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異常な円高、そもそも適正な相場はいくらですか?

歴史的で異常な円高ですので輸出企業は大変な状況かと思います。 しかしながら、大臣や他の要人たちも「注視する」という言葉を使うばかりです。 介入しろということではないですが、なんか危機感を感じません。 そこでふと思ったのですが、日本政府や日銀などは、ドル円相場をどれくらいが適正と考えているのでしょうか? ド素人の質問ですが、素人の私でもイライラした感じがしていますので質問させてもらいました。 よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • NEWINN
  • ベストアンサー率55% (334/597)
回答No.2

この手の問題は客観性が求められる点には注意が必要です。 日本企業の立場で考える為替レートは客観性がありません。 実際に発表されているビックマック指数で考えれば1$=78.7円になりますから、今のレートは若干の円高気味です。 http://www.oanda.com/currency/big-mac-index 歴史的円高と言う点ですが、これはマスコミが不安を煽るような表現なので間違えやすいですが、今の状況は円高ではなくてドル安なんです。 要はドルは一部の通貨を除けば、ほとんどの通貨に対して弱くなっています。 今になって、円がドルに対して最高値を更新している最大の理由は長期にわたって米ドルがインフレで貨幣価値を失ったからです。 それに対して日本円は1995年以降は物価がほとんど上がっていません、この日米インフレ格差を反映する形で米ドルの貨幣価値下落が起きた訳です。 金利の高い通貨ほどインフレ率が高くなる傾向にあるので「高金利通貨は低金利通貨に対して長期的に下落する」と言う事になります。 ではどれぐらいが適正なのか?と言う事を考えると、ビックマック指数では1$=78.7円になりますが、他の物価指数で考えると今年の1月時点では消費者物価指数では1$=132.50円、企業物価1$=100.72円、輸出物価1$=64.45円となっています↓ http://www.iima.or.jp/pdf/PPP/doll_yen.pdf ですから、物価指数によると考えておけば良いでしょう。 これらのレートの特徴は客観性を備えているので、大きな間違えは無い点です。 最終的な判断は自己責任です、質問者様の方でも考えて慎重にご判断ください。

harukaze33
質問者

お礼

ビックマック指数や物価指数というのは私には難しいですが、 ビックマック指数では1$=78.7円 ということだと今の状況ぐらいなら緊張感がなくても大きな問題はないということでしょうか? 参考になるご回答をありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • 5S6
  • ベストアンサー率29% (675/2291)
回答No.5

今の値段が適正値です。 70-80円でちょうどいいです。 120円の衣ありましたが、逆転しただけです。 40円とかだとさすがに円高過ぎると感じますけどね。 少なくともドル以外には別に円高ではありません。 むしろ円安といってもいいでしょう。豪ドルなど。 そもそも自国の通貨の価値が高くなるのに困ったというのは 輸出業の甘えです。戦後というか昭和時代の名残です。 年功序列じゃないとダメだ。 と言っているおじさん達と同じようなものです。 自国の通貨が高い国。 例えばルクセンブルクなどは個人資産、一人あたりの年間所得は 世界一です。輸出ではなく金融業でもうけています。 円高は円高のメリットがあります。 少なくとも個人は円高メリットの方が大きいです。 物が安く買え、海外旅行も安く行けます。 大昔のように輸出業。つまり自動車産業が儲かっても既に 派遣や期間従業員がメインなので、一般従業員に還元されにくいです。 派遣や期間従業員も全面禁止して、昔のように終身雇用や年功序列にできれば 円安メリットはありますが、できないので円安になっても企業がもうけるだけです。 つまり景気はよくなりません。

  • mrmk
  • ベストアンサー率34% (308/882)
回答No.4

財務症の腰巾着だった、前前前草履大臣だったあっそうさん、半年くらい前にテレビで昔は一ドル一円だったのだから、徐々にならもっと円高が良いと、神代の時代の一円が大きく立派な金貨だった頃の、一円も財布に有れば何でも買えた頃の事を引き合いに出して言ってました。 少なくても、世界中から無能だとこき下ろされている財務症の高官は、増税と円高と天下り先に余念がないのかと思いますけどね。

  • NEWINN
  • ベストアンサー率55% (334/597)
回答No.3

一部訂正です、ビックマック指数以外は1月ではなくて、今年の5月時点の間違えでした。 たいへん失礼しました。

harukaze33
質問者

お礼

ご訂正わざわざありがとうございます。

  • yana1945
  • ベストアンサー率28% (742/2600)
回答No.1

どの規模の企業を救済すべきかで、判断は分かれます。 (1)組立型大手製造業:もうすでに、工場の海外(韓国、東アジア) 移転が進んでいます。  影響⇒下請けが潰れだすのは、12月以降です。 円レート=78円でも、本体は潰れない企業。 (2)組立大手の一時下請け製造業:80円を切った円高で、大手を追って アジア進出を計画中。 円レート=86円位ないと社員のリストラ開始。 (3)大手の二次下請け:92円位でないと現状の企業規模を維持できない。 アジアの企業に価格で負けるので、海外進出にも二の足を踏む。 (4)105円以上でないと存続できない中小零細企業。

harukaze33
質問者

お礼

今だと輸入企業のみ恩恵を受けている感じですよね? 今の相場だと空洞化が進み日本がつぶれそうで心配します。

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