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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:顕微鏡を用いた穴の直径測定の妥当性について)
顕微鏡とピンゲージ、穴直径測定の妥当性について
このQ&Aのポイント
- 顕微鏡とピンゲージを用いた穴直径の測定方法の妥当性について解説します。
- 顕微鏡を用いた方法とピンゲージを用いた方法の比較を行い、精度の優劣について考察します。
- レンズ工学に詳しい人がいないため、最適な測定方法がどちらか判断できない状況です。
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質問者が選んだベストアンサー
おそらくは、光学の知識までは必要としないのではないかと思います。 多分、ビアホールの真円度の問題です。 ピンゲージの場合(おそらく、ピンゲージの真円度の方が良いので)ビアホールの直径の最も小さい部分を計測することになります。 一方で、顕微鏡の場合、円周上の3点を選ぶわけですから、真円度が悪ければ、どの点を選ぶかで測定がばらつきます。 極端な話、ビアホールが楕円だったとしたら、ピンゲージで計測されるのは楕円の短径になります。 顕微鏡では、選択した3点を通る仮想的な円周の直径を計測することになります。 以上が、顕微鏡の方が測定結果が大きくなる理由です。 何を以て「精度が良い」と判断するかで考え方は変わってきます。 ビアホールを仮想的な真円で近似した場合の、その真円の直径を求めるのであれば、顕微鏡を使って、数回異なる場所を指定して計測するのが良いでしょう。 最も狭いところが問題になるなら、ピンゲージが妥当です。 最も広いところが問題になるなら、顕微鏡で複数回計った最大値が妥当でしょう。 あと、顕微鏡の場合、「ぴったり円周の上」を選択するのは個人差が出てきますから、測定者によってどの程度のバラツキがあって、それが許容できるかどうかを調べるのは重要です。 一方、ピンゲージでは、入る・入らないの判断である上に、もともと基準となるピンゲージの呼び径が0.01mm 位の刻みなので、測定結果も 0.01mm で丸められるために、こちらのほうが測定のバラツキは少なくなるはずです。
お礼
早速の詳細なご回答ありがとうございます 真円度や仮想的な円周という考え方は全く思いつきませんでした。 そういう意味だと精度というより、信頼度的にピンゲージの方がいいのかなと いう気もします。 大変参考になりました。