あくまでもお母様のご実家の事ですので、貴方が後を引き継ぐのでなければそのままにするしかないでしょうね。
またしょっちゅうお世話できないのであればお母様に任せるしかありません。
基本的な所では、10年放っているので、新たに祀るにしても廃棄するにしても御祓いをする必要があるでしょうね。
御祓いをしてから修理するなり廃棄します。
御祓いをしておけば廃棄する場合は崩してゴミにしてもいいですし、まとめて庭の片隅に放置します。
社のままでは空き家と一緒で何が入り込むか判りませんから、建物の形をなくします。
自然に朽ちるまで放置するのが仏具や神具などの一般的な処理法です。
でも現代ではそうも行かないので、ゴミとして廃棄します。
キチンと祀るのであれば、御祓い修理後に新たに御霊を勧請します。
普通は氏神様か崇敬神ですが、宇迦之御魂神も多いですね。
氏神様を祀るのであれば、氏神社に言って詳細を伺いましょう。
本来ですと例祭日を決め、氏神様から神主さんを呼んで、年に一度祭事をしていただくのです。
でも、近年では家の中の神棚同様に自分でやっている人もいるそうですので、あまり難しく考えないで下さい。
(家中の神棚でも年に一度神主さんを呼んで祭事をしてもらう人も居ます)
どうしても気になるけど、遠くて何もできないし、お母様も何もしようとしない。でも気になって仕方が無い。
そういう時は今の家の中に神棚を祀る事がベターです。
この場合はご実家の氏神様を祀るのが良いでしょう。但し、毎年一回はご実家の氏神様を訪れてご神札を頂くことになります。
それが難しいなら、同じ祭神の神社が近くにあれば、そこのご神札、どれも無理ならお住いの氏神様を祀り、ご実家の加護をお願いするしかありません。
また、家に神棚を祭る事が出来なければ、実家と同じ祭神の神社、或いはご自分の氏神様に定期的に参拝し、ご加護をお願いするのがいいでしょう。
ちなみに参拝のときは無事に参拝できた事、籠を頂いているという事を意識して、感謝申し上げる事を忘れずに。
近年御利益信仰で、感謝せず、願いだけ言って終わりという人が増えているので、お節介ではありますが念のため書きました。
お礼
丁寧なお返事ありがとうございました。 私もどちらにしたってお祓いするべきだと思っています。 氏神様をとりまとめていた家があって、大きなお社もあったんですが跡取りがいなくて今ではほったらかされています。 そういうこともあって、実家の氏神様はなおのこと行き場を無くしてしまいました。 とりあえず、近くの神社へ聞いてみます。 実家には神棚もあるのでその辺もどうなっているのか聞いてみます。 ありがとうございました。