- ベストアンサー
脱小沢
政治カテは何やら変な空気がしたのでこちらで伺います。 自分は小沢さんについて詳しくないので知りたいのですが、 1、親小沢と反小沢がなぜ同じ民主党で同居できるのでしょうか? 2、小沢さんを排除しようとするのには大きな何か理由があるのでしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
まず、民主党内に、親小沢、反小沢、というような勢力争いがある、ということですが…… これに関して言えば、どこの政党においても、同じような面というのがあります。政党、というのは、同じような考えをする議員たちの集団、ということになるわけですが、目指す方向性が同じであっても、その実現方法などによって違いが生じたりしますし、また、その中でのちょっとしたやりとりにおける性格的な不一致などで反発する、なんていうことも起こります。 ある意味、どんな集団でも、そういうことが起こる、といえるでしょう。 少し前であれば、自民党の小泉内閣時代、小泉氏を支持するグループと、小泉氏に反発する「抵抗勢力」なんていうのが同じ自民党の中にいた、なんていうのは覚えていらっしゃると思います。 そういうものなのです。 で、話を小沢氏に移しますと、もともと、小沢氏というのは、民主党にとっては外様のような存在なのです。 現在の民主党というのは、1996年に管直人氏と鳩山由紀夫氏が中心となって作られた旧・民主党といわれる政党が中心になっています。 この政党に、様々に散っていたほかの政党の議員たちがあつまり、1998年に現在のような政党として成立しました。 ただ、この頃、というのは、小沢氏は、自由党という政党を率いている状態でした。 そして、自由党は、当初は民主党とも協力体制にあり、首班指名選挙(総理大臣を誰にするのか、という国会議員による選挙)でも、当時、民主党の代表であった管直人氏に投票するなどしていました。 ところが、自民党が連立を打診すると、そちらに乗って、自民党と連立内閣を作り、管直人氏らの民主党と対立する、という状況になったのです。 そして、その後、自由党は分裂し、また、自民党が公明党と連立を組んだことなどから自由党の存在感が薄れ、連立を離脱、やがて、小沢氏の自由党が03年に民主党に吸収される形で、小沢氏は民主党に入る、ということになりました。 この経緯からわかるように、もともと、民主党と対立するようなことをしていた人物で、また、民主党の側からは、拾ってやった、的なところもある、というわけです。 特に、小沢氏はもともとが自民党の議員で、民主党には社会党の議員だった人物などもいるため、余計に、そういう部分が大きくなるわけです。 さらに、管直人内閣において、「脱小沢」という流れが大きくなった理由としては、鳩山内閣が支持率を低下させた大きな要因が、小沢氏にあった、ということになると思います。 鳩山内閣になり、小沢氏は民主党の幹事長という要職に就きました。 ところが、その小沢氏の選挙資金管理団体が、政治資金規正法違反の疑いがある、として捜査対象となり、小沢氏の元秘書(民主党の国会議員も含む)らが逮捕され、小沢氏も起訴すべきだ、というような意見が高まりました。そのことにより、鳩山内閣は、一気に支持を落としたわけです。 このような経緯から、小沢氏を党の中心とする、というのは、党全体にダーティーなイメージを与えることになります。 そのため、管直人氏は、小沢氏を遠ざけ、クリーンなイメージを作り出そう、としたわけです。 しかし、その一方で、2007年の参院選、2009年の衆院選において、民主党が勝利をしたのは、小沢氏の選挙対策などが大きな意味を持っていた、というのも事実です。ですので、そういう人物を軽視するのも問題だろう、という考えの議員もいるわけです。 それが、結果、脱小沢、親小沢の原因となっている、という風にいえます。
その他の回答 (1)
- oska
- ベストアンサー率48% (4105/8467)
>親小沢と反小沢がなぜ同じ民主党で同居できるのでしょうか? 民主党には、政治が分かる者が存在しないからです。 小沢派140名の多くは、「国会議員でも金」という名言(迷言)で有名な柔道選手など政治に興味が無い素人の集まりですよね。 反小沢派も、何ら政治に興味が無い素人(菅首相の行動でも理解できる)の集まりです。 彼らは、国会議事堂に就職したのであって政治家ではありません。 主義主張に一切差がありません。 水と油は、決して混ざりませんよね。しかし、外国(中国・南北朝鮮)の国益優先というコップの中では一緒に納まります。 今回も、国民無視でコップの中で権力闘争を行ないました。 >小沢さんを排除しようとするのには大きな何か理由があるのでしょうか? 民主党内の「親中国派と親南北朝鮮派の代理戦争」です。 小沢・鳩山は、中国の為に命を懸けて政治を行う。 (「尖閣諸島は、日本の領土でない!米軍は、沖縄から出て行け!」鳩山政権) 菅・前原は、南北朝鮮の為に命を懸けて政治を行う。 (在日コリアンからの違法政治資金受領。日韓基本条約は無効で、日本は未来永劫賠償・謝罪義務がある。菅政権) 鳩山親中国政権が崩壊後、菅親北朝鮮政権が誕生しましたよね。 南北朝鮮重視派は、親中国派を嫌います。親中国派は、親南北朝鮮派を嫌います。 一度手にした甘い蜜は、手放してなるものか! 民主党内の、中国・朝鮮政府の影響力確保闘争でもあります。 面白い現実があります。 在日コリアン期待の星「前原」・小沢の忠実な僕(しもべ)「海江田」が、代表選優位の報道があった頃。 野田は、大穴でしたよね。 中国・韓国政府は「誰が代表になっても、友好関係は変わらない」と、国営放送で談話を発表していました。 ところが、蓋を開けると野田代表・次期首相誕生。 中国・韓国政府は「野田は軍国主義者だ。友好関係が損なわれる」と、徹底した反日キャンペーンを展開し始めましたよね。 日本政府及び民主党内への影響力低下を、危惧している訳です。 中国の傀儡政権・韓国北朝鮮の傀儡政権が誕生する!との期待を裏切られたのですから・・・。 まぁ、日本の政治家は「国・国民の生命・財産を守る意思は無い」ようです。 自民創価学会連合としても、経済的・政治的に崩壊した日本再建よりも「打倒野田政権」との談話を出しました。 どの道、来年秋には総選挙なんですがね・・・。 与野党ともに、他にする事があるのですが誰も気が付いていません。