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メイラックスとソラナックスの強さの違いについて
- メイラックスとソラナックスは、半減期と最高血中濃度の違いがあります。
- ソラナックスはメイラックスよりも短い半減期を持ち、効果のある時間が短いです。
- 感覚的には、ソラナックスの方がメイラックスよりも強いとされています。
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以下のURLの薬物動態が参考になりませんか? (1)メイラックス http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1124029F1026_1_10/ 本剤2mgを経口投与した時の薬物動態パラメータ T1/2(hr)122±58.0(59.2~207) Cmax(ng/mL)182±21.5 (2)ソラナックス http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1124023F1037_3_02/ 健康成人に1回0.4mgを経口投与した場合の血中濃度は、投与約2時間後に最高値6.8ng/mLに達 し、 半減期は約14時間である。 ※参考URLでは、最高血中濃度 (Cmax)に達した時の強さは「メイラックス」の方が強い様に思いますが、「メイラックス」は、1mg,2mg 細粒1%がありますし、「ソラナックス」は、0.4mg,0.8mgがありますし、服用する回数にもより効き方も変わると思います。 又、他の文献では、 ソラナックス(コンスタン)は、中間型(12~24時間)力価:高 メイラックスは、超長時間型(90時間~)力価:高 となっております。 メイラックスとソラナックスはベンゾジアゼピン系(BZD系)ですが、主として作用時間(半減期の長さ)や作用の強さ(力価)によって使い分けられています。長時間の使用による依存形成、反跳現象、離脱症状の出現に注意しなければなりません。 高力価で短時間型の薬剤ほど血中濃度の変化が大きい為、依存が形成されやすく、退薬時には反跳性の不安がはつげんしやすいです。そのために、薬物を中止しにくい状態になります。 依存や反跳現象、離脱症状は、投与時間が長期に渡るほど出現しやすい為に治療が長期に及ぶ場合は、超長時間型の薬剤が適しています。又、薬物を中止する場合は、低力価で長時間型作動薬に変更してから使用を中止すべきです。 参考文献:こころの科学(No.143) 日本評論社
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- azamiII
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No2さんが,ほとんど答えているように,メイラックスとソラナックスは,両方とも高力価ですので,あなたが飲んだ時に,ソラナックスの方が強いと感じるのは,多分錯覚でしょう。追加するのは,反復投与の場合です。 半減期が122時間もある薬を1回投与でなく,反復投与する(例えば1日1回)すると,1日目の血中濃度が下がらないうちに2日目がいく事になって,どんどん血中濃度があがり,1週間ぐらいで定常状態になります。 メイラックスの場合の正確な値は知りませんが,良くある例では,定常状態の血中濃度は,1回投与の2-4倍くらいになります。 でも,そのように飲むことが,設定された薬なので心配いりません。 従って,その場合,1回投与のCmaxはあまり意味がなくなります。 http://park12.wakwak.com/~pharma1/textbook/General/General.html こちらのURLのページの真ん中くらいに,5)反復投与と薬物血中濃度 が載っています。 これの全テキストのリンクはこちらです。 http://park12.wakwak.com/~pharma1/textbook/Pharm-Textbook.html
お礼
非常に詳しいURLをありがとうございました。参考にはさせていただきました。ただやはり、2つの薬を比較してどうかという事は見つかりませんでした。どうもありがとうございました。
それだけは本人でも良く分からないのが普通です。 血中濃度とは無関係とは言いませんがあまり大きな相関は無い気がします。 私も小学校の時から定年過ぎまでありとあらゆる抗不安剤を飲んできましたが、未だに余り良く分かりません。 特に抗不安剤は「暗示」の効果が大きいため「プラセボ」でも効くんじゃないかと思う時と、こりゃ飲まないとヤバイと思う時とありますし。
お礼
それは一理あるかもしれませんね。ありがとうございました。
お礼
わざわざ丁寧にありがとうございます。このURLはもうすでに読んでいました。実際感覚でしか分からないという結論でよろしいですかね。どうもありがとうございました。