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質問:トーンコントロールもEQもついていないアンプと中級クラスのスピーカー、どちらを買えばいい?
- トーンコントロールもEQもないアンプと中級クラスのスピーカー、どちらを選ぶべきか悩んでいます。
- 現在、デジタルのトーンEQとROOMEQがついたKENWOODのアンプに小型密閉スピーカーとサブウーハーの組み合わせで満足していますが、もう少し価格の高いシステムに興味があります。
- マッキントッシュのプリメインアンプとJBL/TS6000のスピーカーを購入する予定でしたが、アンプが音質調整機能のないものだったため、悩んでいます。
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>> ROOMEQを効かせたとたんにすばらしい音に変わった // ユーザなのでご存知だとは思いますが、この機能は、単なる「トーンコントロール」ではありません。 音響を考える上で最も重要なのは、アンプやスピーカーではなく「部屋」です。低音は壁(床・天井も同じ)がなければ拡散してしまいますが、壁があることによって定在波も生まれます。中高音は壁や家具によって反射され、定位を乱す原因になりますが、音の広がりを得るためにも不可欠です。 そういった条件は、部屋ごとに異なるので、同じオーディオ機器でも部屋が変われば聞こえ方が変わります。さらに、同じ部屋の中でも、壁や床の中の構造は専用に設計されたオーディオルームでもない限り場所によってバラバラですから、置き場所・置き方によっても聞こえ方が変わります。 本来であれば、そういった問題は「部屋をオーディオに合わせる」ことで対処します。いわゆる吸音材や反射板の類いは、そのためのアイテムです。しかし、発想を逆にすれば、「オーディオを部屋に合わせる」ことでも対応できます。ROOM EQ機能は、まさにそれです。 従って、ROOM EQによって劇的な音質改善が見られるのであれば、「室内音響に問題あり」と言えます。同様の音場調整機能がないアンプを使う場合、その問題は「部屋を調整する」ことで解決しなければなりません。言い換えれば、家具の配置も含めて部屋のレイアウトを自由にいじれないのであれば、たとえMcIntoshやJBLを購入しても、なかなか思うような音にはならないかも知れません。この点は非常に重要ですから、よく検討したほうが良いでしょう。 他方で、トーンコントロールは、そういった「オーディオを部屋に合わせる」目的にはあまり役に立ちません。左右を独立して調整できず、調整範囲も限られています。その意味では、「あってもなくても大した問題ではない」と言えます。 もっとも、(室内音響の問題を解決した上で)自分好みのバランスに調整したい、という場合には、やはりトーンコントロールは便利なものです。現在、そういった使い方をされていると思いますが、買い替えたあとでもトーンコントロールが欲しいかも知れない、ということであれば、同じMcIntoshでもトーンコントロール付きのモデルを選ぶほうが良いでしょう。 ----- ROOM EQの代わりに、グラフィックイコライザなどを導入する方法もあります。家庭向けではほとんどありませんが、業務用なら数万円~数10万円まで揃っています。これは、コンサート会場を設営する場合、どんな音響特性か分からず、会場の側を調整するわけにはいかないので、常に「オーディオ機器を部屋に合わせる」必要があるためです。 (ちなみに、ROOM EQの説明を読む限り、イコライジングだけではなく、時間差の補正も行なっているように見えます。この機能は、グラフィックイコライザではなく、スピーカーマネジメントシステムなどの機器に搭載されています。) もっとも、配線などが複雑化したり、調整が難しかったり(基本的にプロ向けの機器なので)、音質が変わったり、といったネガティブな面も否定できません。 同様のことは、PCオーディオでも不可能ではありませんが、機器の選定以上に、ソフト面での問題が生じます。PCオーディオは、オーディオというよりパソコン側の知識が重要になります。始めるのは気軽ですが、本気で音質を追求し始めると、かなり難しい話になってきます。 ----- >> 聞くソースがデジタルソース(HDD、CD、TV)ですべてデジタル接続することで素晴らしい音が実現していること。(アナログ接続では解像度が圧倒的に劣っていました) // しかし、試聴の上でMcIntoshの(アナログ)アンプが良いと判断されたのですから、その点はそれほど心配しなくて良いと思います。言い換えれば、現段階で分かっているのは、「今使っているKENWOODのアンプは、アナログ接続はショボいが、デジタル接続だとすばらしい」というだけであって、「およそアナログアンプはフルデジタルアンプに絶対敵わない」とまでは言えない、ということです。 ----- >> 部屋で実際につないで音を出したとき・・・。満足感をえられるだろうか? // 試聴した店から実機を借りて、自宅試聴させてもらうことはできませんか? 決して安い買い物ではありませんから、購入予定の店であれば、そのくらいは相談しても良いでしょう。
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- denkiyasann
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こんにちは、 お悩みよくわかます。 第三者の立場からすると、気に入った音のする現在のシステムを継続して愛用されるのが一番かと思います。 もし購入に踏み切られるのであれば、リスク回避のため、いつでも退却できるように少しずつ購入を進められてはどうでしょうか。 具体的には、 ステップ1:スピーカーだけを購入。 ステップ2:もしダメだったら退却か、前進かを冷静に判断。 ステップ3:同様の調整機能のあるAVアンプを購入。不勉強ですが、ソニーのAVアンプがピュアオーディオに比肩するパフォーマンスらしいです。 ステップ4:これでもダメでしたら退却をお勧めします。寺島靖国の道を歩み始めることになります。
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- chandos
- ベストアンサー率36% (267/732)
率直に申し上げて、御使用中のシステムに「本当に大変満足している」とのことだったら、新しい機器を買われる必要はないと思います。その分ソフト購入費に充てるか、あるいは別の使い道に振り分けた方がよろしいかと。。。 昔のオーディオ全盛期(?)には「オーディオシステムというものは、定期的にグレードアップしていくものだ」という「定説」があったみたいですが、今から考えればそんなのはナンセンスですね。バランスの取れたシステムを保有しているのに、無理に新しい機器を導入して却ってバランスを崩し、ドロ沼にハマっていったという事例を何度も見聞きしたものです。 スレ主さんはMA6300LTDとTS6000の組み合わせが気に入られたとのことですが、当然のことながら御自宅で店頭と同じ音は出ません。何とか納得出来るような音を出すためには、セッティングやアクセサリー選定などの「使いこなし」が必要です。またスピーカー等が真価を発揮するようになるにはエージング期間を経なければなりません。その期間が数ヶ月で済むのか、あるいは1年以上も掛かるのかは、まるで未知数です。 付け加えますと、トーンコントロールもEQもついていないアンプで好みのサウンドに持っていくためには、それこそセッティングやアクセサリー選定などがますます重要になってきます。 また、電源部分も大切です。オーディオ専門店では電源パーツに相当手を入れているところがほとんどです。御自宅では電源ケーブルやタップの導入はもちろん、コンセント部分にも手を加えないといけないケースが出てくるかもしれません。 それと、オーディオシステムを構成するのはアンプとスピーカーだけではありません。音の入口としてのプレーヤー部が必要です。アンプとスピーカーだけを上質の物にしたら、プレーヤー部の欠点がモロに出ます。かえって音質が低下することも皆無ではないでしょう。 結論を書きますと、新規にアンプとスピーカーを導入することによる「使いこなし」の試行錯誤、そして決して短くはないエージング期間、またプレーヤー部(DACも含む)の未更改によるバランスの低下の可能性、そしてそれらを克服するための努力と時間。そういったことを「大変満足している現用システム」を捨ててまで引き受けるという覚悟がおありならば、どうぞ新しいアンプとスピーカーを購入されてください。そういう「試行錯誤」もオーディオの楽しみの一つです。 当然、もしも少しでも「使いこなしは面倒くさい」「エージングが終わるまで待っていられない」とお考えならば、アンプとスピーカーの導入は断念された方がよろしいです。 あと、念のために出来れば御自宅に持ち込んでの試聴もされた方が良いですね(もちろん、ディーラーがその依頼に応じた場合ですが)。
お礼
参考になりました。ありがとうございました。
- nijjin
- ベストアンサー率27% (4811/17774)
MA6300LTDにはパワー入力があるので本体の入力部分を捨てて(使用しない)パワーアンプとして使い C22のようなプリアンプを入れればトーンコントロールは可能です。 プリ・パワー間がジャンパー接続なので間にグライコを入れることも出来ます。 因みにTS6000はどちらかと言えばAV向けのスピーカーですのでAV向けの音作りが多少なりともされている可能性があります。 また、能率がやや低いのである程度出力を入れないと気持ちよく音が出ないかもしれません。 デジタルアンプとは真逆とまではいきませんが90度以上違うアンプなので好みに合うのか?が問題ですね。 接続も全てアナログになりますし・・・ それならデジタル入力のあるデジタルアンプにでもした方が好みに合うかもしれません。 LINN MAJIK DS1 http://www.linn.jp/products/detail/pre_main_amp.html もしくはフルデジタルアンプ SONT TA-DR1a http://www.sony.jp/audio/products/TA-DR1A/ 因みに、ミニコンポで4343WXは無理です。 アンプの出力負けです。
お礼
参考になりました。ありがとうございました。
オーディオにとりつかれて、最初は音の量を求めて次に来るのが 質を求めるようになり、地獄の絵図と化する訳でして・・・ 高級品は部品は吟味された物が使用されており、其れなりに、音質 は保証された製品ですが。 ここのカテゴリーで書かれていた「高音質=好音質ではない」この言葉 が誠に的を得ていると思います。 されど、色々ともがくのがオーディオ馬鹿なのですね・・・ 音質調整が無いアンプは多々有ります。 アンプに付いている回路は細かい周波数の設定が出来ず、狙いの周波数と 一緒に廻りも持ち上がる為、低音は出るようになったが音楽としてはダメ と云う事になりがちで、効果としては役立たずが多いのです。 更に一つ回路を余計に通る事になり、音質劣化に繋がります。 従って音質調整回路を無くしてしまうメーカーが有るのです。 逆に言うと、そんな物なくても再生出来ると言う、メーカーの 自信の現れでも有るのです。 そうゆうアンプはプリ部とメイン部が分かれており、そこに グラフイックイコライザーを別に接続すると細かい周波数の 設定が出来るようになりますが・・・ 他の回答者様が書かれている、パソコンでの音楽再生を御奨めします。 いたちごっこと金も無い事あり、3年前から取り組んでます。 光学ドライブはパソコンとの合わせ技でCDプレーヤーとしても 中々の優れ物なんです。 CRやLCを使用した音質調整と違ってデジタルでの処理ですので 劣化がなく、しかも細かい周波数の設定が容易に出来ます。 USB-DACも5万円位なら、かなりの物が・・・ 音楽再生ソフトも優れ物が出て来て、しかもフリーソフトが多いのも 誠に有難い事です。 パソコンでの音楽再生は100万円の装置と同程度以上の物が可能な 貧乏人にとっては夢の世界に誘ってくれる物なので、期待が一杯です。
お礼
参考になりました。ありがとうございました。
- ittei
- ベストアンサー率27% (19/70)
こんにちは、お気持ちは分かる気が致します。 一番注意しなければならないのは、100万円で何が得られるかだと思います。 現状に不満があまりない状況でも、資金の目処が立つと欲が出るものです。 誰とも(ほぼ)共有できない、自己満足な機器を購入して何が得られますか? しかし、趣味とは正に自己満足がもっとも大切であることも事実です。 さて、質問者様は高解像度で低域の強調された音がお好みだとお察しします。 しかもデジタル接続にこだわりがあり、アナログは劣っているとのご見解。 これらから、マッキン&JBL を選択されたのはとても意外であると感じました。 フルデジタルが実現できるアンプやイコライザーがよろしいかと思います。 残念ながら、スピーカーはアナログ接続なので、どうすれば良いのか分かりません。 現状維持もしくは100万円で他にも色々と検討されることをお勧めいたします。
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- HAL2(@HALTWO)
- ベストアンサー率53% (2339/4387)
>満足感をえられるだろうか? ・・・の疑問には保証できませんが >部屋で実際につないで音を出したとき、いまの自分のシステムでは出ない音だ、と感じ ・・・られることは確かだろうと思います。 確かに McIintoth のアンプは独特の音色を持っており、この音色を壊すことなく好みの帯域バランスに調整できれば非常に魅力的でしょう。 私は 5 素子の Tone Controller と Continuous Loudness、Compandor、High Filter、Low Filter が付いて 20W×2 (8Ω) のパワー・アンプも内蔵されていた C34V を愛用していたのですが、何よりも驚いたのはこうした各種 Controller を多用しても McIntosh Sound と呼ばれる独特の音色は全く崩れなかったことです。 現在は C34V を手放し、Apple MacBook/iTunes と改造した Softon Model 6 DAC 内蔵真空管式 Headphone/Line アンプに Sony MDR7506 Headphone、ニア・フィールド BGM スピーカー・システムとしての Bose MWS という組み合わせになっているのですが、iTunes Software は 10 素子の Digital Tone Controller を用いた Equalizing 値を User Preset できますので、やろうと思えば曲毎に Tone Controller 値を変えた Setting も可能ですし、(これは曲毎ではなく全てに掛かるのですが) Sound Enhancer という Loudness と Compressor 及び若干の Phase Shifter のような効果を 5 段階で切り替えられる、KENWOOD のミニコンポで言えば 5 段階の ROOMEQ みたいなものも付いていますので良質な DAC を通せばその利便性が病み付きになってしまうでしょう。 iTunes は Apple Macintosh Computer でなくとも Windows OS 機でも利用でき、Music CD (SACD や HDCD、DVD-Audio を除く) を PC の DVD-R に挿入すると自動的に Ripping して PC 内にデジタル・データを貯め込んでくれますので、1 度データを貯め込んでしまえば CD をケースから取りだす必要がないことからも不用意な扱いでディスクを傷める懸念がなくなりますし、何千、何万という曲目リストから好みの曲を即座にリスト・アップして連続再生させられることから「CD を探してプレーヤーに CD を入れ替え、前の CD をしまう」手間が省けます。 音質は「非圧縮」で PC に取り込めることから USB (または他のデジタル接続方式) で受けてアナログ変換する DAC までは何をやっても (デジタル EQ をどれほどかけても) 原理的に劣化するわけではありません。 更にカーペット下に這わせることができる極薄のイーサネット・ケーブルやケーブルを用いない無線 LAN で PC と DAC を結べば (CD プレーヤがないのですから) DAC アンプ/スピーカーから離れた位置にある PC だけで全ての操作を行えます。 ここに御質問されることからも既に Apple iTunes Software を使用できる PC は確保されていらっしゃるわけですから、良質な DAC を追加購入されるまでは KENWOOD デジアンの Line 出力を McIntosh MA6300LTD に繋ぎ、iTunes を導入した PC の USB 出力を KENWOOD のデジアンに繋いで KENWOOD デジアンと iTunes のデジタル EQ/Sound Enhancer との違いを試してみながら McIntosh MA6300LTD + JBL TS6000 でルーム・アコースティック・チューニングを追い込み、DAC の情報を収集するというのは如何でしょうか?
お礼
参考になりました。ありがとうございました。
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