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腫瘍マーカーCEAについて
CEAの値が40です。詳しく調べるとCEAは、大腸がん、肺がんそのほかの可能性があるとわかりました。胸部レントゲンは異常なし、大腸内視鏡検査異常なし。数日後、CT検査をしますが、不安でたまりません。ネットで調べると数値が低くて詳しい検査をすると腫瘍がみつかったとききますが、数値が高いということは、何か悪いとこがあるということですよね?数値が異常値でも何も問題ないとかあるんでしょうか。詳しい検査をすれば、結果はわかるのでしょうが、不安でたまらず書き込みしました。
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腫瘍マーカーとは、がんが出す物質の量を測定するのが原則です。 分りますか? 有無ではなく、「量」が問題なのですよ。 例えば、ウィルスや菌による病気の場合には、その「有無」を調べます。 つまり、病原性大腸菌や鳥インフルエンザウィルスの有無を問題にして、 量が多い、少ないとは言いません。 でも、腫瘍マーカーは、量が問題なのです。 なぜなら、がん細胞は、元々はその人の正常細胞になるはずの細胞が、 遺伝子の異常でがん細胞になったのです。 つまり、がん細胞が出す物質は、正常細胞も出すのです。 だから、「量」が問題なのです。 例えば、その測定方法でのCEAの正常値が5.0以下だとします。 ならば、10.0ならば、かならずがんなのかというと、 そんな事はありません。 正常細胞でも出すので、かならず、がんだとは言えません。 逆に、4.0だったら、がんの可能性はゼロかというと、 これも、そうとは単純には言えないのです。 人には個性があるように、体質にも個性があり、 CEAがもともと高めに出る人もいれば、低めに出る人もいます。 もっとも、CEAに限らず、腫瘍マーカーが桁違いに高くなる場合が あります。 つまり、正常値の100倍、1000倍という値になることがあります。 このような場合には、確実に「がんがある」と言えます。 逆に言えば、10倍程度では、「確実」とは言えないことも 多くあります。 腫瘍マーカーとは、その程度なのですよ。 でも、医療現場では、腫瘍マーカーを必ずと言って良いほど測定します。 なぜなら、採血や採尿で良いので、患者に対するダメージが低い (放射線や造影剤の副作用という問題がない)、手軽に実施できる からです。 また、治療前と治療後の腫瘍マーカーの値を測定することで、 治療効果の判断に使いやすいのです。 つまり、治療前は10だったのが、治療後には、0.1になれば、 治療の効果があったということになり、 治療後に0.1だったのが、5に上昇すれば、再発や転移の 可能性がある……という判断に使えるのです。
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- bukebuke
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ペット検査を受けられて下さい
私の身内が、肛門付近のおできを検査し、同時に血液検査をした結果、腺癌と診断され、その時の腫瘍マーカーの値が20でした。 検査入院もしましたが、肺、胃、腸は異常なし(癌細胞なし)でした。 腫瘍マーカーは、癌の場合に数値が高くなると言われていますが、高いからといって必ず癌であるとは言い切れないみたいです。 なので心配になるお気持ちは分かりますが、先ずはCT等の検査にて癌と疑わしき場所やその発生源を特定することが重要かと思います。 現在は、約半年抗癌剤を服用し、値は10前後に落ち着いています。(確か正常値は5未満だったかと思います)