小学生の娘がいるバツイチシングルマザーです。
私もNo.5さんと同じような環境で育ちました。
兄がいますが、私たち二人も「お前たちがいるから離婚できない」と念仏のように毎日毎日聞かされました。
自分の居場所がない、自分の存在が愛すべき人(両親)の人生の邪魔になっている、そう思い続け生きてきました。
離婚に至る原因や過程は質問者様のおっしゃるとおり色々なので割愛させていただきますが、私も自分の娘に、自分と同じ思いをさせたくなかったことももちろんだし、また毎日母親が泣く姿、怒る姿、落ち込む姿を見せたくなかったので、離婚しました。
離婚して10年近くなりますが、正直今でも、娘に対して「父親を奪ってしまったという罪悪感」はあります。
でも、その罪悪感が強い責任感になっていることは事実です。
私と元夫の大人の都合で、娘から、両親のいる当たり前の家庭で育つという権利を奪ってしまったことは申し訳ないと思います。
でも、両親がそろっているからって、それが幸せな家庭の全てじゃない。
母子家庭でも、父子家庭でも、幸せな家庭の形はあると思います。
娘は、我慢や葛藤や苦労は、人よりちょっと多いかもしれない。
それを普通の人は「可哀想」と呼ぶのかもしれません。
でも、紙一重で痛みを知ることのできる人間に成長する機会でもあるのかなと思います。
普通の旦那さんがいる家庭のお母さんより、至らない点はあるかもしれない。
でも多分、そういうお母さんより、片親の人は、何事にも必死です。
責任も半分分け合える人がいる人より、すべてを背負わなければならないからです。
私は自分の至らない点も努力した上で、娘と協力し合って生きています。
親だから、子供だから、何かをしたりしてもらって当たり前ではなく、一緒に暮らして生きていくから助け合い協力し合うことが当たり前に暮らしています。
確かに罪悪感が残っていることは事実ですが、それは責任感につながっているし、何より離婚したことで娘に安心感や存在価値、笑顔や愛情を与えることができていると思っています。
お礼
貴重な体験談・ご意見ありがとうございました。