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MLBのストライクゾーンは、何故、外・低に甘い?
体格の大きな選手が多く、変な駆け引きや遊び球、サインの複雑さや牽制球の多さが無くて、プロ野球とは違う、パワーゲームの面白さがあるのですが・・・ そのMLBをTV観戦していて、いつも疑問に感じるのが、日米のストライクゾーンの違いです。 <質問> 何故、MLBでは外角・低目に甘く、内角と高めには辛いのでしょうか? (歴史的な理由・推移や背景があれば、お教えくださいませんでしょうか)
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イチロー選手が何度となくコメントしていましたが、メジャーのジャッジは個人差が大きいそうです。個人差を出来るだけなくすように努力はしているみたいですが中々上手くいかないようです。 <古いですがこちらも参考に> http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/column/200306/0617kimo_01.html 本題ですが、メジャー(アメリカ)のストライクゾーンには「暗黙の了解」があります。これは複数の解説者も話していることです。 歴史的背景というのは、 死球が出たときに、アンパイヤが両チームに警告を与える場面をごらんになったことがあると思います。 ご指摘のストライクゾーンについては「死球-報復-乱闘」を防止するためと言われています。特にアメリカでは死球が出ると報復として当て返すという悪しき風潮があります。足元付近への死球には大目に見るところが有りますが、上半身、特に顔に近い位置の死球については厳しく見られます。 もちろんルールなどはありませんから正に球界全体の「暗黙の了解」です。そのため内角、特に高めについてはボールの判定が多くなります。そうなりますと「投手」vs「打者」という立場では投手に不利益になってしまいますから、相対的に低め-外角には甘くなります。あまりにもゾーンからずれてきたり、個人差が大きくなるとジャッジ研修などで補正してくると思いますが、年月が経てばまた少しずつずれてきます。繰り返しですね。 またアメリカは選手生活にかかわる怪我については日本以上に徹底して管理されています。少しの違和感でも故障者リストに入れてしまうのもそのためですね。つまり死球阻止・怪我防止の観点からも、ある意味“合理的”なことなのです。
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- walktkd
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派生した日本野球を基準に、本家本元に何故?と問うのはなんか変ですね? 日本のストライクゾーンの歴史的推移を問うならわかりますが…。 「コレガ、ベースボールノ、ストライクゾーンデース」 としか言えない気がします。 諸々、国際基準に合わせ始めてますが、ストライクゾーンもそろそろ徐々に合わせて行くかもしれませんね。
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 >派生した日本野球を基準に、本家本元に何故?と問うのはなんか変ですね? 日本のストライクゾーンの歴史的推移を問うならわかりますが…。 「コレガ、ベースボールノ、ストライクゾーンデース」 ↓ 仰る事は良く分かりますが、昨日のヤンキース対マリナーズの大リーグMLBの中継を見ていて、日頃の疑問が深まり、改めて何故かと思い質問をしました。 ベースの上を通過していないような外角に逸れたボール、しかもベース上ではミットの高さも無い程の低過ぎるボールがストライクに何球も成っていた。 逆に、打者の腰や膝の高さでも、内角『打者に近い球」はベースにギリギリでも全てボールに成っていた。 むろん、実際の判定や運用は審判の個性とか好みもあるかも知れないが、ボール1個分ぐらい外角にズレ、ボール1.5個分ぐらい低めにストライクゾーンがズレているように思える。 さらに、MLBの大男の打席の場合は、ビジュアル『TV画面』的にはもっとベース上の通過時点でのズレが大きく感じる。 小生も少しは野球を体験し、国際ルール(ストライクゾーン)の問題も踏まえた上での疑問です。 まるで、昔のカメラでフレームに写る画像と実際の写真に写る画像のズレ、誤差との関係にも似てる。 幾らベースボール発祥の地、リーダーであり伝統的な世界基準・名実共に世界最高峰の舞台かも知れないが(また、勝手に騒いでも変えられるものではないし、そんな意図ではないが・・・)そのストライクゾーンのルールブックからの乖離は、ゲーム進行促進や投手へのアドバンテージやデッドボールの予防策なら、それはそれで理解出来るが、MLBだから本場だから今までどおりと固執して絶対視するのは天動説・思考停止だと思うのです。 例えば柔道がジュウドーとして、国際ルールが本家本元の日本柔道界や講道館の意向・常識・伝統超え変えて国際化し発展して来たように・・・ 世界各国にベースボールが普及し楽しまれるには、オリンピックの正式種目に復活するには、統一ルールやルールの忠実な運用も必要と思うのですが・・・
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 >「暗黙の了解」があります。これは複数の解説者も話していることです。 歴史的背景というのは、 死球が出たときに、アンパイヤが両チームに警告を与える場面をごらんになったことがあると思います。 ご指摘のストライクゾーンについては「死球-報復-乱闘」を防止するためと言われています。 そうなりますと「投手」vs「打者」という立場では投手に不利益になってしまいますから、相対的に低め-外角には甘くなります。あまりにもゾーンからずれてきたり、個人差が大きくなるとジャッジ研修などで補正してくると思いますが、年月が経てばまた少しずつずれてきます。繰り返しですね。 ↓ 薄々感時手は下りましたが、ゾーン拡大は乱闘防止・ケガの予防面の配慮・歴史から来たものであり、投打の公平性・バランスを取る為の運用だとお教え頂き、疑問がスット解けた感じです。 また、その傾向は何年も前から、広く知られており、その運用を利用・順応する事で問題・トラブルは少ないとも感じました。 でも、個人的には内角攻めが危険球以外に見られないとか、バッターのコースの読みが容易になり、迷わず踏み込みによる打者有利はベースボールの投手と打者とのダイナミックさの攻防のスリリングさを殺いでいるように、残念な思いも感じます。