- 締切済み
コンクリート槽から溶出しているもの
コンクリート槽(100t)で経年劣化はどうかはわかりませんが、外の部分が若干クラックのようなものが入りだしました。 最初はあまり気にはしていなかったのですが、最近、その割れ目から白いものが溶出しています。 分析センターで調べてもらうと酸化カルシウムが60%、無水炭酸37%で、ほぼ炭酸カルシウムなのだと思います。 コンクリートからこのような炭酸カルシウムが溶出するメカニズムとこの状態が続くとどのような影響が出るのか、ご存知の方、ご教授願います。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- teketekewanchan
- ベストアンサー率0% (0/0)
それはエフロといいます。白華現象とも言います。 RCの構造物においてエフロは結構つき物です。 エフロの発生メカニズムを簡単に言いますとコンクリート内部に侵入した雨水が外に出るときに内部成分を一緒に引っ張ってきます。 その成分が結晶化したものがエフロです。 エフロが見られる場合はよく見ると必ずひび割れがあります。 貫通していないクラックでもかかった水(雨等)が侵入し、出てくる時にこの現象を起こします。 例えばその状態が本当に長年続けば中の鉄筋を錆びさせ爆裂につながっていくとは思います。 ただ、100tクラスの槽でしたらコンクリートもかなり厚いと思いますので、そんなに気にしなくてもいいのでは? お近くのRC造の建物を見てください。同じような白い汚れが見られると思いますよ。 貫通クラックでしたら槽内の液体がもっと出るでしょうから、すぐ分かると思います。 その時は適切な処理をしたほうがいいでしょう。
- bara2001
- ベストアンサー率30% (647/2111)
おそらく白華現象でしょう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E8%8F%AF 通常であればそれほど神経質になる必要はありませんが、コンクリート槽というと内部は水などの液体が入っていますか? きちんと防水施工されていれば問題ないですが、クラックが発生したことにより、防水層に破れが生じてそこからそこから液体がクラックにしみ込んでいたら問題です。 コンクリートの内部は本来はアルカリ性に保たれていて、だから内部の鉄筋も錆びずに(酸化せずに)いられるわけです。 もし水分(それも酸性の水分)がしみ込めばコンクリート内部が中和されて鉄筋が腐食し始めます。 錆びると体積は何倍にもなるので、コンクリートが爆裂する危険があります。 一度建築屋さんに見てもらってください。