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「食べるのが好きだ」の主語は「食べるのが」?
中学の国文法のテキストに次のようにありました。 食べるのが 好きだ。 (主語 食べるのが) 白いのも いい。 (主語 白いのも) これらは、正しいでしょうか? (話し手は)食べるのが 好きだ。 なので、主語は 私は などの「話し手」ではないでしょうか? 同じように、 (チューリップまたは他のもの)は、白いのも、いい。 ではないでしょうか? よろしくお願いします。
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こんにちは。 ・食べるのが 好きだ。 → 主語は隠れている話者なので、この文に主語は書かれていない。 「私は食べるのが好きだ」という文になると、「私は」が主語になる。 「私は」をつけることによって主語が変わるというのでは、話がおかしい。 (テキストの答えは誤り) ・白いのも いい。 → 主語は「白いのも」。(テキストの答えは正しい) ということになります。 ご存知かもしれませんが「の」は準体助詞で、「食べるの」「白いの」で名詞として振舞います。 「(私は)食べるのが好きだ」は、「(私は)あの人はきらいだ」や「(私は)学生時代は貧乏だった」と同類です。 「白いのもいい」は、「あなたも悪い」や「赤いりんごは安い」と同類です。
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- nishikasai
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通訳です。 西洋の文章に訳して考えてみました。日本語は主語が隠れているのが特徴でしばしば困ることがあります。 たとえば 「で、そこで渡したんだね?」 これは誰が誰に渡したのか、前後の文章で判断するしかないです。 >食べるのが好きだ。(主語 食べるのが) 主語は隠れている。だれが好きなのかは前後の文章で判断するしかない。太郎さんの噂をしているのなら太郎さんかもしれないし、自分のことを話しているなら話し手となります。 >白いのもいい。 (主語 白いのも) これはその通りです。正確に言うと「白いの」だけです。もは入りません。 なぜ前者と後者で違うのかというと「好きだ」はだれかが好むわけですから隠れた人が主語になります。 一方、良いというのは、隠れた人は必要ないです。 たとえば親切な行為は良い。 「親切な行為」が主語になります。人間はこの場合必要ありません。
お礼
ありがとうございます。 私は通訳ではありませんが、英訳した時に、どちらも 主語を設定しなくてはいけないように思えて質問したした。 ただし、白いのもいい。 については私の誤りでした。「いい」=>好き に引きづられてしまいました。そのため、 I like white one, too. のような文しか思い浮かびませんでした。 しかし英語でも、 白い何か などを主語に、Be動詞を使って文が作れました。 ありがとうございます。
- misawajp
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前者は 質問者の考えが 妥当でしょう 後者は 白いのもいい は 私は 白いのもいい と思う のような表現の省略形です いい と思う・意思表示しているのは誰か です 日本人は主語を意識することはまれです、ですから勘違いも多くありますし、異なった意味で受け取られることもあります(それを見込んで、相手の勘違いを誘うようなことをする人もいます) 英訳すればどうなるかもひとつの参考です(英語では主語を意識し明示しなければなりません)
お礼
ありがとうございます。 白いのもいい は私の間違えです。教えていただいたおかげで理解できました。 ありがとうございます。
- ahkrkr
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どちらもテキストが正しいです。 「好きだ」は動詞「好く(すく)」の名詞形「好き」に「だ」がついたもので形容動詞のように使われています。「(私は)食べるのを好く」のように動詞として使う場合は、その動作主体(「私」)が主語になりますが、形容動詞の場合はその性質の保持者(「食べるの(こと)」)が主語になります。 ちなみに、「私は食べるのが好きだ」という文であっても主語は「食べるのが」です。「私は」は単に題目提示(「私の場合で言えば、」)であって、主語ではありません。 「私は文法が難しい」の主語は「私は」ではなく「文法が」であるのと同様です。「私」が難しいのではなく「文法」が難しいのですから。
お礼
ありがとうございます。 私は食べるのが好きだ は主語は 私は のような気がします。 私は文法が難しいについては、おっしゃるとおり、 「文法は 私にとって 難しい」となるので、 主語は文法は であるかと思います。 大体自分の勘違いがわかってきました。ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 白いのも いい。 について、自分で間違っていたことについて、納得できたように思います。