給与支給額が減った。しかし社会保険料(健康保険・厚生年金)が前月と同額なのは何故か
みなさん、いつもご丁寧な回答をありがとうございます。
ある方の給与支給額の件です。
平成22年1月活動分(平成22年2月末支給)の給与が、前月分と比べて「非課税通勤手当額」項目が16,130円分減額となりました。(具体的には下記を参照してください)
会社からは「通勤手当が減額となると、社会保険料も減る」と説明を受けていました。しかし実際は、社会保険料(健康保険料および厚生年金)は前月と同額でした。
どういうことが根拠で、このような額になるのでしょうか。教えてください。お願いします。
<参考>
平成21年12月分(平成22年1月末支給)給与支給明細
■支給項目
基本給 214,400円
諸手当(計) 32,000円
非課税通勤手当 30,000円_a
------------------------------
合計 276,400円
■控除項目
健康保険 11,480円_b
厚生年金 21,986円_c
雇用保険 1,106円_d
所得税 3,500円
住民税 6,400円
傷害保険 300円
組合費 3,500円
------------------------------
合計 48,272円
■その他
社会保険合計 34,572円
課税対象額 211,828円(支給項目合計 - (a + b + c + d))
非課税合計 30,000円
■差引支給額
236,828円
平成22年1月分(平成22年2月末支給)給与支給明細
■支給項目
基本給 214,400円
諸手当(計) 32,000円
非課税通勤手当 13,870円_a ※今回減額となった項目
------------------------------
合計 260,270円
■控除項目
健康保険 11,480円_b ※a が減額となったのに何故前月と同額?
厚生年金 21,986円_c ※a が減額となったのに何故前月と同額?
雇用保険 1,041円_d ※これは減額(▲65円)となっている
所得税 3,500円
住民税 6,400円
傷害保険 300円
組合費 3,500円
------------------------------
合計 48,207円
■その他
社会保険合計 34,507円
課税対象額 211,893円(支給項目合計 - (a + b + c + d))
非課税合計 13,870円
■差引支給額
212,063円
以上です。