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古い原書と今の英語について
- 日本語の小説には古い文章があるように、英語の原書にも古臭い文章が存在しますか?また、子供向けの本でも古臭い文章が使われている場合、現代の英語で書き直された本も存在するのでしょうか?
- 手元にある昭和二十九年発行の「あしながおじさん」と昭和三十六年発行・六十三年改版の「続あしながおじさん」を読みたいが、Amazonで売られている本が訳者が使用したものと同じ文章かどうか分からない。
- 古い原書と今の英語について知りたい。また、特定の本の訳本が手元にあるが、同じ文章の本がAmazonで売られているかどうか確認したい。
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>日本語の小説だと、例えば夏目漱石や太宰治などは >今の日本語より古い文章だと分かりますが、 >英語でも、そういう事はあるのでしょうか? 日本文学で、19世紀後半から20世紀初頭の作品の文章は、確かに現在の日本語と違って少し古く感じますね。 ですが、英語の文章は、100年位前の作品もそれ程古くは感じません。 「現代英語の始まり」と言われているシェークスピア(17世紀後半から18世紀初頭)の本は、確かに古臭い英語です。こちらは、改訂版も出版されていますが、スペルの誤りを直して、注訳が付いているだけで、元の文章のままです。 17世紀の半ばに初めて辞書が出版されてから、19世紀の初頭までにだいたい英語の言語が確立されたと言われているそうです。ですので19世紀以降の作品は、それ程文語の英語が変わっていないようです。個人的な感想ですが、日本語の古い訳文を読むより、読みやすいです。 >たとえば、ローラ・インガルス・ワイルダーの「大草原」シリーズ、 >モンゴメリの「赤毛のアン」シリーズ、などで >原作者が書いた文章は、今の英語からすると古臭いのでしょうか。 上の2作品は、20世紀初頭の作品で、それ程古臭くは感じられません。ですが、「大草原」はアメリカ人作家、「赤毛のアン」はカナダ人作家の作品で、その国特有の単語を使っているところもあります。 >その場合、子供向けには新たに今の英語で書きなおした本も売られているのでしょうか。 古臭いからと言うわけではなく、作品自体が小さな子供向けでないため、小さな子供用に、他の作家が子供に分かりやすい言葉で書き直した作品は売っています。その場合は、他の作家の名前が書いてあるので、すぐに分かると思います。 お探しの「あしながおじさん」ですが、あいにく訳本を読んだことがないのではっきり申し上げられませんが、Amazonで販売されている本の作者がJean Websterだったら、原文なので、訳者が使用したものと同じと思われます。 ご参考になれば、幸いです。
お礼
詳しくありがとうございました! 安心して購入したいと思います!!