平泉と小笠原諸島の事だと思うけど、まだどうなるか分かりません。世界遺産登録の議題に上がって審議されることにはなっていますが。
小笠原諸島の基幹産業は元々、公務員と観光業・飲食業です。だけど交通の便は必ずしも良くない。東京港竹芝桟橋との間の航路だけですから所要時間: 25時間30分もかかるのです。せめて高速旅客船でも就航してくれればとの島民の悲願もある。
これが世界遺産に登録されればどうなるか。
日本のみならず世界中の観光客の注目を集めることになります。世界には金と時間を持て余して、世界遺産めぐりを趣味にしている有閑階級はいくらでもいるのです。それが世界遺産に登録されれば、何も宣伝しなくても一躍、関心を呼ぶことは間違いない。ひょっとすると小笠原フィーバーが巻き起こるかもしれません。
ただ、前述のように交通の便ひとつとってもまだ受入準備ができているとも思えない。とはいえ、引き合いがあれば新たな定期航路あるいは定期空路が開発されることになるかも知れません。
今日の審議結果だけでなく、今後そういうことも含めた進展も注目していきたいです。福島原発事故の暗雲に覆われた今の日本にとって貴重な明るい話題であることは間違いありません。
お礼
>観光客増加による経済効果。 よく考えればそうですね。 >しかしながらその反面環境破壊などの問題も指摘され~ 私もこのデメリットの方が大きいのではないかなと思うのです。 もっと違う方法で観光客を呼ぶ方法があるのではないでしょうか? 私とほぼ同意見だったので安心しました。 有難うございました。