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コーラブル債にしくみについて
EBと違って、時価より2~3割安い払込ですみ、年利も4%位と高い・・・ どうすればこんな商品を設定出来るのでしょうか? 例えば、時価500円の株が、3年後に350円以下にならない限り、元本+利息でかえってくるなんて・・・(半年毎に償還の可能性有りだが) これって、350円のプットを誰かが買ってくれるってことじゃないですか? そんなばかな! どなたか、本当の仕組みを知っている方いませんか。
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私も専門家ではないので、正確なことは言えませんが。 ご質問からすると、債券購入者がプット売りになるようですので、債券の発行体サイドはプット買いになります。発行体の裏にプット買いをする他の投資家がいれば発行体はサヤ抜きするだけですが、ご質問のとおりそのようなプット買いの投資家はいないでしょう。 恐らく発行体(もしくは発行体の裏にいるデリバティブ業者)がオプションの対象となる現物株を使ってデルタヘッジをしているのではないかと思われます。 デルタヘッジとは、プット買いを受けた業者が現物株を買い付けて、株価上昇のリスクをヘッジする取引です。保有する現物株の株数は、オプションの行使価格と株価の乖離、株価のボラティリティなどから絶えず変化します。 ご質問の債券にはコールが付いているようですので、そんなに単純ではないと思いますが、現物株でヘッジするのは共通していると思います。 詳細が分からないので何とも言えませんが、3年間という期間を考えると、2~3割くらいのディスカウントであれば、私の個人的にはあまり魅力を感じないというのが直感です。
お礼
御回答頂き、ありがとうございます。 それにしても、本当に相手方のメリットが理解できないんです! デルタヘッジにしても、この条件ではデルタは限りなく0に近いと思うんですけど・・・ ほんと、不思議な商品ですね~