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日本の英語教育について
日本は6年間英語を勉強してもなかなか会話できないですよね。 ですが海外ではものになる国も多いようです。 もちろん生活における必要性などもあるのでしょうが、純粋に教育内容での問題点は何なのでしょうか? また、どのように改善すれば解決するのでしょうか? 個人でできること、地方行政または国でできることは違うと思いますが、どのレベルでの解決策でも構いませんので教えてください。
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私はその様なことを思っているのはいわゆる「英語ができない人」か極端にできる人のどちらかだと思っています まず後者から、 後者はいわゆる6年間の教育を経て受験英語をかなりのレベルにまでできるようになった人のこと(偏差値なら65~?) ネイティブには及ばない語彙・発音、学校で習った文法はあまり関係ない会話、何より一瞬で英語で主張をアウトプットする能力はやはりその為の勉強をしないと身につきません。 彼らの英語に関する悩みはできるからこその悩みなわけですね 彼らの悩みを解消するような学校教育はありませんし彼らはこういうわけで日本の英語教育に否定的なわけです。 それでは次に前者について これは文字通り英語ができない人のことです 英語の基本的な語彙、文法すらまともに覚えていないので同然と言えば当然ですが マーチぐらいの大学に合格する能力がある人でも英語を読むことしかできない(書くことはほとんどできない)という人が半数ぐらいを占めめると思います(これは自分の経験と知人達を見る限りですが) 出来ない人が何を言っても勉強不足なだけですし、できる人からしたらあくまで否定的なだけ、つまり授業の改革または補充が必要と言っているだけなので、英語を勉強しないでいいと言っているわけではまったくありません。 英語は今や世界共通語です。 誰か一人が必要ないと言っても他の大多数が必要と言えば必要なんです。 ちなみに私は英会話みたいな世間の言う実践的な授業は高校までの教育には必要が無いと思っています 大学生になるまでには文法だとか単語を覚え、大学生になってからやりたい人だけ英会話の勉強をすれば良いというのが結論です なぜならどうせやっても覚えない学生が多いから。 普段の英語の授業だけで文法をマスターできる人なんて一握り以下であることと同じことが英会話の授業に起こるでしょう(もちろんこれは学校や生徒にもよりますが)。 また、文法もまともに(なんとなく程度)知らない非受験生に英会話なんてまともにできるはずがない。 日本語は適当に単語をくっつけるだけの感覚的な言語ですが、英語は文法だらけの理論的な言語なので。 かくいうわけで私は現在の英語教育を支持します
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- tatsu01
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日本の英語教育のやり方も、極めれば、読み書きに関してはかなりいけると思います。 知り合いの牧師(早稲田大卒)が、アメリカの神学校にいたころ、ヘブル語はトップだったそうです。 アメリカ人にとっても未知の言語、今じゃ世界中で誰も話していないような言語です。 その人は、日本で英語を勉強したように勉強したそうです。 会話をするということは、コミュニケーションをとる、ということですよね。 昔から言われる事ですが、文法をきっちりやらされてきているので、 「間違った英語を話すと恥ずかしい/通じないのでは?」という気持ちが強すぎて 口から出てこないそうです。 聞く、話すは、場数を踏まないと上達しません。 流暢に話す人に上達のコツを聞いたら、「恥をたくさんかくこと」と言われました。 外国人が日本語を話しているとき、完璧を求めますか? これと同じで、多少文法や発音がおかしくても、それなりに通じるんです。 ちょっとしたミスが命取りになるようなタフな交渉の場であれば、 それこそ、スペシャリストに出てもらえばいいんです。 No1さんと同じで、今のままで、会話力をつけたい人のために、そういったコースを作って 強化できるようにすればいいと思います。
お礼
お礼が大変遅くなって申し訳ありません。 ご回答どうもありがとうございました。
- kotorimama
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こんにちは。 私は数カ国の人たちとメールのやりとりをしていますが 欧州やアジアやアフリカなど、英語圏以外の国の人も 英語を当然のように話します。 主な理由として、2つあります。 1・周囲が外国に囲まれているため外国人が周りに大勢いて、外国語に抵抗がない。 (小さい時から、自国語以外の言語に馴染んでいる) 2・英語教育は小学校入学時から始める。 中国では、政府が英語を重要科目と捉えているので、中学から本格的にカリキュラムに取り組まれている。 みんな自分の母国語(種族の言語)と英語と、2カ国語話すことを何とも思っていません。 私は、学校で8年も英語を勉強したなんて、恥ずかしくて言えません。 どうして話せないの?なんて、心底不思議がられます。 外国と比べるとよくわかりますが、日本の英語教育は、先生レベルも含めて最低です。 英語を話せない人に英語を教える資格はないと思います。 諸外国を見習って、教育システムを現実に合わせて変えていかない限り 現状は変わらないでしょう。 インターネット時代の今、英語習得はとても重要な課題になりました。 英語教育について豊富な知識を持った人が、トップに立ってほしいものです。
お礼
1は変えにくいでしょうし、2をやると学力格差が更に広がりそうですねえ・・・ 仮に2がなんとかなっても、英語を使う環境がなければ続きそうにないのが悲しい。 センター試験のリスニング比率を高くしたら需要が生まれるでしょうかね?
- SPS700
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#2です。補足です。 >>英会話を出来る人がほとんどいないのが、日本への観光客が少ない要因かな、などと思っています。 観光客が少ないのにはいくつか英語以外の大きな理由がありそうです。 1。地理的に遠い。ジェット機でも遠い。 2。物価が高い。日本人は海外に買い物に行くほどですから。 3。見るものが無い。みんな西洋かぶれ、新築ビルは西洋式、和服の人はいない。 4。危ない。津波、地震。原発の融解を何ヶ月も隠す体質。チェルノブイリは終わったが、福島は終わっていない。 >>一般人の会話能力を伸ばすには、義務教育だけでは足りないようですね。 6年間基礎力を叩きこんで(1種の能力中心)、その後必要な人のみ2種を伸ばす、という感じでしょうか。 むしろ何が目的で英語を教えるのかの目的がはっきりしないから問題が起こるのでしょう。「今日は」「さようなら」程度の会話なら義務教育でおつりが来ます。第1種も半端、第2種も半端なら、二兎を追うものはで、6年はおろか、60年たっても一兎をも獲ずでしょう。
お礼
観光に関しては確かに弱点が多いですね。特に原発以降は更に厳しいですね。 英語ですが、たしかに簡単な会話なら3年でも十分ですね。 日本の状況ではやはり読み書きを優先すべきなのかもしれません・・・会話が必要なことが少ない。
会話できるように教育してるわけではないので、会話できないのは当たり前ですが。あと他の国に比べて勉強量は少ないと聞いたことがあります。
お礼
リスニングとか会話文とかもそこそこやった記憶があるのですが・・・ あれは最低限のことだけやっとくという意味かな。 今はダメですが、ゆとり教育導入以前は勉強量が多かったのかもしれませんね。
- ID10T5
- ベストアンサー率31% (732/2312)
>>もちろん生活における必要性などもあるのでしょうが、純粋に教育内容での問題点は何なのでしょうか? 問題はあると思います。 教育を機会、きっかけの場ととらえるのならば、もう少し「英語が生身の人間同士が交わす言葉であること」を実感できる機会が欲しかった気がしますね。 学生時代、ボクは英語を本ばかりで勉強していたので、英語は記号であり暗号でしかありませんでした。もちろんラジオ(当時はまだFENと言った)やビートルズ、クィーンなどの音楽を聴いて話し言葉としての英語にも接していたけれど、これは自分で得た経験であり、教育とは関係がありません。 英語を通じて他国(英米に限らない)の人たちと話ができると楽しい、ということを早い段階で体験できれば、その後の人生は大きく変わるように思います。今でもそのことを全く知らず、英語はアルファベットで書かれた記号、暗号だと思ったまま過ごしている人、日本人に大勢いると思います。勿体ないですね。 機会、きっかけを与えるのが教育の役割ですから、そういう意味では日本の英語教育は不十分だと思います。
お礼
確かにそのとおりですね。でも実現は難しいですね・・・ 日本は日本語だけで生活できますし、内需メインの国なので英会話が必要になる機会も少ないですし。 何か良い方法などありませんかね?
- f272
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「純粋に教育内容での問題点」などないように思う。 教育方法であれば、英語を話せる且つ聞ける教師の数が全く不足していることだろうね。 でもそれを解決するには莫大な予算が必要になる。その上、日本ではそんな予算を使ってまで英語で会話をできるようにしたいと思っている人は非常に少ない。 結局、今のままで十分どころか、これ以上英会話を学校で教えるのは控えてほしい。 「生活における必要性」があれば、日本人は簡単に英語で会話し始めますから。
お礼
みなさんの意見を伺うと、学校教育自体に問題は無いとお考えのようですね。 日本に観光客が増えたり、仕事で英会話が必須となる状況が増えてくれば、今のままの教育でも勝手に会話を始めるということですね。 確かに必要性が無いところに覚えさせるのは厳しい・・・ただでさえ学力低下しているのに。 よく知らないので申し訳ないですが、中高の英語教師は会話能力高くないのですか?
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
二つの全然違う流れがあると思います。 第1種は、漢文とか、古典○○語、のような現在使われていない書きことばを、「解読」する流れです。 これには語順を日本式に換えるためため、返り点とか終わりから訳する、などの調整と、語と語の間の規則と、辞書で探す語彙で、作業が、実際使われていないので、スピ=どの必要がなく,ゆっくりと行われます。 第2種は、今使われていて、「実用」される言葉の流れです。ここでは「話し言葉」が主となり、「書き言葉は無い場合もあります。何と言ってもスピードが大切で、語順、語法、語彙の翻訳などの時間は無く、聴解、表現が、その言葉を使う人と同じスピードで出来る事が期待され、「書きことば」がある場合には、読解、書写能力も期待されます。 日本が西洋文化と接触するのは、17世の初めですが、当初のポルトガル語から、オランダ語、を経て英語に移ったのは、最初の英語教師と言われる下記のマクドナルドが来た19世紀と言えます。 http://sans-culotte.seesaa.net/article/61028321.html 19世紀から1945年まで、日本の英語教育は第1種でした。英語を「解読」する教育を受けた日本人が「なかなか会話できない」のはそのためで、当然でもあります。 日本の英語教育は、今第1種が主流で、第2種が一部導入されていると言えましょう。 そこでご質問ですが 1。純粋に教育内容での問題点は何なのでしょうか? 英語教育の目的を明らかにする事だと思います。チョーサー、シェイクスピアなどの古典文学作品を読むのが目的なら第1種、ネイティブのように使うのが目的なら第2種でしょう。 2。また、どのように改善すれば解決するのでしょうか? 解決する問題は何かを、はっきりさせる事だと思います。問題が明確になれば解決は自ずから出来て来ると思います。 僕個人の意見では、大学で英文学を研究したり教えたりする人には第1種、海外で経済、外交などの面で活躍する人には第2種、それ以外には英語など義務教育で十分だと思います。
お礼
確かに書いたり読んだりする学習がメインですね。 論文を読んだり情報収集したりするには必要な能力ですが、現在の大学生は大体身についていますよね。 その上で、一定数の人がカタコトでも喋れるようになってほしいです。 英会話を出来る人がほとんどいないのが、日本への観光客が少ない要因かな、などと思っています。 一般人の会話能力を伸ばすには、義務教育だけでは足りないようですね。 6年間基礎力を叩きこんで(1種の能力中心)、その後必要な人のみ2種を伸ばす、という感じでしょうか。
お礼
なるほど、確かに英会話など導入しても、今の調子ではついていけない子がたくさん出そうです。 とにかく文法や単語をきっちり叩きこんで基礎力をつけて、 必要がある人だけ会話の勉強をするというのが良さそうですね。