• ベストアンサー

放射線検出器について

初歩的な質問ですみません。最近放射線の測定器の勉強を始めた者です。 マルチチャンネルアナライザを用いて放射線の測定をするとエネルギーの低い状態から高い状態へ向かって右肩下がりのようなグラフになりますよね。あれはどうしてなのでしょうか。また、ピーク値が出たら放射性物質が検出されるって言われたのですが、ピーク値がなくても検出されてるような気がするのですが、どうなんでしょうか。わかりにくい質問で申し訳ありませんがよろしくお願いします。 あと、縦軸が具体的になんなのかよくわかりません。横軸はエネルギーですよね? そのこともできればよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • keithin
  • ベストアンサー率66% (5278/7941)
回答No.1

>ピーク値がなくても検出されてるような気がするのですが、どうなんでしょうか。 目の前に特定の放射線源がなくても,自然界にはふつーに放射線が飛び交っていて,バックグランドとして計数されます。 まぁ福島から飛んできた線源が放出している分もあるでしょうし,宇宙から降ってくるのとか,あなたの今いる建物とかからもよく出てます。 >右肩下がりのようなグラフになりますよね。あれはどうしてなのでしょうか それらの放射線は,様々な線源からそれぞれの強さで放出された後,あとは散乱やら吸収やらで弱っていく(エネルギーが低くなっていく)しかありませんので,必然的にエネルギーの高いモノは少なく,低いのが多く(厚く)なっていきます。 目の前に線源が置いてあれば,そういう右下がりのバックグランドの中からその線源が出すエネルギーの放射線のカウントがぴこんと立って,それと判ります。 >縦軸 単位は計測器によりますがたとえばカウント,つまり放射線が一秒当たり全部で100個入ってきて,そのうち高いエネルギーのが1個,中くらいのが20個,低いのが80個ほどだったという具合です。

namihey1988
質問者

お礼

ありがとうございます!凄くよくわかりました。 エネルギーの低い放射線の多くはもともとエネルギーの高い放射線だったということですね! コンプトン散乱というのを習ったのを思い出しました。 カウントの定義も教えて頂きありがとうございました!

すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A