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アメリカの道路、電話
アメリカの高速道路は何故無料に出来て、日本はできない のでしょうか。 また、アメリカの市内電話は、なぜ無料にできるのでしょうか。 運営管理するシステムの違いなど、ご存知の方おられましたら、よろしくお願い致します。
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アメリカ駐在5年間の経験から申します。 あの総裁が率いる道路公団に言わせるなら、土地代建設費がかかるからというでしょうね。 しかし、土地の総延長(長さ・幅)では、日本の何倍もあるのだから総建設費は米国の方が多いと思います。 ここで、問題になるのが道路の建設費です。 官製談合にて、大変高い発注金額で道路を作成するから、その費用(利子含む)を回収できないからだと思います。 現に、長野県の公共事業は一般入札制度に切り替えたら発注金額が40~60%にて下がりました。 このように、当たり前のことを数十年前からやっていたら利息も付かず無料化出来てたでしょうね。既に。 また、道路を造る速度は比較になりません。 住宅でも、ツーバイフォー住宅が一般住宅より早く出来るでしょう、それと同様に道路を造る作業が完全に標準化されており、どこの道路でも同じような作業形態ですし、できあがりも同じようです。 これに比べて、日本の道路会社の場合、作業が標準化されておらず、鉄筋なども現合(現場で造る)な為工数が余計にかかるのです。 現在、日本の企業において製造作業コストで国際競争力があるのは、自動車・電気製品がトップで、道路建設が最低だと言われております。道路・建設会社の真のリストラ(首切りではなく)が進めば道路建設費用も安くなるでしょう。
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- sanpeita
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補足ですが、アメリカでも有料高速道路や有料トンネル、橋等もあります。日本と比べると確かに料金は安いです。また、私の経験では、アメリカの高速道路の保守は日本よりかなり大まかで安く上げていると思います。道路に穴があいていたり、走行中に前の車が巻き上げた小石がフロントガラスに当たってヒビがいったこともあります。私見では、日本の高速道路メンテナンスは過剰品質過剰コストではとも思います。
お礼
ありがとうございました。 補修についても、業者間の競争を促すとか、 市民が、補修計画に参加するなど、予算の使い方に チェックが入る事が必要なのかもしれません。
- rekishika
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アメリカはもともと都市間の交通を自動車を中心に企画されたようで、無料を前提に全国に税金でハイウエーが出来ました。アメリカの道路用の土地は殆ど買収資金が要らず、むしろ道路誘致や出口を作るために無償で土地を提供するぐらいです。 日本もドイツやアメリカのように税金で最初から無料を前提すれば考え方も違ったのでしょう。日本は都市間の交通を鉄道やバスに依存してきたため、自家用車を贅沢品と考え、高速道路を有料化したのだと思います。 本来、当初の趣旨から言えば無料化すべき東名/名神道路が日本道路公団・旧建設省・政治家の利権のような構造になり、今日に至っているのです。 アメリカの市内通話の無料の件は、市内といっても区域が狭く通話料も限られ、電話会社の収益が殆ど長距離に依存しているため、サービスとして無料化しているのです。 運営管理システムの違いは、藤井日本道路公団総裁の就任の発言が『道路公団の社員は採算性のことなど考えなくて良い、いかに道路を作るかだけに専念しろ。』との言葉によく表れています。アメリカと異なりこの組織は自己の組織の保全のために高い料金をとり役人と道路族と土木業でつるんで利権を教授してきたのであり、利用者や納税者のための運営管理システムは存在しないのです。
お礼
ありがとうございました。 無料にするという前提で、いかにコストを削減するか 知恵を出す事に、職員の方は頑張ってもらいたいものです。
- Miracle_4
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日本では有料道路制度により 原則として通行料金によって高速道路が整備され、加えて、耐久性の悪いアスファルトを使用しているため修復費が多くかかり、料金をとらないと維持していけない。 一方アメリカの高速道路は、原則として100%税金によって整備されており、耐久性の高いコンクリートを使用するので長い間修理をしなくて済み、修理費もかからない。 ではないでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 お金の使い方に、メリハリがあって、見習うべき 点です。 必要な所には、良いものを使い、コストは競争して 下げる。税金から出すという事に、日本も変える事は できないのでしょうか。
お礼
ありがとうございました。 道路建設の分野も、トヨタなどの製造管理の手法を 学び、品質向上、コスト削減を図ってもらいたいです。