- 締切済み
ダウンサイジングの為の工夫
一般的に(分野に拘らず)、同等の性能を残させながら対象機器の大きさを小さくする為には、次の方法の他のどんな手段が御座いますでしょうか。 (1)内部の隙間を少なくする圧縮陳列 (2)共有させ得る機能を外部の機器に委ねるネットワーク化 (3)部品の素材の変更
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- sailor
- ベストアンサー率46% (1954/4186)
集積化は現在ではかなり高度な状況にありますが、これを可能にするためにはいかにエネルギー効率を高めるかという工夫が不可欠です。集積化が進み体積。表面積共に縮小されると内部で消費されるエネルギーのうちロスになる部分、すなわち熱として消費される部分が非常に重要になります。現在の非常に高度に集積された電子回路もMOS型FETというトランジスタがあって初めて可能な技術です。旧来のバイポーラトランジスタで今のような高度な集積回路を作ったら、自らの出す熱を処理し切れずに自壊してしまうでしょう。また、内部の隙間を減らすためにも熱の発生は極力抑える方が望ましいことは当然です。携帯用の機器においてはバッテリーの持続時間に直結しますから、この点でも熱の発生を如何に抑えるかが重要です。 ネットワークシステムなどでは多重化を容易にするため、広い帯域を持つ高速度な動作を許す回路設計や素子の開発が欠かせないでしょう。通信の高速化は電波や信号電流によらず光による通信技術が大きなウエイトを占めるでしょう。ここでもエネルギー効率は重要で、信号を伝播する光ファイバーのロスを減らし、中間に置くリピーターなどの数を減らすことや、送信側の電力から光への変換効率の高さは非常に重要です。外部の固定施設への通信で端末の負担を減らすには高速な通信が不可欠です。多数の端末からのデーターが集まる部分では非常に高速度な処理が要求されます。 まぁ、電気屋の私の思いつくところはこんなところです。
- RTO
- ベストアンサー率21% (1650/7787)
複数の部品で構成されていたものをひとつの部品にまとめる集積化 それをさらに進める高度集積化 部品のコンパクト化 AMラジオなんざ 30年前はたばこの箱くらいの大きさでしたが 今なら 100円ライター以下で作れますものね。 機械式部品の デジタル化 カセットテープを使っていた30年前のウォークマンと 現代のIpodnanoを比べりゃわかるでしょう。