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デイサービス業務の簡単さと難しさ
- 介護のデイサービス業務は簡単なのか?実際のところはどうなのか気になるところです。
- 不慣れな分野であるため、知り合いの息子さんにデイサービスの経験を聞いてみました。
- デイサービスはケアが簡単な業務と言われますが、それは相対的なものなのか、実際にはどんな難しさがあるのか知りたいです。
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ちょっと失礼な言い方になるかもしれませんが、お許しください。 その息子さんが仰るのは特養などと比較すればの話ではないでしょうか。ただし、あくまでも介護技術の一面から見た場合のみです。 #1の方も回答されていますが、通所サービスを利用するには一定時間送迎車両に乗車していなければならず(一般的にですが)、そういった能力が求められるわけですね。ですからデイサービス利用中の行動についても所謂全介助のレベルの方は少なく、介護スタッフの身体的負担は比較的少ないと言えるでしょうね。 ただ『デイサービスは皿を一日洗っているような感じでケアは簡単だよ』は、高齢者介護に携わっている身から言わせていただけば素人発言と言わざるを得ません。 対人援助に携わる者が、一人ひとりの利用者に対して同じような援助を行えるわけもなく、排泄援助一つとっても10人の利用者がいれば介助の方法や留意すべき点は10通りあるのです。もし本気で皿洗い発言をなさっているのだとすれば、非常にレベルの低い介護スタッフと感じてしまいます。 先に比較対象として挙げた特養などは、逆に言えば利用目的は「必要な介護を受けて暮らす」と共通しているのに比べ、通所サービスは「リハビリ」であったり「余暇の充実」であったり、はたまた「介護するご家族の介護負担軽減」であったり。目的が様々ですから、その目的を達成するための援助方法も多岐にわたるわけです。それらを把握して毎日変わる利用者の援助を行っていくのは、援助対象となる利用者の入れ替わりが少ない特養で援助するよりも、ある面ではハードだと言えるでしょう。 きつい表現を使ってしまいましたが、ご理解いただければと思います。
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- meg68k
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おはようございます。 デイサービスは介護レベルとしては低いのです。そもそも車を使うとは いえ施設に集まっており、それが出来る状況なのです(車椅子、もしく は重くない認知症どまりです。夜勤もありませんし) きつい介護の仕事を知っている人からみれば、デイサービスなんて楽勝 だという人もいると思います。息子さんがいう「ケアは簡単」というの はそういう意味じゃないでしょうか。 デイサービスとしての違う大変さ。。 基本利用者は介護のために集まっているのではなく、言葉は悪いですが、 暇つぶしに集まっています(家族は介護のためと考えている人は多いで しょう)。それを満足させるという要素があると思います。デイサービ スは他の介護職に比べてレクリエーションの重要性が一歩進んでいると 思います。 レクリエーションが重要だということで、利用者と遊ぶことが普通にコ ースに含まれています。用事がなくても話しかけて話し相手になる事と か、苦手な人にはケアしてた方がずっと楽とか考える人もいるかも知れ ません。 そして話し相手は老人です。老人の話し相手になることの大変さは老人 がいる家族の方ならわかると思います(時代が違うので、話すネタや価 値観が違う、長い人生の歴史からくるガンコ(笑)、認知症入っている人 もいる、満足にしゃべれない人もいる、等々)。
お礼
貴重なご意見有難う御座いました。 介助方法?などの面ではデイサービスは体力的に、どうしても軽視されるような感じなんでしょうかね。 しかし老人とのコミュニケーションが大切だという点を感じました。 有難う御座いました.
お礼
大変参考になるご意見ありがとうござました。 その息子さんのお話しがどのような言い方だったかは分かりませんが、やはり介護の様々な実態をあまり知らない印象はありますね。 私は介護分野は初めてなんですが、やはり不要なサービスは無いようにも思いますし、介護と一言で言っても、介護が必要にならない目的のものと、介護が必要になってしまった後の場合など、いろいろありますよね。 そこにはやっぱり多くを知る専門家が必要だと思いましたし、もし自分の親がデイサービスを必要とした際に、これも失礼ですがその息子さんのような言葉を発するスタッフには委ねたくないですね。 人間の本音というものは有ると思いますが、仕事としている人はその視点は軽んじてほしくないと思いました。 あと思ったのは、#1の方のご回答も参考に感じたのですが、介護技術って体力面を要するか否かだけで技術を図るものじゃないようですね。 老人とのコミュニケーション技術というか対人技術も大きいですね。 そのような点を考えて関連の担当に当たろうと思います。 有難う御座いました。