびに見ていたので記憶はおぼろげですが…。 まず、事件を起こしてしまい智也は施設に入りますね。その間両親は母の実家に身を寄せ、仕事や自宅を追われ、祖母も自宅の塾を閉鎖せざるを得ず肩身の狭い想いをしながらも智也を待っていた。いざ帰って来た智也はそんな家族の姿を見て、辛い想いをさせている苦しさ、申し訳なさを感じつつもこの時はまだ被害者の事を「あの子」と表現するなど、事件に真正面から向き合っていないようでした。自分はここから出た方がいい、いなくなった方がいいなど智也なりに考えるのですが、カウンセラーや母の真摯な導きで家族に少しずつ心を開いていきます。そして卑屈になり過ぎず精一杯生きること、しかし被害者の事を忘れない事を話します。 そんな中で母が次男を妊娠、出産します。痛みを耐えて産んだ母、小さいながらも智也の指をぎゅっと握る弟に触れて命の尊さを実感し「清貴くんに悪い事をした」と罪を正面から向き合い心からの懺悔となったのです。 苗字を変えた事は連ドラにあったか忘れましたが、まぁ犯罪者を出してしまった家族が全員揃って母の旧姓にする(離婚→再婚して母の旧姓で届け出)ということはありがちな事なので…。 また父親が亡くなった事は、ドラマの筋なのか、俳優がデモ活動に参加してるから出さないように、でも父親がいきなりいなくなるのは不自然なので病死にしたのかどちらなのかな~と謎です。 終盤で怒りに満ち満ちた直人が智也のアパートに行き、写真を見たり智也の気持ちを聞いたりそれまで触れ合った『家族』をいう言葉への想いなどから智也を許す気持ちになり、子どもができた事を報告したわけですが、これは直人の心のわだかまりが溶けたと言う事であって、それと智也の心の闇とはまた別だと思います。 智也はまだ贖罪がすんでいない、笑う事も泣く事も自分は許されてないと考えているくらいですから、どの面下げて「おじさんだよー」と会いに行けるのか。まだ無理なんだと思います。 多分、会いに来れば直人も奥さんも母もあたたかく受け入れるでしょうが、それを禁じているのは智也自身の心。時間をかけて、また色んな人との関わりの中できっかけを見出だし、自分自身を許していかなければ何も始まらないのだと思います。 智也の部屋、寒々しかったですね。人が住んでいるとは思えないような物がほとんどない生活。いかに自分を厳しく律しているかということでしょう。
お礼
詳しくありがとうございました。 確かに智也の部屋は何もなかったですね。 いくら自分を厳しく律してるとは言え、何も無さ過ぎ・・・とも思いましたが。 でも、最後にカバン一つ持ってどこかに行っていましたよね。 あのシーンを見た時には部屋を出て行くことが決まっていてそれで何も無かったのかなぁとも思いました。