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放射性物質の性質について
放射性物質X,Yがあったとします。(仮定元素です) Xは半減期1秒、Yは半減期2秒とします。 崩壊線種、崩壊エネルギー共に双方同じ、崩壊後は安定元素になるとします。 自分の解釈では、この2種の元素は、危険度はXの方が2倍大きいと理解しています。(外部被曝を基準に考えて) この解釈は、正しいでしょうか? ここでは、あえて、その理由を示しませんが、それを卑怯と思う方は回答を示さないで、その旨を回答ください。 補足に私の解釈を示します。
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回答番号ANo.3です。 >巷では「半減期が長いから危険」という論調を良く見ていたので、疑問に感じていました。 例えば、仮に半減期が1時間の放射性物質があるとしますと、 2^(-24) = 1/16777216 ですから、この放射性物質は、1日後には16777216分の1にまで減少している事になりますから、原子炉が停止してから、放射性物質が漏洩するまでの間に、原子炉内部で大部分が消滅している事になります。 つまり、半減期が極端に短いものに関してはあまり危険ではありませんし、逆に半減期が極端に長いものに関しては、単位時間あたりに放出する放射線の強度が低くなりますから、こちらも危険性は大きなものではなくなります。 従って、中間位の長さの半減期を持つ放射性物質が、最も厄介だという事になります。
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- negigi
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「比放射能」ってヤツですね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD ただまあ、人体に対する影響は、放出する線種の違いや、被ばくの種類(外部か内部かなど)、分子量の違いなんかも関わってくるんで、単純に短いのが危険、長いのが安全ってわけでもないんですけどね。
お礼
> 人体に対する影響は、放出する線種の違いや、被ばくの種類(外部か内部かなど)、分子量の違いなんかも関わってくるんで、単純に短いのが危険、長いのが安全ってわけでもないんですけどね。 実際問題となると、1回の崩壊エネルギーの違いなども加わりますね。 さらに、娘核種が放射性物質だったり・・・。 単純には行かないのはわかります。 しかし、巷では「半減期の長いセシウム137が危険」という話ばかりで、付随する危険性が無視されているのが気になりました。 ありがとうございました。
- kagakusuki
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>この解釈は、正しいでしょうか? あえて解説すべき事も特になく、全くその通りだと思います。 【参考URL】 ベクレル - Wikipedia > 3 ベクレルと原子核の個数 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%AB#.E3.83.99.E3.82.AF.E3.83.AC.E3.83.AB.E3.81.A8.E5.8E.9F.E5.AD.90.E6.A0.B8.E3.81.AE.E5.80.8B.E6.95.B0
お礼
私の解釈で正しいということを確認できました。 ありがとうございます。 実は、Wikipediaなどでは、読んでいたのですが、巷では「半減期が長いから危険」という論調を良く見ていたので、疑問に感じていました。
- fxq11011
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設定が非常に曖昧。 放射性物質にもいろいろあり、放射線以外の危険(例 毒性)もあります。 普通に考えて、半減期が半分の理由は崩壊速度が倍、従って放出される放射線も倍(より危険?)。 ちょとまて >崩壊エネルギー共に双方同じ 単位時間当たりに放出するエネルギーが同じということか? なら、崩壊速度は同じはず・・・・・・。 自分に都合の良い条件のみの設定(したつもり)ではないか?。
お礼
> 普通に考えて、半減期が半分の理由は崩壊速度が倍、従って放出される放射線も倍(より危険?)。 「ちょとまて」と言われて待つのは構わないのですが。 この回答が得られるのであれば、私の解釈(質問の4番目の文章)は正しいと言えますね。
補足
> >崩壊エネルギー共に双方同じ > 単位時間当たりに放出するエネルギーが同じということか? > なら、崩壊速度は同じはず・・・・・・。 私は特に原子物理学に詳しい訳ではないので・・・。 ここでの設定は、1回の原子崩壊で放出するエネルギーが等しいということ。 時間は関係ありません。 もし、崩壊エネルギーと時間に関係があるなら、その点に関して、再度、回答ください。(ex.「崩壊エネルギーと半減期は反比例する」「崩壊エネルギーはネイピア数の半減期乗となる」など) > 自分に都合の良い条件のみの設定(したつもり)ではないか? 当然です。 知りたい所だけ値を変え(今は半減期と危険性の問題)、他の条件を同一とするのは分析の基本だと思うのですが、いかがでしょう? よって、 > 放射性物質にもいろいろあり、放射線以外の危険(例 毒性)もあります。 放射線の危険性だけを考えたいので、他の条件は全て排除したいのです。 さらに、問題を単純化するために、娘核種以降の原子崩壊も排除して考えて欲しいです。 (∵問題を複雑化するのは簡単なので)
- alwen25
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同じ量だけならXはa秒後に Yの2^(-a)倍になるので 遮蔽が完全ならXのほうが処理しやすいはずです。 半減期が長い核種が安全ならば 化学的毒性は別にして プルトニウムは安全だと思いますか。
お礼
> 半減期が長い核種が安全ならば > 化学的毒性は別にして > プルトニウムは安全だと思いますか。 まさに、この点を確認したかったのです。 私は、プルトニウムは安全だと思って(解釈して)います。 その根拠(論拠)は、『放射線は、原子崩壊したときに発せられる』と言う点です。 放射線が、『原子崩壊するまでの間、絶え間なく発せられている』のであれば、半減期が長い方が放射線の放射量が増すのは解ります。 鉄や金銀銅、酸素、水素、・・・など鉛以下の原子量のものは原子崩壊を起こさない(と習ったような気がします)ので、これらを半減期∞とするならば、放射線に関してはとても安全な物質です。 よって、半減期の長い(何億年単位でしたよね?)プルトニウムは、放射線に関しては安全な核種と言えるのではないでしょうか?(もちろん、直後に崩壊するヤツもいるのは理解しています。) 私の例で言えば、放射性物質XとYが256個ずつ目の前に有ったとき、8秒間にXは8回、Yは4回、原子崩壊をおこします。 この時に出す放射線は、XがYの2倍です。 さらに8秒経てば結果は同じになりますが、原子の数が無限(と言えるくらい大量)であったとすると、放射線の放射量はXの方が高いのではないでしょうか? なお、 科学的毒性を今回の質問の危険性から排除していただき、ありがとうございました。 また、追加の回答をお待ちしています。
補足
半減期が短いことで、安全に処理する時間があるのには気が付きませんでした。 後出しジャンケンで申し訳ないのですが、これは無しにしてください。 もしくは、処理するという手段がないと考えてください。
お礼
半減期が短いものは、原子炉から出る前に消失してしまうからO.K.→ 納得です。 今回の質問は、半減期と放射線量だけの考察でしたが、実際には他の要素がいろいろと加味されるのでしょうね。 ありがとうございました。