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空母、潜水艦以外の原子力艦船は何故無いのですか?

空母、潜水艦以外では原子力を動力とする艦船はありません。 (昔はアメリカのロングビーチとかありました。) 何故ですか。

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  • Sasakik
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回答No.5

アメリカも、CVNX 、CVN-21(後のジェラルド・R・フォード級)の動力源として通常動力も検討したことがあるくらい、原子力動力の「運用効率が悪い」「維持費がかかりすぎる」ことが問題か と。 「原子力は半永久的」と思っている方が少なくないようだけど、現実には、定期的メンテナンスが必要。 原子力艦船のメンテナンスには半年~3年の期間と莫大な経費がかかる。 概ね、2年に1回、半年程度かかる整備が必要で、5~7年で原子炉本体のメンテナンスを含めた重整備があるから10年間運用すれば3年はドックに入っていることになる(米海軍も空母12隻を保有しているけど、任務にあるのは半分程度。残りは整備中で、短時間でドックを離れることが出来るのが4隻くらい、残りは戦列復帰まで1年以上かかる)。 更に、10年から20年運用すれば、原子炉交換のため数年のオーダーで戦列を離れることになる。 原子力空母のトータルのライフサイクルコストで220億ドル(通常動力艦140億ドル)かかるとの計算もある。 空母や潜水艦のように、コストよりも性能要求が優先するのであれば原子力を積極的に採用する理由も成り立つけど・・・前時代的な「大艦巨砲主義」なんて思想がミサイルの発達で通用しなくなった現代においては水上戦闘艦は1万トン以下が殆どで、原子力機関を搭載するメリットは無いというのが世界中の海軍の判断ということ。 あと >空母、潜水艦以外では原子力を動力とする艦船はありません。 いや、ロシアでは「砕氷船」という分野で原子力船を持っている。 国家の安全保障上、広大な「氷に閉ざされる海」の維持・監視を重要視するロシアの砕氷船には、「コンパクトで重量級かつ大出力」という原子力が理想的な動力源の1つらしい。

mandegansu
質問者

お礼

回答有難うございます。 >概ね、2年に1回、半年程度かかる整備が必要で、5~7年で原子炉本体のメンテナンスを含めた重整備があるから10年間運用すれば3年はドックに入っていることになる(米海軍も空母12隻を保有しているけど、任務にあるのは半分程度。残りは整備中で、短時間でドックを離れることが出来るのが4隻くらい、残りは戦列復帰まで1年以上かかる)。 途方もないメンテが必要なのですね。

その他の回答 (4)

  • santana-3
  • ベストアンサー率27% (3891/13901)
回答No.4

簡単に言えば貨物船や客船は、空母や潜水艦程の無給油・無寄港性や隠密性が必要ないからです。

mandegansu
質問者

お礼

回答有難うございます。

  • kusirosi
  • ベストアンサー率32% (2838/8859)
回答No.3

原子力空母、原子力潜水艦、原子力巡洋艦(モスホール保管)、原子力実験船「むつ」(原子炉撤去(>_<) そして原子力貨客船! そんなもの現在運行してるのは、もちろんロシア(旧ソ連)です。 北極海航路および極地の主要河川の砕氷による航路維持、艦船の救援に原子力砕氷船を用いている。 ・レーニン(Ленин)とは、ソビエト連邦(現在のロシア)が1957年に進水させた世界初の原子力推進砕氷船(原子力船)である。1989年に退役するまで北極海航路確保に活躍した。なお艦名はソ連の指導者ウラジーミル・レーニンに因んだものであった。 砕氷艦は強力な推進力と長大な航続性能を要求されるが、ほぼ無限の航続力のある原子力船は適任であった。レーニンでは原子炉で蒸気を発生させ、その蒸気で発電し電気モーターでスクリューを回転させ推進する方式を採用していた。またヘリコプター1機も搭載されていた。その後もソ連では多数の原子力砕氷艦を建造しており、現在も何隻かが現役である。 ーニンは1959年から就役していたが、1965年2月には原子炉の冷却水が失われる原子炉事故が発生した。この事故は炉心溶解寸前の深刻な事態であり乗組員が多数犠牲になるなどの大きなダメージを受けた。 事故を引き起こした原子炉は1967年に北極海のノヴァヤゼムリャ付近の海域に投棄処分した。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3_(%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%A0%95%E6%B0%B7%E8%89%A6) 1957年には44,000PSの原子力砕氷船「レーニン」も建造された。これが、世界最初の原子力砕氷船となった。75,000PSの「アールクチカ」級(約23,000t)は量産型の原子力砕氷船で、「アールクチカ」、「シビーリ」、「ロシア」、「ソビエト連邦」、「ヤマール」、「戦勝50周年」の 6 隻が建造され、北極海航路へ就航した。そのうち、2011年現在 4 隻が稼動状態にある。このほかにいくつかの原子力砕氷船が稼動状態にあり、ロシア北方の航路を支えている。 10520型原子力砕氷艦(6隻中4隻が現役、1隻が修復中) セヴモルプーチ   油田掘削船 10580型原子力砕氷艦(河川用、2隻) ある程度大きくて、建造費かけても、引きあう船でないとつくれないということで。

mandegansu
質問者

お礼

回答有難うございます。

noname#152554
noname#152554
回答No.2

http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E3%82%80%E3%81%A4_(%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E8%88%B9)/?from=websearch ↑ その昔は、あったでしょう。 URLを御覧の通り、「放射能漏れ」などを始め、人や物を運ぶ艦船としては「危険過ぎる」のです。 空母や潜水艦などの「軍艦」で有れば、放射能の危険を度外視しても、メリットが有るワケです。

mandegansu
質問者

お礼

回答有難うございます。

noname#137229
noname#137229
回答No.1

割に合わない・・からです。 原子炉が船の大きさの割には大きすぎる・・と言う事です。 潜水艦の場合はその欠点を推して余りある特徴がありますね。 それは長期間無浮上が可能・・と言う事です。

mandegansu
質問者

お礼

回答有難うございます。