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学芸大附属世田谷小学校について
先日説明会に行きました。倍率10倍以上という数字に驚きましたが、ふと疑問がわきました。周辺区立小学校は土地柄、荒れているわけではなく、区立でも国立でもどちらにしても中学受験をするお子さんが多いわけです。ならぱ、地元の区立小学校へ行き塾へ通わせた方が時間も有効に使えるし、地元の友達もできるわけです。それを上回るどんな理由で学世田を受けるのでしょうか。特に男子の倍率が高そうですね(女子ほど魅力的な私立小学校が少ない、という理由からなのでしょうけれど)。説明会でも「区立に比べ進度が遅い場合が多い。教育実習期間後はクラスを立て直すのに時間がかかる」などしきりにマイナス面を強調していたように感じました。無知な質問で恐縮ですが、皆様のご意見をお知らせください。お願いします。
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友人が娘さんを学芸大世田谷に通わせていたが、学校の勉強の他に、中学受験のための学習塾にも通わなければならないので経済的にもメリットはない。 そこで、私学に転校されました。 私は娘の小学校入学時、付属のことも考えましたが、友人の例を聞きやめました。 現在娘を公立の学校に通わせていまして現在小学3年生です。 土地柄…。というのは間違いです。人間が集まっているのですから、いろいろなことが起きる。 深刻になる必要はないと思いますが、お金持ちも貧乏人も集まって社会ができている。そういうことだとおもいます。 ただ、その程度においてはましかもしれない。その程度のことでしょう。 ☆ 問題は、何のタメに学校に通うか? そのことに尽きると思います。 ・学校のブランドで見栄をはりたいから? ・よい教師にならいたい? ・よい友達にかこまれたい? ・意見のあう保護者たちとつきあいたい? ・経済的な問題。廉価でクラッシーな教育が受けれる? …などなど。 説明会は、至極もっともなもので、頭の回転がよくないと教育実習の勉強と本来の小学生としての勉強を両立できないということを強調したかったのでしょうね。 ☆ わたしは区立の小学校に娘を通わせています。 昨日の報道で、教員のいたずら行為が発覚し、世田谷区教育委員会が謝罪会見を行なうなど、何をか言わんやです。 勉強は環境がすべてとおっしゃる専門家の方がいらっしゃいますが、それは教育環境を整えることで収入を得ている専門家の意見であって、 本来は、勉強は意欲・目標を持つことがすべてだと私は思います。 どんな厳しい環境でも、がんばってやりぬく。 聞けば、宇宙飛行士の作業というのは、宇宙酔いという二日酔い状態の中でも、いかにちゃんと作業をするかということだとのこと。 掃き溜めのツル。みにくいアヒルの子ではありませんが,さまざまな環境の中でも自己を失わずにやりぬける子になってほしいものです。 自分が何をしたいかではなく、自分が属する環境のほうを優先してしまった人生の先に何がまっているのでしょうか。 外務省の腐敗。医大の医局の不正など、個ではなく集団に依存して生きてきた人たちが、集団の論理によって犯罪を犯してしまったよい例だと思います。 その意味で、目的を持って生きる人がまわりにいる環境の方が素晴らしい。生きやすいと痛感します。 自分の娘には、頑張っている子と友達になって欲しい。 公立の小学校には、こどものことなどどうでもいい家庭、DVの家庭の子など、さまざまな子が通っています。しかし、それが社会の実相。そのことを知ることに意味はあると思うのです。 …とはいえ、3年もあれば充分というのが実感です。(^^;) どの学校を選ぶにしても、こどもに意欲を持たせ、それを発展させる努力を親がしていくなら、何の問題もないでしょう。 ちなみに私の娘は、この秋からサピックスに通うことになりました。 いってみれば、それが私の結論なのかもしれません。
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- kikanshayaemon
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学大世田谷ではありませんが、国立の附属小学校に1人、近所の区立に1人通っております。 違います。でも、何が違うかって言われると具体的に列挙するのは結構大変です。ちがうのです。私も、下の子が国立の附属にたまたま合格してから、公立との差にちょっとびっくり。それまでは、上の子が通っている近所の公立が当たり前の環境だと思っていましたから。 デメリットはたしかに、教科書どおりに授業は進みません。まったくやらない分野もありますし、教科そのものが形態がちがったりする場合すらあります。たとえば、生活科(今公立で1,2年生が習っている)はその10年前から段階的に国立の附属で試験的に実施されていたものです。実習生は多いですが、まあ、子どもは若い先生を喜んだりからかったり、授業は面白かったり進まなかったりで、実習生によって色々のようです。 何が違うかというと、やはり子どもは公立に比べるとやや均質化されていると思います。中には悪がきもいますし、もちろんいじめもけんかも当然あります。概して教育に関心が高く、学校に協力的な保護者が多いということはやはり言えると思います。くじを引いて、試験を受けさせて、さらに電車やバスに乗って通わせるという判断をしているわけですから、その程度には教育のことを考えた人が集まっているというわけですね。 あと違うのはたぶん、先生。公立の小学校との転勤での入れ替えもありますが、概して公立よりも長く同じ学校に勤務しておられる先生が多いのではないでしょうか。(同じ学校に長くいるのが必ずしもいいとは限りませんが、今先生方の組合では、3年から5年でローテーションするのは早すぎるとたしか主張していましたよね?)何と言うか、個性的な先生が多いです。(これも、良し悪しかな?)中には(国立の小学校の先生が全部そうだというわけではないのですが)教科書を書いておられるような有名な先生もおられて、そうした先生の授業はそれはそれは、子どもたちも大喜びするすばらしさです。それと、他の国立の事はわかりませんが、うちの子の通っているところは2年生ないし3年生から教科担任制です。これはいいです!担任との関係は薄くなるというデメリットがあるのですが、やっぱり各教科の専門の先生の授業は面白いです。
- gwkaakun
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正直言って専門家的な立場から結論からいいますと、『勉強は環境が全て』です。少しでもいい環境に越したことはないのです。 ケースが違うかもしれませんが、例えば開成高校という超進学校がありますね。あそこは東大に進学する人の数が多いですが、それはみんなが東大に行きたい・入学したと思うから多いのです。 あなたは区立も国立の小学校も一緒だと思うかもしれませんが、違うのは『生徒や親の質』です。公共の場でこんなことをいっていいのかわかりませんが、区立小学校は育ちの悪い人といい人が同居していますが、国立小学校には教育熱の高い家庭や、育ちがよい家庭が多いものです。極端に言えば、慶応や学習院の小等部や中等部にヤンキーや不良がいますか? 教育実習期間後はクラスを立て直すのに時間がかかるといわれてきましたか。それは国立の小学校に行っている子はどのみち塾にも通っていて学校で習うことはもうすでに塾でやっているので、いまさら学校でどんな授業をしようと大差は無いのです。 区立の小学校は勉強を教えてくれる他に、親によっては躾を要求する親もいますし、挙句の果てにはストレスの発散をしているとしか思えない親もいます。環境面は国立の生徒・親と比べれば雲泥の差です。友人関係で成績は相当左右されますからね。勉強面ではあなたが言うように、国立も公立も変わりないです。むしろ授業がモルモット状態な分国立の方が悪いかもしれません。が、はっきりいって学校の授業に期待などする方がそもそもの間違いではないかと思います。学校で十分というのなら、我々のような教育産業は不要だと思います。
お礼
早々のご回答ありがとうございました。 >国立小学校には教育熱の高い家庭や、育ちがよい家庭が多いものです。 私立小学校や地方の国立附属小学校には上記はあてはまると思いますが、学世田に通っているご家庭は、区立に通うご家庭とあまり大差ないようなかんじなので、疑問だったのです。(説明会にいらしていた親達も私立とはあきらかに雰囲気が違いましたし…)。確かに希望の私立を落ちてしまったお子さんが、かなり受験する小学校ですし、「区立なんかに行かせる位なら、国立のほうがまし」という地元ママの声も聞きます。 たぶん、私が区立小学校の実態を知らなさ過ぎるのかもしれません。ただ、我が家から通える範囲に4校の区立小学校がありますが、「ヤンキーや不良」がいるような雰囲気では全然ないです。 実際に学世田に通っていらっしゃる方で、「ここが区立小学校よりも素晴らしい」というご意見を是非お伺いしたいと思ってます。
お礼
ご回答、ありがとうございました。 まさに知りたいと思っていた内容を、ご回答いただいて感謝しております。同じマンションで近所の区立にお子さんを通わせている親御さんからも「区立は先生の差がかなり違うから」という話は聞いていました。お子さんの学校での「子どもたちも大喜びするすばらしい」授業、いいですねー。