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集中力、思考力、記憶力に欠ける子供のための対策方法
- 小学生の子供に勉強を教えるとき、兄の方は言葉で言ったことを理解するのが遅くて困っています。考え方の視野が狭く、機転が利かないところがあります。
- 動体視力が弱い子や仕事の作業が遅い人は、理解するスピードも遅い傾向があります。そして、動体視力と勉強の成績や仕事の作業効率には関係があるように思えます。
- 兄の方は目がボーっとしている印象であり、頭がとろいと感じます。脳トレーニングの観点から、動体視力の向上を目指すことがアドバイスとして考えられます。
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そうですね。子供さんの将来を考えると親として不安になられるのだろうなと思います。 私は子供がおりませんが、自分の劣等感から脳トレーニングに励んだ経験に照らし合わせて、回答をさせて頂きます。 >言葉で言ったことを理解するのが遅くて・・・ >考え方の視野が狭い・・・ >仕事の作業が遅い・・・ 私も悩んでましたし、今でも悩んでいます。 (すいません。一番上の事項では悩んだことは有りません。) 動体視力の事は解りませんが確かに目の使い方で脳の機能をうまく使うという考え方は存在します。 ヴィジョントレーニング・ビジョントレーニングというのがそれに当たります。これはamazonなどで検索すればそれに関する書籍が出てくると思いますので、興味があればご一読してみても、良いのではないかと思います。 まず言葉で言ったことを理解するのが遅い・作業が遅いのは前頭前野のワーキングメモリを担う領域がまだ開発されていないからではないかと思います。ワーキングメモリは短期記憶“等”を担う領域で会話・文章中の言葉を覚えておく。又、作業目的・目標の記憶を保持しつつ複雑な作業手順を思い出しながら行動するのに必要になります。この短期記憶の能力が高ければそれだけ理解力も上がりますし、それによって文章を読む速度も上がります。作業に関してはスピードそのものが上がるかは正直わかりませんが、手順や目標目的を忘れ、また思い出すというステップがなくなる分早くなるのではないかと思います。 このワーキングメモリの機能を上げることで大部分の事柄は変ってくるのではないかと思います。 元・北海道大学大学院医学研究科 医学部教授である澤口俊之氏が開発された「脳力道場」(幻冬舎)なるゲームソフトが私の場合、短期記憶に関してはかなり有効でした。このソフトのおかげで1時間半ほどの講演を最初から最後まで覚えられかつ、時間をおいて思い出しながら要約するという行為が楽になりました。また、自分の行動・感情を抑制することに関しても微弱ながら効果を感じています。 始めたのが30歳を過ぎてからですが、自分にとっては十分な効果を実感できました。また氏の提唱される「新聞社説法」もかなり有効です。有効ではありますが、集中力が持続しない年代である小学生に向いている方法とは思いませんのでここでは紹介のみにさせて頂きます。 それで「考え方の視野が狭い」についてはこれは検証できていませんが、ウィン・ウェンガー氏が提唱される理論が有効のように感じます。人間に進化するまでに存在してきた古い領域から発達してきており、延髄、中脳などの古くから生命に存在してきた領域を鍛えれば生命が持つ機関として比較的は新しい大脳の機能も拡大するという考え方です。詳しくは 「頭は3週間で良くなる!」のご一読をお勧めします。私もこの中の「マスキング」「這い這い」を行いましたが、効果は抜群なものがあります。私の印象としてはコンピュータで言えばCPUのクロック周波数が劇的に上がるような、頭の回転が素晴らしくよくなったことを覚えています。どちらか一方を選んでやるだけでもかなり効果があります。しかし私には刺激が強すぎて頭が痛くなったりなどの副作用がありましたので、今は全くやっておりません。澤口俊之氏のゲームでも長時間やれば、私の場合では頭が痛くなります。でも短時間(10分)であれば全然問題ありませんでした。お子様も必ず同じ事が起こるとは申し上げませんが、もし、この方法でなくても脳トレのようなものを実施をされる場合はお子様の様子には十分気を付けて、大丈夫であることを確認してから時間を伸ばすなどステップアップしていく事をお勧めします。 ここからは私の推測の話になるのですが、こうして脳の機能を上手に活用できれば、社会生活を送る上で有利になる可能性が高くなるのは否定はしませんし、こういった脳トレの効果についてもある程度有効であることは先ほど述べたとおりです。しかしお子様がそれで幸せになるかどうかは別問題ではないかとも思います。一番重要なのはこんな小手先技ではなく、こんなものに頼らずとも、たぶんお子さんは自分で自分の生き方をちゃんと見つけられるのではないかという事(人生の選択肢は限られるかもしれませんが・・・)です。そうするために大事なのは、まず好きな事・熱中すること(スポーツ等がいいかもしれません)を可能な限りやらせてあげること。それが人間としての“芯”を作っていくように思います。熱中できることが見つけられ、上達するに従い次第に自信がつきますし、それを軸にして人間関係の拡大などて自分の世界を切り開いて行けるのではないかと思います。そしてもう一つ大事なのが多少の失敗をしても寛容にして待つご両親の態度なのではないかと思います。子供が外で何かあろうとも絆創膏だけ用意して待つように、傷ついて帰ってきた子供さんを愛情をもって信じている事を伝え、自信をつけさせ、又送り出すことではないかと思います。上記二つの事柄を総じて言えば親として失敗しても立ち上がるだけの力、物おじしない行動力の源泉(自己肯定観とでも申しましょうか)となる物をわたしていくことが社会の荒波に負けないために必要ではないかと思います。その上で頭が良いのであればそれにこしたことはないと思います。以上ご参考まで。
その他の回答 (1)
家の息子2人では、ボーとしている方の弟が成績が良く、活発な方の兄は今ひとつでございます…。 うちの兄の方は、動体視力が大変よく、草むらの昆虫や爬虫類の発見がうそのように上手く、走行中の車の中から落ちている財布など見つけるといった特技まで持っていますが、あまりにもせっかち過ぎて、いざ勉強となるとミスが非常に多く、何度注意しても一向になおりません。 お宅様のお子さま(お兄ちゃん)のような場合は、ゆっくりと理解するタイプなら、焦らずにじっくり教えることで、一度飲み込んでしまえば、かえってミスをせずに忘れないといった長所につながるのではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。動体視力と勉強の成績はあまり関係なさそうですね。 というより、性格の問題が大きいのでしょうか。
お礼
おっしゃる通りだと思います。大変詳しく書いていただきありがとうございます。 ご指摘の本探してみたいと思います。ありがとうございました。