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ピストンの圧縮抜けについて。
ピストンのどの部分に傷がつけば圧縮が抜けるんでしょうか? 圧縮抜けがあった車両からピストンを取りましたが、ピストンの頭に深い傷がいくつかあるんですがそれだけで圧縮抜けの原因になりますか?どのくらいの傷だと問題ありますか? シリンダー内には目で見てわかるくらいの傷はありません。 他にクランクシャフトなど腰下に原因があるんでしょうか? 4発エンジンで1ヵ所のみの圧縮漏れです。
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ピストンにリングが3個付いていると思うのですが、上2つのリングで圧縮を行っています。 下のリングはオイルリングと言ってシリンダー側面にオイルを吹き付けるだけの役目です。 ちょっと確認ですが上二つのリングを両方から(リングの切れ目、左右90度)押さえてやって弾力はありますか? もしあるのであればリングに問題はないと思います。 またシリンダー側面に傷が確認されてないので、圧縮リングはOKと判断します。 (走行距離とか書かれていないので、勝手に判断しました。) 残るのは#1さんが言われているように、吸引、排出時にピストンがバルブにあたり、バルブが損傷した可能性があります。 目に見えないくらいの隙間でさえも圧縮漏れは起こります。 バルブ側に傷があるか確認をしてください。 このエンジンは何度もレッドゾーンに突っ込んだりしませんでしたか? もしそうならタイミングミスでピストンがバルブに干渉したものと思います。 クランクシャフトが悪くて1ヵ所のみの圧縮漏れを起こすことは考えずらいです。 またピストンの頭についた傷は圧縮に影響を及ぼしません。
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ピストンヘッドに傷があるのは、ピストンがシリンダーを圧縮すべき時に、 つまり、上死点近くでバルブが開いているから圧縮抜けになるのです。 ◇ヘッドに傷をつけているバルブが一番怪しいと思います。 最新の機種は、分かりませんが、スプリングが折れているとか、 焼き付きで、戻りが遅くなっていることが考えられます。 ヘッドを開けたときは閉まっているが、連続してバルブヘッドが押されると 開き続けて戻らない。と考えます。 ◇ヘッドガスケットが剥離して隙間ができて、そこから圧縮が抜けて、なかなか 気がつかなかったことが有りました。(失笑) オートバイのエンジンはかなり、高速回転で戦闘機の倍くらい 当たり前で、7千回転/分は軽く回りますね。過酷です。 半世紀程前のホンダのレーシングカブは一万回転以上も平気でした。 3500~4000回転位に押さえておけば長寿になります。
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なるほど。ありがとうございます。自分じゃ考えられないくらい明確な解答ありがとうございます。一応ガスケット類の確認などしましたけど問題なさそうでした。 とても参考になりました。ありがとうございました。あと、是非よかったら他の私の質問にも目を通してもらえませんか?今のことを詳しく書いてます。よろしくお願いします。
- 77m
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一番圧縮漏れしやすいのはバルブからです ピストンの頭に深い傷がいくつかあるようなので 考えられるのはピストンヘッドとバルブが干渉しているのでは? カムシャフトとバルブ周りを疑った方がいいと思います
お礼
ありがとうございます。バルブの外し方とかわかりませんが、今日早速バルブ回りを見てみます。とても参考になりました。 ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。こっち目線でとてもわかりやすい説明ありがとうございます。 カワサキの30年近く古い車種でZ400FXというバイクなんですが、古すぎるため走行距離や前オナーがどのような運転や回しかたをされてたかわかりません。自分はまだ買って半年くらいでなぜか壊れて困ってます。解答ありがとうございました。今日今言われた点など調べてみます。