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見ている世界の色について

人はモノになぞらえて色を認知するといいます(『青色』なら空、『赤色』ならポストなど) 仮に先天的な色覚の異常などで『青色』が私達にとっての『黄色』に見えている人がいるとします。 しかし、その人も私達も「青色は何の色?」と訊かれたら「空の色。」と同じ答えを言う でしょう。 この場合、私達とその人は永遠にその齟齬に気づくことができない思いますか? ちなみに、その人にとっての『黄色』は私達にとっての『青色』に見えているとします。

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  • raiden787
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回答No.3

クオリアで調べてみてください。 まさしくあなたが疑問におもっていることを研究しています。 そもそも、同じ青色でも人によって視細胞の数や能力、さらに脳内の色覚分析能力や感受性は個人差がありますので、個人個人で別に見えている、と考えるほうが自然かと思います。 デザイナーや画家などはとても色彩に関する感受性が鋭く、私には同じような色にしか見えないインテリアを微妙な色彩ごとに分類して配置したり、絵の具を巧妙に混合して驚くほど多彩な色を生み出します。 おそらく彼らと私では同じ青でも全く別に見えているのだろう、と思います。

nike0510
質問者

お礼

「クオリア」ですか ちゃんとこういう事を研究している分野があったんですね 人によって世界の色が異なるというのは不思議な感じです 出来るものなら誰かと体を交換して確かめたいですね 他に回答してくださった方々もありがとうございました!

その他の回答 (2)

回答No.2

生物学的には見えている色はどの人も同じで、原則として青はどの人でも青です。しかし、網膜の錐体細胞の視物質の吸収波長(特に緑と赤)には変異があって、かならずしもすべての人が同じ遺伝的視物質をもっているとは限りません。視物質に変異があると吸収する光の波長が他の人と異なるので、生物学的には他人とは異なる色を見ていることになります。しかし、他人がどんな色覚も持っているのかは想像することができませんから、他人と比較してそのことを認識することは不可能です。何かそのことを気付かせる事件でもなければ気付かないのではないでしょうか。色覚試験を詳細に行えば判定できることが多いようです。ちなみに視物質の変異は珍しいことではなく、特に赤と緑の認識が悪い方が身近にもおられると思います。プレゼンなどでのこのことに関する配慮は大切だと思います。

  • 4500rpm
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回答No.1

>私達とその人は永遠にその齟齬に気づくことができない思いますか? →健常者でもみんな同じ青色に見えているわけでは無いと思います。 人によって見えている色は違うと思います。 それを脳が、言葉としての色の名前と結びつけているだけだと思います。 なので、気づくことはできないと思います。 色の区別ができない色覚異常の方とは、別だと思います。 スキーやスノボで、オレンジ色のゴーグルやサングラスをかけたことはありますか? かけた当初はオレンジ色に見えていた風景もしばらくすると普通の色に見えます。 目にはオレンジ色の光が入っているのに、雪は白く見えます。 逆にゴーグルを外すと雪が青っぽく見えます。 脳の補正はすごいです。