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再生樹脂(プラスチック)の使用について
国内の玩具業界が製造する製品の殆どがプラスチック等から作られていますが、どうして、再生樹脂を使用した製品は業界内に一部(プラモデル等)しか存在しないのですか?世界的に環境意識が高まる中、最近は国内でも強度や安全性の確保に加え、安価な再生ペレットも供給されています。どうしてなんでしょうか?どなたかご存じの方、教えて下さい。
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プラモデルは、製造時に規格外の物やくずの樹脂がでますが、メーカーで比較的簡単に樹脂毎に分別回収できるので、再生もしやすく、樹脂の品質も安定しています。 また、乳幼児向けのおもちゃは、製造基準や添加物の使用基準、有毒有害物質が含まれていないかなど食品衛生法に規定されているので、管理が楽なバージン樹脂を使いますが、プラモデルは比較的年齢層が高いのでそのような規制が少ないです。 これらため、再生樹脂を使用しても問題が起きにくいからだと思います。 ただし、複数色の樹脂を溶かした材料を使うために、黒色にしてしまうようです。
お礼
早速のご回答、誠に有難うございます。再質問で恐縮ですが、バージン樹脂とは再生樹脂ではない通常のプラスチック原料を指していらっしゃいますか?私は乳幼児(0~6歳の未就学児童)関係の仕事をしている者ですが、出来れば、安価な再生樹脂を乳幼児向けおもちゃ(ダンプカー・消防車・キッチンセット・積み木等)に安全使用することで、玩具の世界でもリサイクルのシステムが構築出来ればと考えており、これが可能なことかどうかが質問のメイン主旨です。すみません。もし、ご存じであれば、教えて下さいませんか。(食品衛生法で定める40%以上を意識しつつ、再生樹脂の適正な混入率をイメージしています。)