初めまして。こんばんは。40代女性です。
15年前に、生後5ヶ月の息子を連れて、3年間イギリスに滞在しました。
その間、一度も日本に帰国することはありませんでした。
私の場合は、生まれてすぐの息子を連れて行かなくてはいけなかったので、
ri5351様の猶予の半年は息子の世話に追われていた覚えばかりで、
あなた様の本当にお知りになりたい情報をお教えできるかどうか自信は
ないのですが・・・・。
お子様の予防接種は、日本でできることを必ずしておいてくださいね。
私の自治体には英語版の母子手帳もありましたので、
それもいただいて、すべて日本の母子手帳から自筆で書き写して
持って行きました。
あちらでも予防接種がありましたし、
シンガポールでどういう福祉がうけられるかわからないのですが、
イギリスでは、ちゃんと1歳児検診や3歳児検診などがあり、
その際に英語版の母子手帳がとても役に立ちました。
それから、私は子どもが言葉を覚え始める頃に在英しなくてはならなかったので、
日本の絵本をたくさん用意して持って行きました。
英語の絵本はあちらでいくらでも手に入りますが、
日本の絵本は高価でしたので、助かりました。
また、こちらでの近所挨拶も大切ですが、
あちらに行ってから現地の知り合いになった方へのおみやげを
持って行きました。
我が家は浮世絵柄のトランプを用意していって
近所や、英語の家庭教師の先生にお渡しし喜んでいただけました。
主人関係の日本人家庭には、海外では手に入りにくい食材や何かを
持って行ったように覚えています。(正確に思い出せなくてスミマセン)
私も、1年後に来た方から藍染めのランションマットをいただいて、
とても嬉しかったことを覚えています。
さらに、これは私の場合ですが、着物を持参しましたので、
3日くらいで着付けを習いました。
着付けの本も持って行きました。
これも、予想外に役に立ちました。
ただ、ri5351様が、着物を着る機会がないであろうと思うのであれば
必要はないかと思います。
それから、これは余計なお話かもしれませんが、
海外の女性用のブラジャーはなかなか日本人向けにはできていませんでした。
いわゆる日本のワコー○のような、
丈夫でしっくりくるようなブラジャーが手に入らなかったのです。
15年も前だったからかもしれませんが。
できれば、今ご自身が使い慣れているメーカーの下着を
余計に持って行かれた方がよいかと思います。
また化粧品も、私はすべて多めに購入し、日本から持参しました。
現地のものは微妙に、日本人向けとはやはり違うと思っていたからです。
そうそれから、個人的な事ですが、日本での自分に関する手紙や日記など
すべてダンボールにまとめ、「私が帰国せず開けない場合はそのまま燃やしてください。」と
姉に頼みました。
3年間は長く、海外で何が起きるか予想がまったくつかない中での渡英でしたので、
それなりの覚悟が必要でした。
簡単な身辺整理というところでしょうか。
結局は、3年後に帰国して懐かしく眺めることになったのですが・・・。
イギリスでは、日本の食材は高価でなかなか口にできませんでしたが、
シンガポールでは大丈夫かもしれませんね。
あちらにお住まいの、例えばご主人の同僚の奥様にでも
現地での食材や、医療事情について教えていただけたら
とても安心して出発できると思います。
私の場合は、何を持って行くべきかのリストをいただけたので、
それを参考にして色々と航空便、船便で送りました。
どうも、こちらで何をやっておくべきかというよりも、
何を用意していくかということに重点が絞られてしまって
申し訳ありません。
私は今、15年前に一緒に渡英した息子、家族と新たな挑戦を
している真っ最中です。
あなた様のご質問を目にして、あのときの濃密で忘れがたい経験を
思い出すことができました。
ri5351様、海外で暮らすということは、思いもよらない事が起きます。
新鮮でもあり、不安になることもあるでしょう。
でもそれは、きっとあなた様家族の絆を強くする、
大切で一生忘れられない貴重な財産になると思いますよ。
どうぞ、どんな時も「こんな経験きっともうできないから楽しんじゃおう!」
という気持ちで、人生の忘れがたい思い出をたくさん作ってくださいね。
そして、日本での残り半年間、おいしい和食をたくさん食べて、
心おきなく過ごされますように・・・・。
そして、無事にあちらで2年間をお過ごしできることをお祈りしております。
お礼
丁寧な返答ありがとうございました。 とても参考になりました。 現在不安な気持ちもありますので、後半の文章胸にきました。