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ピアノ譜の出版ミス
- 最近ちょこっと時間が出来たこともあり、幼少期に習っていたピアノの勉強をリスタートしました。好きな曲の楽譜本を買ってきては練習をする日々。
- 好きな楽譜を、好きなように買える大人って楽し--い。ただ残念なのが、楽譜に何か所かミスを発見してしまいました。ベートーベンのソナタの、かなり有名な楽曲ですが、あきらかな間違いが何か所か・・・。
- ネットで調べたら楽譜の間違いって結構あるみたいですね。そんなで良いんでしょうか。大人になってしまったからか、許せない。一般的な本だったら、訂正などの案内が入ってますよね。芸術作品なのに、ガッカリです。大人としては許せない気が。
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某ピアノピースとか某名曲集のなかには、かなり古い誤記・誤謬のある楽譜を そのまま流用していると思われるものもありますね。 これらは校訂作業の費用がいらないので、そのぶん楽譜を安くすることができます。 きちんと楽譜を作ろうとしたら、たぶん今売っているのよりも値段が高くなると思います。 ある程度値がはる楽譜は、きちんと訂正の紙が挟まっていたりしますよ。 校訂作業はお金と時間がかかります。最新の研究成果はどんどん塗り替えられ、 そのたびに楽譜を新しく作り直したり、訂正の案内を間に挟むのは 経営的に難しいという事情もあるでしょう。 他の出版社の楽譜を無断でパクるわけにもいかないと思います。 (ベートーヴェンは自筆譜がメチャクチャ汚く、火事などで紛失しているものもあるので 専門家の間でも意見が分かれているものもあります) やはり、信頼のおける楽譜がほしいならば、 それだけのお金をかけないとダメなのだということではないでしょうか。 ある程度間違いがあっても、値段が安い方がいいという人もいるでしょう。 私たちにできることは、正確さをとるのか、安さをとるのか、 自分のニーズに合わせて楽譜をしっかり選んでいくことだと思います。 まあ、それにしても「ひでぇなぁ」とか「ぼったくりだろ、これ」と思える楽譜もありますけどね…… ベートーヴェンのソナタの場合は、 ウィーン原典版・ヘンレ版・春秋社版あたりがおすすめです。
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全音よりドレミ出版社の方が楽しいというか、存在意義のある楽譜が載ってます。 ミスはけっこうありますよ~。 文句言いたいなら言っていいと思います。 ヘンレ版がいいですよ。忠実な楽譜です。
お礼
お礼が遅くなりまして、申し訳ありません。 ushinoseさんの丁寧な解説を踏まえ、fuunlionmaruさんのお勧めのドレミ出版のソナタアルバムを買って参りました。 正直なところ、買ってしまった名曲集の出版社には誤記についての連絡をいれようかどうか迷っています。 クラッシックCDを聞きながら読譜してた際に誤りだと思ったのですが、ushinoseさんの指摘の通り古い楽譜だと言われればそれまでなんでしょうか。 自分自身の知識の少なさを痛感しております。 ただ、練習をする際の楽譜選びに、今後神経を使いそうです。 やはり時代を経たクラッシックの歴史を感じます。 ありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなりまして、大変申し訳ございません。 古い誤記・誤謬のある楽譜が存在することすら知りませんでした。 楽譜というものは、作曲者の意思が詰め込まれた表しであるのだと思っており、誤植などありえないと、素人考えでした。 クラッシックの歴史があり、研究があり、日々進化しているのですね。 ベートーヴェンが字が汚かったことも驚きですが。。。。 ピアノ演奏だけではなく、クラッシック全般についても勉強していこうかと、 考えさせられました。 有難うございました。