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偏微分・全微分を使った証明の方法を教えてください
- 私は力学の問題に取り組んでいますが、証明に困っています。
- 特に、偏微分と全微分を駆使した証明方法について知りたいです。
- 具体的には、∂^2z/∂x^2+∂^2z/∂y^2 = ∂^2z/∂r^2+∂^2z/∂s^2 の証明方法を教えてください。
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∂z/∂r=(∂x/∂r)(∂z/∂x)+(∂y/∂r)(∂z/∂y) が成り立つというのは問題ないようですが、このzの部分はrとsの関数であれば何でもよくて、f=f(r,s)という関数について ∂f/∂r=(∂x/∂r)(∂f/∂x)+(∂y/∂r)(∂f/∂y) という式も同様に成り立ちます。 特に、f(r,s)=∂z/∂r(=∂z/∂x・cosα+∂z/∂y・sinα) という関数でもよくて、そうすると ∂^2z/∂r^2=(∂x/∂r)(∂/∂x)(∂z/∂r)+(∂y/∂r)(∂/∂y)(∂z/∂r) のように計算していくことができます。 さて、上にも書いたように ∂f/∂r=(∂x/∂r)(∂f/∂x)+(∂y/∂r)(∂f/∂y) が任意の関数fで成り立ちますので、fを省略して、 ∂/∂r=(∂x/∂r)(∂/∂x)+(∂y/∂r)(∂/∂y) のように書いてもいいですよね。 で、∂x/∂r,∂y/∂rを具体的に計算したものが#2さんの >∂/∂r = cosα∂/∂x + sinα ∂/∂y ですね。何も省略して書かないで書く事にするのなら ∂f/∂r = cosα∂f/∂x + sinα ∂f/∂y が任意の関数fで成り立つ、という事と同じ事を言っています。 なお、 ∂f/∂r=(∂f/∂x)(∂x/∂r)+(∂f/∂y)(∂y/∂r) の式(上の式とは積の順番が違う)でfを省略すると ∂/∂r=(∂/∂x)(∂x/∂r)+(∂/∂y)(∂y/∂r) のようになりますが、このように書くことはできません。 このように書くと省略する前の式は ∂f/∂r=(∂/∂x)[(∂x/∂r)f]+(∂/∂y)[(∂y/∂r)f] のように∂x/∂rもxで微分するという風に解釈する事になってしまうので。
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- eatern27
- ベストアンサー率55% (635/1135)
>zとfは、r,sの関数であれば同じであるため、省略して表記できるが、実際には存在しているということでしょうか? 細かい事を抜きにすれば基本的にはそういう認識で良いです。 >∂^2z/∂r^2=(∂x/∂r)(∂/∂x)(∂z/∂r)+(∂y/∂r)(∂/∂y)(∂z/∂r) >をどうやって出したのかが、わかりませんでした。 ∂f/∂r=(∂x/∂r)(∂f/∂x)+(∂y/∂r)(∂f/∂y) にf=∂z/∂rを代入しただけです。∂(∂z/∂r)/∂xのような表記だと見にくいので、(∂/∂x)(∂z/∂r)のように書いています。 >∂^2z/∂r^2=∂/∂r・(∂z/∂r) >になるようなきがします。 なるという事で正しいですよ。実際、上の式の左辺にf=∂z/∂rを代入すると(∂/∂r)(∂z/∂r)になりますよね。
お礼
多々の回答誠にありがとう御座いました。一応問題の解が一致するような書き方が出来ました。(あっているかどうかは解かりませんが・・・笑) 非常に参考になりました。また機会があれば、ご質問するかもしれません。ありがとう御座います。
- heboiboro
- ベストアンサー率66% (60/90)
∂/∂r = cosα∂/∂x + sinα ∂/∂y などを使って変形したんですよね。 同じことを繰り返せばいいです。 ∂^2/∂r∂x = ∂/∂r(∂/∂x) = cosα∂/∂x(∂/∂x) + sinα ∂/∂y(∂/∂x) = cosα ∂^2/∂x^2 + sinα ∂^2/∂y∂x こんな感じのことを全ての項についてやれば出てくるはずです。
補足
対応感謝します。 別の回答に、自分で解いた過程を載せました。参考にしてください。 微分記号に慣れていないので、初歩的な返答になりますが、御了承下さい。 ∂/∂r = cosα∂/∂x + sinα ∂/∂y これは用いておらず、なぜこうなるのかわかりません。どの様な規則でこうなるのでしょうか? また、zはどうされたのでしょうか?
- eatern27
- ベストアンサー率55% (635/1135)
>∂^2z/(∂r∂x)cosα+∂^2z/(∂r∂y)sinα-∂^2z/(∂s∂x)sinα+∂^2z/(∂s∂y)cosα の導出はいったいどうやったのでしょう? どうやったとしても、それと同じことをやればいいだけだと思いますが、同じ事ができない理由が何かあるのですか?
補足
対応感謝します。自分は ∂^2z/∂r^2=∂/∂r・(∂z/∂r) =∂/∂r・(∂z/∂x・∂x/∂r+∂z/∂y・∂y・∂r) =∂/∂r・(∂z/∂x・cosα+∂z/∂y・sinα) =∂^2z/(∂r∂x)・cosα+∂^2z/(∂r∂y)・sinα (1) ∂^2z/∂r^2= ↑と同じやり方で =-∂^2/(∂s∂x)・sinα+∂^2z/(∂s∂y)cosα (2) (1)+(2)=質問の式 です。 全微分に関して自分が用いた方法は z(x,r), x(r,s), y(r,s) の時 ∂z/∂r=∂z/∂x・∂x∂r+∂z/∂y・∂y/∂r ∂z/∂s=∂z/∂x・∂x∂s+∂z/∂y・∂y/∂s と置ける。 これのみです。 二階微分になってくると、微分記号の動きがよくわかりません。分数のように扱えると聞いてますが、実際分数ではないため、上記のように()で分けて計算できるのかどうかも、自分としては怪しい状態です。正しい解法を参考にしたいと考えております。
補足
詳細な説明ありがとうございます。疑問点を確認します。 zとfは、r,sの関数であれば同じであるため、省略して表記できるが、実際には存在しているということでしょうか? また ∂^2z/∂r^2=(∂x/∂r)(∂/∂x)(∂z/∂r)+(∂y/∂r)(∂/∂y)(∂z/∂r) をどうやって出したのかが、わかりませんでした。私がとくと ∂^2z/∂r^2=∂/∂r・(∂z/∂r) になるようなきがします。↑は完全に分数と同じような扱いをしたため、おかしなやり方になってると思いますが、なぜこうは出来ないのでしょうか?