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血液の抗体について
血液中に他の血液型の血液が入って来たら血液が凝固するのは抗体があるからだそうですが、生まれつきもともとその抗体を持っているのはなぜですか?一度も輸血など他の血液を体内に入れたことが無いのに抗体が備わっているのは凄い不思議だと思います。タンパク質や糖質がどうのって話を聞いたことがあるのですが....
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>生まれつきもともとその抗体を持っているのはなぜですか? なるほど、するどい質問ですね。 正確な情報かどうかは解りません(てか知りません)が以下のページがその疑問に答えてるかも? 「にんげん進化考」 この中の「第6回 血液型バクテリアも関係?」
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- sonorin
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赤血球の抗原抗体反応を指すのでしたら、「凝固」ではなく、「凝集」ですね。意味合いは全くことなりますし、凝集反応は体外(試験管内)の反応ですので、体内では起こりません。これは体内に「補体」という物質があり、これが抗原抗体反応によって補体経路が活性化され、非自己の赤血球の膜破壊が起こり、「溶血」が起こります。 血液型不適合輸血によって引き起こされる病態は、「血球凝集により血管が詰まる」訳ではなく、体内に入った非自己血球が溶血する事によって起こります。 溶血の様式も、各血液型により血管内溶血と血管外溶血の2種に分かれますが、ABO式血液型不適合輸血による血管内溶血が最も迅速かつ重篤と言われています。 輸血・妊娠歴がないのに、A,B、O型の人の血液中には抗B、抗A、あるいはその両方が存在するというのは確かに不思議です。 今現在でもその謎は完全には解き明かされていません。 諸説ありますが、一番有力とされているのは、「腸内細菌説」です。 細菌にもABO式血液型物質が存在し、これが免疫刺激となって、自己が有さないABO式血液型物質に対する抗体が産生されるのでは?と言うものです。 しかしあくまで推論の域を出ていません…。
お礼
ありがとうございます。 腸内の細菌ですか…。なにか意外な感じです。
お礼
ありがとうございました。 もともと細胞が少し持っているのですね。納得です。