ワルのはしくれの中学生の親です。
まあこの年齢の子供って親の言うことをきかないこと、…ほとほと困ってます。
でもまあうちの場合は12時すぎまでウロウロという事まではありません。
こっそり抜け出したことは何度かありますが、まあその程度。
ゆとり教育の弊害。それは違う意味ですがそうなんですよ。
土曜授業がなくなり時間を持て余すようになった子供達。
経済的余裕のある家の子は塾へ行きます。
お金のない家の子は忙しい親にかまってももらえなくてただヒマを持て余します。
学力格差がどんどん進みます。結局、落ちこぼれを多数出す結果になったのです。
息子の友人達を見てるとそこまで節制のない行動をする子は、やはり家庭に問題があるように思います。
偏見と言われることを恐れず言うと、やはり母子家庭の子が多いんです。
中2くらいまでは単に好奇心からやってるだけなんですが、中3になるとちょっと違う。
皆が進路を真剣に考え出して、まともに進学しようと思う子はそれなりにマシになって行きます。
ところが中3のこの時期、夏休みに道をはずす子は深刻です。
親は何をやってるんだ、と思うと、もう親子のコミュニケーションが成り立ってないとしか思えない。
受験に向かう気持ちになれない、つまり自分の将来を真剣に考えられない。
なのに一緒にバカやってた連中もだんだんに離れて行く。
孤独をまぎらわすためにすでにドロップアウトした高校中退組のワルと遊ぶ。
定時制くらいしか行けなくなって、ほとんど登校しないまま中退して迷える中学生を引きこむ。
と、悪循環。
親に経済的精神的な余裕がない子供達に、やはり多いですね。
塾に行けない子は蚊帳の外ですから。
そうして道をはずした子に小さい頃から知ってる子もいて、うちの子なんかよりすごく良い子だったんです。
なんでだろうと思ったら中学に入ってから両親が離婚してたんです。
母親は昼も夜も働いてるらしくて、生活だけで精いっぱいみたいです。
だからって不良化する理由になんかならないけど、やっぱり寂しいんだと思います。
誘惑には無防備な年齢の子供ですから。
対処としては、いたちごっこでもしつこく警察に通報という事しかないと思います。
学校にそこまで期待はできません。先生は忙しすぎますし。
行政が校外でも活動できるサポート体制でも整えないかぎり、そうした子達に救いの手は届かないでしょう。
息子の友人達は夏休みに入るととたんに揃って髪を染めました。
息子は、一応高校に行くことを真剣に考え出してくれたみたいで、その中には入らないでいてくれます。
ずいぶん息子とはぶつかったけど、ここにきてだんだんにわかってくれてきたなあ、と思います。
ギリギリのところで、息子は踏みとどまってくれました。
お礼
親も先生も大変。 自分の子だったら悪い子できないのかという自信はありません。 なんか嫌な世の中になったな~