木枠の網戸の正式な張り方
木枠の網戸を釘留めで張る際に、私は自己流で以下の様な方法で行ってますが、建具屋さん等が行っている正式な張り方は、どの様な方法なのか御教え願います。
〔自己流の方法〕
(1)木枠の片面の内側には、桟(横断面が三角形となっている、網を固定するための、細い棒状の木材)を打ち付けるための切欠きかありますが、その切欠き部の外側の縁よりも少し大きめになる様に網を切り取る
(2)予め桟に釘を打っておく
(3)網の縁が二重か三重に重なる様に、網の縁を折りたたむ。(網の縁の繊維が抜ける事により、網の固定が外れる事を防止するため)
この時、折りたたんだ際に重なっている部分の幅は、桟の直角となっている角を挟む2辺の幅を合計した長さよりも、狭い幅になる様に折りたたむ。(網が重なっている部分が桟の下からはみ出て、見栄えが悪くなるのを防ぐため)
この時、折りたたんだ後の網のサイズは、木枠の切欠き部の外幅に、桟の厚み方向の一辺の幅の倍の長さを加えた長さよりも、数mm程度(網目の2、3目程度)短くなる様に折る。(幅が短い網を引伸ばしながら固定する事で、網にテンション(張力)が加わる様にし、固定後の網が波打たない様にするため)
(4)桟に打ってある釘の先を、網の折りたたんだ部分に差し込みむ。
(5)網に差込んだ釘を木枠に打ちつけて、1本目の桟(と網の一端)を木枠に固定する。
(6)1本目の桟の隣に来る桟に対して、(4)、(5)と同様の作業を行い、木枠に固定する。
(7)(断面が三角形の桟の場合)1本目や2本目の反対側(対辺側)の桟を固定する際には、網に釘を差し込む位置が、木枠に釘を打ち込む予定の位置よりも、数mm程度(網目の2、3目程度)内側になる様に差し込んで、釘を斜めに打ち込む事で、網に張力が加わる様にする。
自己流のやり方の説明は以上です。
数mm程度短めにした網を、斜めに打ち込んた釘で固定して、網にテンション(張力)が加わる様にする事で、固定後に網が波打たない様にする所がミソです。
尚、インターネットで調べた処、素人が網張を行う場合には、タッカーと呼ばれるステープラーの様な道具を使って、網を仮留めする事が推奨されている様ですが、その方法では網をピンと張るために十分なだけのテンション(張力)を加える事は難しいと思うのですが、どの様にして、網を波打たせずに張るのでしょうか?
勿論、自己流の方法でも、網を波打たせる事なく、見栄え良く張る事は出来るのですが、人にやり方を教える時等のために、なるべく正しいやり方を知識として知っておきたいと考えております。
特に知りたいのは、網を波打たせる事なくピンと張るための方法で、私の自己流のやり方が正しいのか否か、そしてもし、正しくない場合には、どの様なやり方が正しいのかを、御教え頂ければ幸いです。
お礼
レスありがとうございます。 ずばり探していた物です。 しかし怖そうな名前ですね。 ありがとうございました。