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恩田陸の小説
こんにちは。高校生です。 少し前、恩田陸さんの「ネバーランド」を読んで、とても面白いと思いました。 他にも恩田陸さんの小説を読みたいと思っているのですが、オススメは何の本でしょうか? できれば恋愛要素は入っていない方がいいです。 (一番気になっているのは、「ドミノ」なのですが…。) また、他にもオススメの本があったら教えて下さい。 宜しくお願いします。
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「ドミノ」、面白いですよ。 偶然取り違えられた紙袋から ドミノ倒しのように事件が起きて行きます! 登場人物が結構多いですがすぐ慣れますよ。 「ネバーランド」に比べてスピード感のある小説です。 「ネバーランド」と同じ学園ものなら 「麦の海に沈む果実」「蛇行する川のほとり」。 「麦の~」は全寮制学校、いわくつきの転校生と ドキドキする要素が詰まった学園ものです。 恋愛要素もほぼありません。 「蛇行する~」は恋愛要素がありますが、 憧れの同性の先輩2人と演劇の舞台背景の絵を 仕上げるために合宿をしようという素敵な話。 私は一番この小説が好きです。 恋愛要素はかなりあっさりめですよ。 あと、「Q&A」も「ドミノ」に近いかも。 「ドミノ」が好きだったら次に読むにはおすすめです。 ファンタジーとミステリが混ざったものだと「ネクロポリス」。 ある期間だけ幽霊が見える不思議な島の話です。 推理要素が強いものなら「ユージニア」。 ある都市で起こった大量毒殺事件を後日、 様々な人の証言から紐解いていく小説。 堅苦しくなくて、自分もそこにいるようにドキドキしますよ。 冒険ものなら「ロミオとロミオは永遠に」「上と外」。 「ロミオ~」は近未来のエリート学校が舞台で、 命がけの試験や、学園の秘密などSFっぽさも満載。 「上と外」はある兄妹が南米のジャングルに 誤って迷いこんでしまう冒険もの。 これらはちょっと異色の恩田陸です。 それと、私は個人的に恩田さんの短編も大好きです。 「象と耳鳴り」「いのちのパレード」など。 特に「象と耳鳴り」はとても面白いです。 恩田さんは学園ものからホラー、SF、ミステリと 本当に幅広く書く方なので、 短編集で好きなジャンルを探してもいいかもしれません(^^) 私も高校から大学にかけて恩田さんに相当ハマりました。 お気に入りの一冊ができるといいですね~
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初めまして、55歳のハゲ親父です。ニックネームは「ランディ曹操」と言います。 「夜のピクニック」などは、いかかでしょう。 映画にもなっているので、ご存知かもしれませんが、紹介させていただきました。 以下、紹介文のコピーです。 夜を徹して八十キロを歩き通すという、高校生活最後の一大イベント「歩行祭」。 生徒たちは、親しい友人とよもやま話をしたり、想い人への気持ちを打ち明け合ったりして一夜を過ごす。 そんななか、貴子は一つの賭けを胸に秘めていた。三年間わだかまった想いを清算するために―。 今まで誰にも話したことのない、とある秘密。折しも、行事の直前にはアメリカへ転校したかつてのクラスメイトから、奇妙な葉書が舞い込んでいた。 去来する思い出、予期せぬ闖入者、積み重なる疲労。気ばかり焦り、何もできないままゴールは迫る―。
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「夜のピクニック」、映画で観たことがあります。 たしかに映画は、恩田陸さんらしい雰囲気だったな…と思います。 映画も面白かったので、原作も読んでみますね。 ご回答ありがとうございました。
- yu__ka
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好き嫌いは分かれるかもしれませんが私は断然、「光の帝国 常野物語」です。 短編集なので読みやすく、しかもその短編が、少しづつつながっています。 ブックオフなどでも安く売っているので私は3冊(普段用、お風呂用、バッグの中にいれて時間待ちのとき用)持っています。 内容(「BOOK」データベースより) 膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への思向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。
お礼
三冊持っていらっしゃるのは凄いですね。 ファンタジーはあまり読んだことないので、この機会にチェックしてみようと思います。 ご回答ありがとうございました。
私が1番好きなのは『木曜組曲』です。でも学園モノではないです。 『黄昏の百合の骨』は学園要素があるかなぁ? さらっとして読みやすいので、ぜひ他の作品も読んでくださいね!
お礼
読みやすい小説、良いですよね。 学園モノ以外にも興味があるので、どちらもチェックしてみますね。 ご回答有難うございました。
- j2ee
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恩田陸さんの作品は、恋愛要素はもともと入っていたとしても、どれも薄いです。 学園モノの雰囲気が気に入られたのであれば、No.1の方がおすすめされている「六番目の小夜子」の他、「麦の海に沈む果実」がおすすめです。 もうちょいさわやかであれば「夜のピクニック」 「ドミノ」はかなり抱腹絶倒なコメディです。コメディ系であれば、「ロミオとロミオは永遠に」は学園SFコメディ。
お礼
恋愛要素は薄いのですね。安心しました。 学園系が好きなので、是非読んでみようと思います。 コメディ系も気になるので、チェックしてみますね。 ご回答有難うございました。
- KEIS050162
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あまりたくさんは読んでいないですが、 六番目の小夜子はお勧めですね。 サイコ、ホラー、ミステリー、ファンタジー、学園物、色々な要素が微妙に絡みあってとても不思議な感じがするお話ですね。 是非、お試しください。
お礼
六番目の小夜子、以前気になっていました。 是非読んでみますね。 ご回答ありがとうございました。
お礼
とてもご丁寧な説明ありがとうございます。 恩田陸さんは、本当に幅広いジャンルで書いているのですね。 今のところ、人生でのお気に入りの一冊が「ネバーランド」なので、 それと同じぐらい、若しくはそれを超える本に出会えればいいなと思います♪ ご回答ありがとうございました。