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六甲山上の放射線は強い
六甲山は、花崗岩でできているため、山上付近の放射線は 福島並の強さがあると聞きましたが、本当でしょうか? (神戸市は内緒にしているそうです) もしそうならば、山頂付近に住んでいる人は、被爆して 癌になる人が多いのでしょうか?
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六甲山の岩は花崗岩が多く、これは火成岩ですから放射性物質を水成岩よりは多く含まれています。しかしその量は問題になる量ではありません。たとえば堅い岩盤上にあるニューヨークの放射能レベルは東京の数倍高いそうですが、ニューヨークに住んでいる人達はそんなことは全く気にしていません。 その他に、標高が高くなると空気が薄くなるために太陽を含めた宇宙からやって来る放射線の量が増えます。六甲山頂の標高は900mに過ぎませんからその違いは大したことはありませんが、平地より高いことは確かです。しかしその量は許容限界値より遙かに小さな値です。そんなレベルで東京の数倍と言ってもナンセンスですよ。神戸市が発表しないのは当たり前の話です。 『福島並の強さがあると聞きました』→デマです。
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>山頂付近に住んでいる人は いませんよ。山の上だもの。 せいぜいホテルの従業員くらい。
- Saturn5
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A・山上付近の放射線は福島並の強さがあると聞きましたが、本当でしょうか B・いやー山頂付近はそんなかわいい数字じゃなかったと思います このAとBは矛盾していると思いませんか? 山頂付近の自然放射線量がわかっているのならば、Aの質問は無いはずです。 以下の文献にもありますように、六甲山の自然放射線は日本平均の 1.2倍を超えるものではありません。 花崗岩に放射性物質が多いのは事実ですが、他の堆積岩に比べてやや多い というだけで特別な物ではありません。 また、六甲山の山頂に特別なものがある訳ではなく、山自体が花崗岩で できていることによる放射線ですので、山頂付近も中腹も大きな違いは無い と考えられます。 http://toshi502010.blog136.fc2.com/blog-entry-102.html http://ci.nii.ac.jp/naid/110004624353 兵庫県神戸市などに位置する六甲山地の花崗岩体において自然放射線量率(地表γ線)の 測定を行った。測定地点は、六甲山の花崗岩分布地域で124点である。測定結果の 平均値は80.3±22.8nGy/h、となり、これらの値は日本の花崗岩の平均値(73±24)と 比べると少し高い。Γ線量率の強度分布は岩体の北西部に向かって次第に高くなる傾向が みられた。また、六甲山体中に領家帯と山陽帯の花崗岩の境界線が存在しγ線量率に 顕著な差が生じた。領家帯に属する花崗岩の平均γ線量率は54.6nGy/h、山陽帯に属する 花崗岩の平均γ線量率は85.1nGy/hとなった。この傾向は大阪府においても同様な傾向が 報告されている。
お礼
ありがとうございます。
- Saturn5
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>六甲山は、花崗岩でできているため 西日本の山地は多くが花崗岩でできています。 放射線が多いのは六甲山に限ったことではありません。 岡山県・鳥取県の人形峠はウランが採掘されていました。 >福島並の強さがある 福島並とはどのくらいなのでしょうか? 原子炉周辺では1時間で死亡するくらいの放射線が出ていますし、 場所によっては10kmくらい離れるとかなり安全な数値に なっているところもあります。 下記のデータを見てもわかるように、中国地方は全般に高めの数値 ですが、それでも日本平均の1.2倍以下です。 http://www.jsdi.or.jp/~y_ide/991115ken.htm >山頂付近に住んでいる人は、被爆して癌になる人が多いのでしょうか 六甲山山頂でも放射線量は日本平均の1.2倍を超えません。 ただ、統計的に西日本はやや癌の死亡率が高いのは事実です。 しかし、これは環境が良いので脳卒中や心臓病が少ない結果でもある のです。自然法車線と癌の罹患率で有意義な関連性は見えないでしょう。
お礼
いやー山頂付近はそんなかわいい数字じゃなかったと思います。 ありがとうございました。
お礼
小学校もあります http://www2.kobe-c.ed.jp/rks-es/?page_id=19 結構大勢住んでいますよ。