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デーモン閣下が相撲協会に怒られたこと どう思いますか
- デーモン閣下が被災地へ訪問し、プロジェクターなどの機材を持ち込んで大相撲中継を見せたことについて、相撲協会から怒られたそうです。
- 一部の意見では、デーモン閣下1名では全ての被災地を回ることは難しいとされており、相撲協会が本来行うべきだったという指摘もあります。
- 他にも、インターネットで中継が限定されていることから不平等であるとの意見や、同様に被災地を訪れた他の芸能人も不平等になるとの指摘もあります。
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再度おこたえします。 大相撲協会が、その商業コンテンツである大相撲場所中継にまつわる著作権について つい今の今まで何の懸念もあらわさずにこれたのは、一重にNHKという国営の巨大な特権スポンサーが ついていたからです。 大相撲は天皇陛下と国民が一つになれる国体文化行事であり、常にNHKが守り続けるのだ。という揺らぎのない 確信が大相撲協会をこれまでの長きにわたって旧体性のしきたりに胡坐をかかせふんぞりかえらせていたのです。 今年の5月に、それまであった神話が崩壊、絶対的だったNHKというスポンサーが一時的とはいえ解除された。 パニックにおちいった相撲協会。有名動画配信の会社から、とりあえず人気つなぎのため緊急に 無料生放送を行うことにしました。無論、このままTV中継が復活されないのなら、民放移行も難しく、 ネットかケーブルでPPVを販売する選択肢しかなくなるため、ここではじめて「大相撲中継」というコンテンツの価値が 問われることになります。地上波で中継される大相撲ではなく、見る個人が代償を払う形になるので公の場で 集団ウォッチということは営利的に不可能になります。 15日にわたるイベントで5000円とれるか、2000円に落ちるか。高齢層はもう捨てるしかないか。 そういったことが突然目の前の問題になる大相撲協会は慌てふためきます。もう存続の危機ですよ。 大相撲協会がその間、収拾をつけるために前代未聞のリストラを行い、土下座でNHKに大相撲中継の 継続を約束させました。デーモン小暮はそういった状況をほとんど鑑みることなしに、被災地の人々を 景気づけるために「特別措置」で無料であったオンライン配信”商品”を会場で流したのでした。 協会としては、その無料ネット配信の動画を有料にすることも考慮にいれなくてはいけない段階だったので 勝手に公共でシェアする前例を作ることなどとんでもない話でした。 デーモン小暮のやったことを認めてしまえば、他の人間が大相撲中継を使って商売をはじめることに なりかねない。一般メディアも省庁もアンチ大相撲寄りに傾いてきていますから、 またスキャンダルを持ってこられて追いつめらるかもしれない。NHKという媒体を失う前提を持って 運営を考えたとき、実に「会場かりて相撲映像を流す」行為は危険だということです。 ちなみにアメリカで行われているUFC(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ)の話ですが、 UFCは地上波放送のTVディールを結ぶのにここ数年挫折してきているので、ネットや衛星でのPPV販売で 収益をあげています。莫大な契約金・スポンサー料を得て地上波に変えてしまえばどこで誰が何人で 観戦しようとどうでもいい話なのですが、今のところPPVに頼らざるえないため当然ながらそのコンテンツに おける著作権を必死になって守らなくてはいけない。そのため、バーやクラブの経営者などが自分の店で 勝手に客から金を集めてUFCを放映することも固く禁じていて、先日も田舎のレストラン経営者が数千万円の 損害賠償で訴えられています。これが興行側が最も神経質にならざるえない問題なんですよね。
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- windows888
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被災地でどういった慰問をすればいいか、となったときに大相撲中継を流そうという 発想をデーモン閣下が持ったことには大いに賛成です。そのアイデアだけは否定したくない。 しかし、そこには大きな問題がある。それが著作権だ。 大相撲中継というのは、相撲協会が銭を稼ぐための最大の商品であり、 そのコンテンツを勝手に公共の場で無料公開されることは完全な営業妨害、営利の侵害であり、 訴訟の対象にすらなりうるのです。 ニコニコ生放送で無料生放送が行われたことがありましたが、 NHKからすれば、ああいう形で万人に対して無料奉仕のプロモをしているときならまだしも、 有料の電波をデーモン閣下の一存で不特定多数の余興として流されてしまったことを 問題視せざるえなかったのです。 それでもさすがは、大相撲協会の相談役デーモン閣下、たいしたお咎めを受けることはなかった。 やったことは、本当に大問題なんですが・・・・・
お礼
ご回答ありがとうございました。著作権とは盲点だった・・・。ということは病院や飲食店など公共施設で、NHKの番組や大相撲中継が流されている場合でも営業妨害になるのかなぁ?不特定多数が無料で見ているという状況は変わらないわけだし。もちろん設置者は受信料を払っているけど、今回の場合でもインターネットの通信料は払っている訳で状況としては全く同じ。なかなか、難しい問題ですね。じゃあ、サッカーや野球も流せなくなるのかなぁ~
- nahaha55
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>本来、相撲協会がやるべきことだった 全くその通りだと思います。 相撲協会は何か被災地支援の活動はしてるの? 大体、相撲協会ってセコイんだよね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そもそも、、今回の発端となったのは野球賭博、八百長などの問題を起こした相撲協会が原因。運営してく為に、 お金が必要なのはわかりますが、そこまでして利益が欲しいのかと呆れてしまいました。 今、問われることは利益なんて度外視で大相撲の信用を一日でも早く取り戻すことだと思います。 あえて入場料金を取り、その収益金を被災地へ全額とは言わなくても一部でも送るべきだったと思いますし、 ある程度のことは、やむを得ないこととして黙認してもよいのではないかすらを思います。 だからと言って著作権侵害をしても良いということにはなりませんが、大相撲の信用を取り戻せば、 利益なんて後からついてくると思うので、利益より相撲協会の存続の事を心配した方が良いと思いました。 大相撲が無くなってしまえば元も子もないわけですからね。 相撲協会の存続のために利益が必要だと言われてしまえばそこまでなんですけどね。 2度も回答していただいてありがとうございました。